株式投資で安定的に高配当を得る方法。ポートフォリオの構築イメージ

スポンサーリンク

こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

今日は、配当金投資のポートフォリオ構築の手順について考えてみたいと思います。

 

STEP1:配当金投資に適した銘柄の選定

まずは最初のステップ。銘柄選びです。

当ブログでは、安定的に高配当を得ることができそうな銘柄をよく働く靴屋のこびとになぞらえて「こびと株」と呼んでおりますが、そのこびと株の10条件こちらになります。絶対的な基準ではありませんが、目安としては十分機能すると思っています。

補足:こびと株の10条件抜粋

  1. 税引前の配当利回りが3.75%以上
  2. PBRが高水準ではないこと(目安レンジ:0.5倍~1.5倍)
  3. 配当政策が分かりやすく、配当実績に納得できること
  4. 配当継続力が高いこと
  5. 売上高が長期的に上昇トレンド(上昇率は不問)
  6. 売上高営業利益率が10%以上
  7. 1株あたり純利益及び1株あたり純資産が長期的に上昇トレンド(上昇率は不問)
  8. 自己資本比率が50%以上
  9. 流動比率が200%以上
  10. 総資産に占める現金等の割合が高く、長期的に上昇傾向

さて、配当金投資の目的は、

  1. 元本割れを起こさずに(長期的に見て
  2. 配当金を獲得し続ける(資金ニーズに合う水準)

ことにあります。

長期的に見て元本を棄損してしまうと、タコ足配当を受けているのと変わりません。いわば、積み立てた貯金の取り崩しをしているのと変わらない状況です。いくら株価を気にしない投資スタイルだとは言え、元本の維持については意識する必要があります。

また、配当の水準は「資金ニーズを満たす水準」のものでなければなりません。年間いくらの配当が必要かは、個々人の生活スタイル・財務状況によって大きく異なります。何のために、いくらの配当金を獲得したいか(要求配当利回りはいくらか?)についてよく考えてから銘柄選定をする必要があります。

 

ここで、「個別銘柄の選定は難しい!」という場合には、[1489]日経高配当株50ETFなんかも投資候補に入ってくると思います。配当利回りが重視されているETFで、大型の高配当株中心にポートフォリオが構築されています。まだ歴史の浅いETFですが、運用方針は悪くないと思います。

なお、米国株については、こちらも個別株ではなくETFになりますが「VYM」や「HDV」などが非常に魅力的な投資候補になります。ただ、現在の市況を考えると(値段が上がりすぎていて=配当利回りが低すぎて)、慎重に様子見する必要がありそうです。

なお、VYMやHDVは為替リスクに晒されておりますので、安定キャッシュフローの獲得という意味では日本株と比較して難易度が高くなっています。

 

STEP2:保有銘柄を増やして分散する

条件に合う銘柄が見つかったとして、どのような買い方をするかという問題があります。苦労して探し当てた珠玉の1銘柄に資金を集中させるか、他の銘柄を購入するか検討するということです。

まずは横展開すべき(銘柄を増やす)だと考えます。いくら優良銘柄(高配当を期待できる銘柄)を見つけたとしても、全資金を投じるようなことは控えた方が良いでしょう。百戦錬磨の投資家ならともかく、私達のような経験の浅い投資家は、想定外のことが起きることを前提に分散を心掛けるべきです。

というわけで、保有資金は優先的に他の銘柄の購入に割り当てます。もしも条件に見合う銘柄がなければ、無理して購入することはせずキャッシュポジションで待機です。

投資商品がインデックスであれば、商品そのものが高度に分散されているため、その1商品を愚直に買い続けるということをしても問題ない(むしろ合理的)と思います。先ほどの例で言えば、VYMやHDVです。ところが、個別株となると話は別です。

保有銘柄が少ないと、あまりにもボラティリティが大きすぎる(ここでいうボラティリティは、値動きというよりは配当金水準のブレを想定しています)ので、まずは保有銘柄を増やすことに専念し

  • 配当利回りは、保有銘柄の平均
  • リスクは、保有銘柄の平均未満

という分散投資の効果を享受しましょう。配当金は、株価ほどはボラティリティが高くないとはいえ、それでも絶対に分散が必要です。資産株として選好されていた「東京電力株」の現状を見れば、その理由はお分かり頂けるのではないでしょうか。

何銘柄に分散すべきかは、悩ましいところです。参考までに、私の場合(目標値)はひとまず100万円×30銘柄です。条件に合う優良・高配当株を30銘柄も見つけるのはなかなか大変じゃないかなぁと思っていますが、大きな下落相場が訪れればいい銘柄がたくさん見つかるかもしれませんね。

100万円×30銘柄の運用イメージについてはこちらの記事をどうぞ。

高配当株のポートフォリオは、金のタマゴを産む”痩せない”ニワトリのようなものである

2017.03.14

 

補足:ボトムアップアプローチの弱点

ファンダメンタルズ分析を基礎として、優良個別銘柄を積み上げてポートフォリオを構築する方法を「ボトムアップ・アプローチ」と言います。この手法の弱点は、「アセットアロケーション」の視点が欠如することです。

すなわち、ポートフォリオ全体のうち、小型株・大型株の比率をどうするか?セクターアロケーションはどうするか?ということが考慮されないリスクがあるということです。

ボトムアップアプローチによりポートフォリオを構築する際は、小型株は〇〇%まで、医薬品セクターは〇〇%まで、というように投資比率の上限を設けておくことが重要です。

と言っても、資金力に乏しいポートフォリオ構築序盤では、アローケーションもへったくれもないのが実際です。高財務の銘柄を選定しているという前提で、ある程度の偏りには目を瞑る必要があるかもしれません。せめて1銘柄の構成比に上限を設けておくくらいが現実的でしょうか。

 

STEP3:平均取得単価を下げるようにして買い増し

横展開がある程度進んだら、新規銘柄の購入と平行して、既存銘柄の買い増しを検討します。

  • 相場の状況(市場全体が弱気になっている時がチャンス)
  • 購入時のシナリオからネガティブな変化はないか(定性的)
  • ファンダメンタルズに問題は起きていないか(定量的)

この時に気をつけたいのが、絶対に「平均取得単価」を上げないようにすることです。

超長期的に元本が割れないようにするには、やはり「安く買う」ことが一番の対策になります。逆に言うと、買値が高ければ高いほど、元本が割れるリスクが高くなります。

平均取得単価をあげるような強気の買い方をするときは、相当慎重にならないといけません。私はよほどのことがない限り、平均取得単価をあげるような買い方はしません(というか、私は今までナンピンしかしたことがありません)。買いたいという気持ちをおさえ、どれだけ我慢できるかが勝負になるのではないでしょうか。

横に広げたら、少しずつ縦に展開するイメージです。

平均取得単価を下げながら、配当利回りを上げることが出来ればバッチリです(もちろん、ファンダメンタルズが悪化していないことが最低条件)。古典的なナンピン方法については、ブログ「ひとり配当金生活」の「配当金狙いの株の買い方の一例」が参考になりますので、目を通しておいて損はないと思います。

なお、買い増しの際には、先ほど指摘したようにポートフォリオ全体における各銘柄の構成比には上限を設けておくのも忘れずに。買い増しの過程で、分散効果が弱まらないように気をつけましょう。

「下手なナンピン素寒貧」という相場格言がありますが、もとより配当金投資は相場の需給を読んで投資しているわけではありません。損切りも想定していません。安定的に高配当が見込めるのであれば、勇気を持って買い進めましょう。

 

まとめ

  1. 妥協のない銘柄選び
  2. 十分な分散
  3. 平均取得単価を下げるように買い増し

長い時間をかけてじっくりと育てあげたポートフォリオは、一朝一夕ではマネすることができない自分だけの宝物になるはずです。運良く「増配」されるようなことがあれば、簿価利回り(取得価額に対する配当金の割合)は上昇の一途を辿るでしょう。

優秀で働き者のこびと達に囲まれながら、ゆとりのある生活を送りたいですね!私達もまだまだ道半ばですが、新たなこびと株を探して頑張りたいと思います。

辛抱強く、じっくりと取り組んでいきましょう!

それではまたっ!

スポンサーリンク
スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comのボス(役割:投資対象の選定)。「お金の話」と「健康」をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計職人。40歳時点で、給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。