配当予想の修正リリースをまとめました(2017年1月)。増配修正は61社、減配修正は10社です。

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こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

2017年1月の「配当予想の修正」リリースをかき集めて、集計してみました。

  • どの業種で増配修正が多かったのか?
  • どの業種で減配修正が多かったのか?
  • 増配率トップの企業はどこか?
  • 無配転落企業はどこか?

ざっくりとまとめてみましたので、ご覧くださいませ。

 

補足説明:データの集計方法

東証の適時開示を利用してリリースを抽出

  • 集計期間:2017年1月1日~2017年1月31日
  • 抽出キーワード:配当 修正
  • 株式併合や株式分割に伴う配当予想の修正で、実質的な数値変更がないものは除く
  • 抽出されたリリースをすべて手動でエクセルの一覧表に整理

 

全93社の配当予想修正リリースがありました

※当ページの最後に、エクセルオンラインで全明細を表示してあります

増配修正・減配修正企業ごとに区分して集計(予想比)

93社中61社が、増配修正のリリースを出しています。もともと保守的に予想を立てているのでしょうかね?約3分の2が増配とは、おめでたい限りでございます。

さて、これら93社を東証の33業種区分を参考にして一覧表にしてみました。

表の項目立ては次の通り。

  • ー:もともと配当予想を公表していなかった企業が、今回のリリースで配当予想数値を公表したもの
  • 減配修正:今回のリリースで、当初予想より減配したもの
  • 増配修正:今回のリリースで、当初予想より増配したもの

 

増配の多かった業種は

  • サービス業(7社)
  • 卸売業(8社)
  • 情報通信業(11社)
  • 食料品(8社)

 

一方、減配の多かった業種は

  • 小売業(4社)
  • 電気機器(4社)

です。

皆様のイメージと比較していかがでしょうか。

個人的には、増配の多かった業種にサービス業や卸売業が入っていたのが意外でしたね。減配については、まぁそうだろうなと言った感じです。

小売業で一番の痛手を被っているのは3313ブックオフ。経営責任をとって役員報酬減額までせざるをえない状況に追い込まれています。

 

増配・減配企業ごとに区分して集計(前期比)

予想と比較して増配か?減配か?を見るのではなく、前期と比較してどうなったかを集計してみました。

表の項目立ては次の通り。

  • 維持:前期と同額配当
  • 減配:前期より減少
  • 増配:前期より増加
  • 復配:前期0円だったが、配当を再開
  • 無配:無配転落

 

上記で見た結果とあまり変わらないですね。

増配の多かった業種は

  • サービス業(7社)
  • 卸売業(7社)
  • 情報通信業(11社)
  • 食料品(7社)

これらの業種では、復配(前期0円からの当期配当復活)も4件見られました。

 

一方、減配(無配転落)の多かった業種は

  • 小売業(3社)
  • 鉄鋼業(2社)
  • 電気機器(4社)

です。電気機器は「前期配当を維持できていれば御の字」といった感じでしょうか。

電気機器に属する企業で唯一増配修正のリリースを出しているのは6857アドバンテスト。半導体テスターの大手であり、中国での事業が好調の模様です。

 

増配率・減配率ランキングをチェック

切り口を変えて、増配率・減配率をチェックしてみます(特殊事情がある銘柄は除く)

増配率TOP5

  • 7974任天堂(その他製品)

150円 → 380円 153.3%増加

  • 4714リソー教育(サービス業)

10円 →   25円 150.0%増加

  • 9766コナミHD(情報・通信業)

23円 →  54円 134.8%増加

  • 4974タカラバイオ(化学)

1.8円  →  4.0円 122.2%増加

  • 6540船場(サービス業)

12円   →   26円 116.7%増加

リソー教育とか「塾」系の企業って、少子化でダメになるかと思いきや全然そんなことなくて、割と健闘してるんですよね。任天堂とかコナミとか、ゲーム関係の企業はこの先10年どうなっていくのか、全然予想がつきません。

 

減配率TOP5

  • 3396フェリシモ(小売業)

5円 → 0円 100.0%減少

  • 6709明星電(電気機器)

1円 → 0円 100.0%減少

  • 6985ユーシン(電気機器)

5円 → 0円 100.0%減少

  • 3313ブックオフ(小売業)

25円 → 15円   60.0%減少

  • 9104商船三井(海運業)

5円 → 2円   60.0%減少

電気小売海運…まぁそうだよねぇ…といった印象です。このあたりの株は、配当狙いではあまり保有できないなと個人的には感じております。

 

というわけで、ざっくりとですがデータをご紹介してみました。個人的には、気になった企業のファンダメンタルズなどをチェックしているのですが、そこまで書くととんでもないボリュームになってしまうので、とりあえずサマリーだけのご紹介です。

 

このデータを配当金投資にどう生かしていけるか?

現時点では、そこまで有用なデータではないのかな?と思っているのですが、とりあえず1年間くらいは上記のようなデータを取り続けてみようと思っています(※公表するかどうかは別にして)。

これらのデータが投資の意思決定にどのように役立つかと言えば…

  1. 配当金狙いの株式投資に有利・不利なセクターが分かるかも知れない
  2. 株主還元に対する意識の高さ・低さが分かるかも知れない
  3. 次世代の高配当企業を一足早く発見できるかも知れない
  4. 株価が暴落した際に買うべき優良企業を発見できるかも知れない
  5. 無配転落企業の特徴が分かるかも知れない

こんなところでしょうか。

配当利回りランキングや連続増配ランキングなどと併せて、「配当まわりのデータ充実」ということで、ちょこちょこと作業していきたいと思います。1年分集めれば、何か示唆に富むものがあるかもしれません。

 

その他雑感

こういうデータの集計・分析って、AIに負けていくなと思います。まぁこの記事のデータは分析などという大げさなものではないのですが。こんな作業は、人間がやったら絶対ミスが起きるし分析にも偏見が入るし、スピード勝負でも勝てるわけがないですし。

負けるなら負けるでいいんですけど(AIに頼って投資して勝てるなら、それはそれで生産性UPなので)、なんだか寂しい気分にもなりますね(笑) AIに働かせて、その間に何しようかなぁ~。

 

あぁ

配当が

たくさん

欲しい

 

それではまたっ!

 

オマケ:修正リリースの全明細

※データの正確性については保証しかねますので、ご参考扱いでお願いします。

※リンク切れになるまでは、各社リリース(適時開示)に直接アクセスできます

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ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comのボス(役割:投資対象の選定)。「お金の話」と「健康」をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計職人。40歳時点で、給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。