債券・投信・中古1Rとの違い

ここでは、「株式」の比較対象として、債券分配型投信中古1Rマンションを並べて見てみましょう。

補足説明:比較対象の投資商品について

安定したインカムが狙えて」「購入後手間がかからない」投資商品を比較対象としています。

債券:あらかじめ利率及び満期日が定められている有価証券。債券を保有していると定期的に利息を受け取ることができ、満期日には償還金が得られます。債券の購入者は「債券の発行者にお金を貸している」と考えることができます。

分配型投信:投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品(一般社団法人投資信託協会より)」。投資信託は「運用のプロによる手作りの有価証券」と考えることができます。投資信託の中には、運用成績の成果を毎月「分配金」として投資家に還元するものがあります。

中古1R:マンションの1室の大家となり、それを居住者に貸し出すことで家賃収入を得る商品。一棟モノのアパートやマンションとは異なり、サラリーマン向けの不動産投資とされています。

 

では、その違いを見ていきましょう。先に、結論を一覧表として置いておきます。気になるところだけ、以下の文章で確認してください。

 株式債券分配型投信中古1R
元本変動中(一般的に下落していく)
満期日あり建物寿命到来日
満期時額面償還要建替え又は持分売却
インカム配当利息分配金家賃
インカム変動あり基本定額ありあり(一般的に下落していく)
取引コスト大(仲介手数料等)
維持費信託報酬修繕費、固定資産税等
成長可能性ありあり土地持分の値上がり(建物は一般的に減価)

各項目の比較

元本変動

どの投資商品にも元本変動があり、常に元本割れのリスクがあります。大きな違いは「値動きの幅」です。一般に、株式の値動きは大きく、債券の値動きは小さいです。分配型投信は、株式や債券を組み合わせているため、その中間くらいの値動きとなります。

中古1Rマンションには「耐久消費財」という特徴がありますので、一般的には価格は下落傾向です。立地が良い場合には、地価上昇のメリットを受けることができます。

満期日

株式分配型投信に満期日はありません。

債券には満期日があります。

中古1Rマンションは、建物の寿命が来た時が満期日と考えてよいでしょう。

満期時

債券の場合、満期日が到来すると額面金額を償還金として受け取ることができます。もちろん、その後は手元か債券がなくなりますので、利息を受け取ることはできなくなります。

中古1Rは、自分の土地持分を他の投資家に売却するか、建替えに必要な資金を再出資するか、選択を迫られることになります。

インカム

株式からは配当金、債券からは利息、分配型投信からは分配金、中古1Rマンションからは家賃を得ることができます。

インカム変動

利息は、基本的に定額です(利率が変動する債券もあります)。残りの3つのインカムは変動します。

配当については企業の業績に、分配金については投信の運用成績に、家賃については空室率や家賃水準の影響を受けてその金額が決定されます。

取引コスト(売買コスト)

口座開設費等が無料のネット証券を使うことを前提とすると、株式債券投信の取引コストは売買手数料のみです。

中古1Rマンションについては、仲介手数料、印紙代、不動産取得税、消費税、ローンの取り扱い手数料など、様々なコストがかかります。

維持費

株式債券については、特に維持費はかかりません。分配型投信については、プロの運用専門家に対する信託報酬(運用手数料)の負担が必要です。分配型投信の信託報酬は、分配金のない投信と比較して高額(高率)になるという特徴があります。

中古1Rマンションについては、建物の修繕費や固定資産税、業者に対する管理手数料等の負担が必要となります。

成長可能性

株式については、企業の成長に伴いその価値が成長する可能性があります。

債券は、需給関係に伴う価格変動はありますが、債券自体が成長するとは言えません。

分配型投信については、組み込まれている株式次第では、成長する可能性があると言えます。

中古1Rマンションについては、「耐久消費材」としての宿命から、基本的には減価していく一方です。しかし、立地次第では再開発等によりその「土地」の付加価値が上昇し、結果的に成長を享受できる可能性があります。また、オーナーのセンス・資金力次第では、適切なリフォームやリノベーションが行われ、その価値を一気に高められる可能性も秘めています。

まとめ

株式、債券、分配型投信、中古1Rマンションは、それぞれ「安定したインカムが狙えて」「購入後手間がかからない」投資商品です。そのなかでも、こびと株.comは株式のメリットが大きいと考えています。

債券のデメリットは、利息が少ないことです。例えば、日本の20年国債の利回りは、0.4%ほどしかありません(2016年10月現在)。この水準では、「持たざる者」である庶民はいつまで経っても十分なインカムゲインが得られるようにはなりません。

分配型投信のデメリットは、高額な信託報酬と高い元本割れリスクです。100万円の分配型投信を購入して毎月1万円の分配金を受け取れていると思っていたら、分配金を貰った分だけ元本も割れ続けていた、という状況に陥りがちな商品です。いわゆるタコ足分配状態です。

中古1Rマンションのデメリットは、高額な取引コスト・維持費、そして日本が未曾有の人口減少に見舞われることに伴う長期的な家賃下落懸念です(もちろん、これらのデメリットをうまく乗り越えながらうまく大家業をされている方がいるのは承知しています)。

このようななかで、

事業規模の維持・拡大、経済状況の変化に伴う事業戦略の変更などを、プロの経営陣が自発的に行ってくれる「株式」には、大きなメリットがあると考えています。

安定した配当を得ながら、成長可能性についても夢が持てる。

株式投資で、夢への一歩を踏み出しましょう!

>最後に、口座開設の方法とおすすめ証券会社について見ていきましょう。

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