”普通”な私たちが選んだ、株式投資によるインカムゲインの拡大戦略

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こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

少し前に、このような記事を書きました。

サラリーマンを辞めるということは低リスクの”優良セグメント”を手放すということ

2017.07.08

要約しますと、

  1. サラリーマンは優良セグメントなので
  2. サラリーマンを辞めることなく継続
  3. 配当収入不動産収入ブログ収入をせこせこ育てましょう

※配当・不動産などは+αなので、過度なリスクテイクはしない

それに関して、Twitter上でこのようなコメントを頂きました。

この指摘は直球ド真ん中、まさにその通りです。

この「余りに普通の人すぎる」というところがポイントです。

 

なぜ、早期リタイアや大稼ぎを目指さないのか?

2つの理由があります。

  1. そもそもそういう願望がない(後天的に、「働くものだ」と刷り込まれている…?)
  2. そういう願望があったとしても、自分にはできない(不可能)と思っている

この記事では、②の方に焦点を合わせたいと思います。「自分にはできない」という部分です。

 

早期リタイアをできないと思う理由

(リアル・ネットを問わず、早期リタイアされた方々を思い浮かべながら)あのレベルで経済的・精神的な自立を達成できる気がしないからです。

語弊を恐れず安易な表現を使うと、早期リタイアは普通の生き方ではありません。社会的な仕組みは、大多数の人に適合するように設計されているため、普通ではない生き方を貫くためにはそれ相応のマインドセットが必要です。

早期リタイアしている人は、「個」が圧倒的に強く、自己責任の意識も強いため、簡単に他人に流されるなんてことが少ないように見受けられますが、他者と身を寄せ合いながら生きているサラリーマンと、経済的にも精神的にも自立している早期リタイア者では立場が全く違います。

  • 仕事量が多すぎて残業が終わらないのは無能な上司のせい
  • 自分が評価されないのは理不尽な評価制度のせい
  • 自分の能力を生かせないのは何も分かっていない人事部が決めた人員配置のせい

一般に、サラリーマンは悪い意味で「反応的」です。決して主体的とは言えません。自分じゃない何かを理由にして、現状に不平不満を言いがちです。逆に、環境が良ければそれでハッピーです。

つまり、単に周りに影響されやすいのです。

周囲の目を気にして空気を読みすぎるので、「自分だけ残業しないで帰る」とかそういう程度の選択すらあまりできません。自分がどうしたいか、どうありたいかというよりは、周りの環境がどうかが問題です。焦点がなかなか「自分」に合いません

 

しかし、そういう環境のなかで、いったん「うまいこと周りの環境に適当に合わせる術」を身につけてしまうと、寄合いの中から自立する意義を見出しづらくなってしまうんですよね。この状況、気楽でいいじゃないかと。シャープレシオ(リスク・リターンのバランス)はそこまで悪くないぞと。

私のような平凡な性格の人間は、「個」に焦点を合わせた生き方は難しいです。やりたいことはやりつつ、ありたいようにありつつ、時には妥協して誤魔化しながら世の中と付き合っていくのが無難なのだと、今までの経験から判断しています。

 

大きく稼ぐことができないと思う理由

これはもう、自分の能力(知能・体力)にそこまで自信がないからという一点に尽きます。

金融資本主義の社会においては、大きく稼げた人がこのゲームの勝者という点は間違いないところだと思います。この、勝つための要素が自分に備わっている気がしないのです。世の中の時流を見極める目もそうですし、リスクテイクの度胸もそうです。

勝利に必要なパラメータのうち、欠けている部分ばかりが目につきます。

結局、冒頭にあったように、「自分はあまりにも普通」なのです。

 

あまりにも普通。

 

聞いたところによると、「1億総中流」という時代があったそうですね。

  • それなりの大学に入って
  • それなりの会社に入って
  • それなりの家庭を築いて
  • それなりの老後を過ごす

もし私がこのモデルに乗れたのなら、私は「まぁそれでいいや」と思うタイプです。もう少し昔を生きていたのなら、収入分散がしたい!配当・不動産・ブログ収入が欲しい!なんて言っていなかったと思います。

残念!ちょっと生まれるのが遅かった!

どうやら、今私が生きている時代は少し地合いが悪いようで、それなりの大学に入ってそれなりの会社に入ったところで決して満足できる水準にはならなそうです。テクノロジーの発達により生活は便利になっているはずなのに、なぜか不安の種は尽きません。

今までの「普通の人なりの勝ちパターン」が崩れた今、+アルファを模索していかなければどうしようもないだろうという「あがき」が収入の分散なのです。普通の人の生存戦略の見直しです。

だから、配当にせよ、不動産にせよ、ブログにせよ、各ジャンルでの圧倒的勝利は望んでいませんし、できるとも思っていません。一定のリスクコントロールのもと、それぞれの収入をかき集めて何とか形にしようという試みです。

※ちなみに、40歳時点で「給与以外のキャッシュフローを月額20万円」というのは、シミュレーション上は非常に現実的で、十分に達成可能だと考えています。あれぇ…?急に自信家になった…

 

キャピタルゲインを狙わずにインカムゲイン拡大戦略を採用した理由

さて、私たちこびと株.comメンバーが「キャピタルゲインを狙わない理由」も自分たちが「普通」であることに由来しています。

キャピタルゲインを狙わない理由

キャピタルゲインというのは、購入時の株価と売却時の株価の差額です。登場人物は2人です。買い手と売り手です。

自分が取引する相手は、

  • 素人の個人投資家かもしれませんし、
  • 億り人の個人投資家かもしれませんし、
  • 国内の機関投資家かもしれませんし、
  • 海外の投資家かもしれません

株式市場は、資金力も経験も全く異なる大勢のプレイヤーがしのぎを削る真剣勝負の世界です。

私たちは、この真剣勝負の世界で、相対した投資家達に安定して勝利をおさめられると思っていないのです。

彼らよりも的確に需給を読み、タイミングを計り、適切なトレードを行える自信がありません。収益の源泉が株価にある以上、生き残り続けたければ市場で勝つしかありませんが、勝てるイメージが持てないのです。

もしかしたら、ラッキーパンチで戦果をあげることもあるかもしれませんが、喜んだのも束の間、敵軍のエースに切り伏せられるのが関の山です。

ネットによる取引環境が整備されればされるほどバーチャルな感覚に支配されるようになっていきますが、目に見えないだけで取引実態は1つです。一体、自分が手にしたお金は誰から得たお金なのか?ここを把握せずに、安定した勝利をおさめることは難しいと思います。

※そういう意味では、株価指数連動型のインデックス投資は私たちに向いている投資手法です。人類の経済成長全体に賭けるわけですから、それはある特定のプレーヤーと戦っているというよりは、歴史との戦いです。そして、人類はこの戦いに(波はありますが)勝利し続けてきていますからね。

あとは、この投資手法がキャッシュフローのデザインにどう役立つかだけが問題となりますが、インデックス投資は毎年のキャッシュフローを改善するという目的には適合しないため、採用するに至りませんでした。

 

インカムゲインを狙う理由

株式投資におけるインカムゲインは配当金です。先ほどとは異なり、登場人物は3人です。自分と、企業と、顧客です。

企業は、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を活用してビジネスを運営し、顧客から収益を得ています。ここで重要なのは、キャピタルゲインを狙う場合と異なり、戦場に立っているのは自分ではなく企業だということです。

この市場で商売を行うのは、自分ではなく企業です。企業は自分のように経営資源の乏しいか弱い存在ではなく、ヒト1人よりははるかに屈強な存在です。さらに、株式投資の場合は「既に勝っている」企業を選ぶこともできますから、そういう意味では市場に対して確度の高い勝負を挑むことができます。

インカムゲインを狙う投資というのは、自分の代わりに戦場で戦ってくれる「強い傭兵団」を雇って戦果を待つ投資方法と言えると思います。その傭兵団は、戦うための十分な人数を擁するだけではなく、勝利に必要な資金・備品・情報といったリソースを十分に備えています。

自分の能力に自信がない私たちにとっては、自分で戦うよりもはるかに安心できる、確度の高い戦術なのです。

市場平均を下回る利益率(購入時配当利回り3.75%)で満足できるのは、そのキャッシュフローの確度が相対的に高いからに他なりません。私たちにとって、配当金投資はインデックス投資より(本来的な意味で)リスクが低いのです。なぜなら、含み損益を実現させないという前提があるからです。

狙った通りのキャッシュフローを描けているかどうかの答え合わせは、そう遠くないうちにできるのではないでしょうか。

 

まとめ

わたし達こびと株.comメンバーは、

  1. 早期リタイアすること
  2. 大きく稼ぐこと

は目指していません。

なぜなら、そういう願望がないし(適性がない)、そうするための能力・自信もないからです。

普通の人が、普通に豊かに暮らすための生存戦略として「収入の分散」を目指していますが、そのポリシーは株式投資においても一貫しています。

自分自身が真剣勝負の世界で勝ち残る自信がなければ、より大きな存在を代理で立てて働き続けてもらうのが理に適っています。配当金投資でインカムゲインを目指すのは、そういう理由です。

資金効率が悪く、一発大逆転を狙えるような投資ではありませんが、きっと毎年少しずつ生活が豊かになっていくはずです。

  • 毎年コツコツとファンダメンタルズの優良企業(こびと株)を買い進める
  • 原則、売却しない(トラブルには配当再投資による別銘柄追加で対応)

この”凡”をひたすらに繰り返すことで、”非凡”な状況を手に入れられると信じて、歩みを進めたいと思います。

それではまたっ!

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4 件のコメント

    • コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいですv 優待大家さんの投資実績すごいですね~

  • 自分はインデックス投資をやっていますが、とても参考になる記事でした。
    いつもありがとうございます。

    • コメントありがとうございます!参考になると言っていただけるととても励みになります。
      これからもこのブログに遊びにきてくださいねv

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    ABOUTこの記事をかいた人

    シーウィード

    こびと株.comのボス(役割:投資対象の選定)。「お金の話」と「健康」をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計職人。40歳時点で、給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。