経理屋としての市場価値を落とさないためにすべきこと

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こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

4つの財布を持つうえで、私達サラリーマンにとって一番の基本となるのはやはり「給与」です。

この給与水準を「キープする」のか「上げる」のか、「下げてもいいから代わりに〇〇を手に入れる」のか、それは人によるところだと思います。

私としては、転職も視野に入れて給与アップを狙っていけたらいいなと思っているのですが、そう簡単にいかなそうな状況です。

 

経理は「給与キープ」すら難しい業界になる

私が属している経理業界は斜陽業界です。IT技術の発達によって、会計・税務の世界はますますコンピュータに仕事を奪われていっています。ある調査によると、なんと「会計士」は将来的に機械に仕事を奪われるリスクのある職業No.2です。同様に、会計事務員や税務申告書作成者も機械に仕事を奪われる不安定なポジションにいます。

最近では、AIが自動的に仕訳を作成したりするサービスも出始めています。いやぁ、ほんと技術の発展ってすごいですよね。今まで「専門知識」という名のブラックボックスを利用してあぐらをかいていましたが、「そんなのネットですぐ調べられるじゃん」「AIが判断してくれるじゃん」という世界もそう遠くはないのかも知れません。

こうなると、当然のことですが、経理に携わる人間は高い給与など得られなくなります。

 

キャリアチェンジすべきか?

ここで悩むのが、「じゃあ他の職種をやるか?」ということです。

年金の支給開始年齢の繰り下げなどを議論していることからも分かる通り、定年という概念もどんどん後ろにずらされていきそうな雰囲気です。10年先、20年先、30年先を見据えつつ、臨機応変にスキルを身につけていかないと、どこかで致命的な落とし穴にハマってしまう可能性があります。

ならば、時代の流れをよく見て、需要の伸びる仕事機械に奪われない仕事を模索するべきなのか?

うーん、本当に悩ましいところです。本流に逆らってもロクなことがないですからね。インデックスに勝負を挑んで散っていったアクティブファンドたちに思いを馳せてしまいます。原則に挑めば、敗れるだけです。

しかし、私は会計の仕事が好きです。税務も大好きです。財務に関しては未経験ですが、とても強い関心があります。たとえ給与水準が低くなるとしても、できればこの仕事でメシを食っていきたいと思っています。

 

経理マンが市場価値を落とさないためにできること

  • ルーティンはアウトソーシングされていく
  • 本当に専門的なことも外注される(大手コンサルティングファームや税理士法人)

これを前提として、普通の経理マンが市場価値を落とさないためにできることは、次の3つです。

 

①会計以外の+αのスキルを身につける

いくらアウトソーシングされるようになるとは言え、少数かもしれないですが一定数の人間は会社に必要です。金(カネ)の話は不正とは切っても切れない関係にありますし、懐事情というのは非常に秘匿性が高い情報です。社内で財布を任せられる人間は必ず必要です。また、外注先の業務クオリティをチェックする立場の管理者も必要でしょう。

そうなると、経理マンが生き残るためには、経理マン同士の戦いに勝てば良いことになります。相対的に人材価値が高ければ、職場に残れるだろうということですね。

そこで必要なのが誰が見ても分かる+αのスキルです。語学力や、それこそITの知識などですね。

今までは簿記だけあれば良かったかも知れませんが、それだけでは差別化できない時代が必ず来ます。会計+αの知識を身につける必要がありそうです。

 

②会社(ビジネス)に詳しくなる

会計は、いわゆるポータブルスキルです。会計はビジネスの共通語と言われることがありますが、どこの会社に行っても共通して使えるのですね。だから、そこの会社に詳しくなくても仕事は出来てしまいます。

逆に、だからこそ機械に奪われてしまうような状況になってしまったわけです。

そこで、逆説的ですが「個別性」を追及する戦略をとります。「その会社でしか使えないスキル」を追及するということですね。それは、ビジネスモデルに関する深い理解だったり、プロダクトに関する知識だったり、社内人脈の形成などですね。

会計の専門家ではなく、本当にその会社の「経理マン」を目指しましょうという感じでしょうか。

もっとも、これは見方を変えれば会社にしがみつくという姿勢に他なりません。その会社の外に出てしまえば一切使えないスキルですから、ある意味会社への依存度を高めることになりますね。うーん、厳しい!

ただ、ビジネスモデルやプロダクトに詳しくなれば、同業界における求人需要は満たせる可能性が高くなりますね。

 

③この際、会計/税務を極めてコンサルティングファームに行く(アウトソーシングされる側に行く)

公認会計士を取りましょう!

会計士をとってコンサル側に行けば、食いっぱぐれる心配はかなり少なくなるでしょう。事業会社からの引き合いも強くなりますしね~。

 

問題は、普通の経理マンにとって現実性がないことですね。会計士試験は働きながら受かるような試験じゃないですよ…時々見かけますが、スーパーマンです。

 

まとめ

結局、+αのスキルを身につけながらもっと会社に深入りする、というのが現実的な選択肢になりそうです。

+αについては、今は語学(英語)を考えています。会計ができる人はたくさんいますし、英語ができる人もたくさんいますが、両方できる人は意外に少ないです。海外子会社の管理など、英文会計の知識が求められる場面は多いですから、差別化になりうるでしょう。

USCPAとか受けてみようと思っているのですが、予備校選びにめちゃくちゃ悩んでます。このへんはまた別な記事で。

あとは、もっと会社に深入りして、ビジネスモデルやプロダクトを詳しく知っているからこその分析・提案ができるような立場を目指すべきなのでしょうね。いわゆる、ダイレクトに経営に貢献する経理ってやつです。どうしても特定の会社に深入りすることに抵抗があるのですが、そうも言っていられませんからね。

逆風の環境ですが、好きな仕事でずっとご飯が食べられるように、ひいては盤石な4つの財布を作ってしっかり資産形成できるように頑張っていきたいと思います。

 

それではまたっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comのボス(役割:投資対象の選定)。「お金の話」と「健康」をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計職人。40歳時点で、給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。