経済的損失は1億円超!40歳で会社員を辞めてフリーランスになった場合をシミュレーションしてみた

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こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

ふと思い立って、新卒入社した今の会社を40歳で辞めた場合、経済的にいくら損することになるのかをザックリ計算してみました。※あくまで、自分の場合のシミュレーションです。まったく一般的なものではありません。

 

40歳~55歳の前提

【サラリーマンの場合】

  • 40歳で昇進頭打ち。40歳以後の額面年収は800万円で固定
  • 55歳で退職。

 

【フリーランスの場合】

※目的は「自由な時間」と「最低限の生活費」の確保

  • 月収20万円(週5日労働せずに自由な時間を確保する)
  • 55歳で隠居する

 

 

会社がかけてくれている生命保険がなくなる(保険金額3,000万円)

現在、会社が勤続年数に従って生命保険をかけてくれています。保険金額はおおよそ3,000万円程度です。

個人でこの金額の保障を受けようと思うと、掛け捨てでも月額4,000円程度の負担が必要です。フリーランスになると、この保障がなくなります。

15年分の保険料総額(=経済的損失)は72万円です。

 

高額療養制度の補助がなくなる

高額療養制度とは、医療費が高額になった場合に、負担金額に上限を設ける制度です。例えば、医療費が月に100万円かかったとしても、この制度を利用することで実質負担は月8万円程度になります。

今の勤務先は、ここからさらに補助金を出してくれます。月の負担額が3万円になるように差額の5万円を支給してくれることになっています。

フリーランスになると、この保障がなくなります。

※会社の健保から、国民健康保険に移ると健康保険料負担も増えるかもしれません。

 

企業年金が月額3.4万円減る

今の勤務先には企業年金があります。従業員のために、勝手に年金を積み立ててくれています。40歳で辞めてしまった場合、60歳以降から貰える年金額が月額3.4万円減ります。

これは終身年金なので、60歳~80歳(男性平均寿命)の間、受け取れる年金額が毎月3.4万円減るということになります。

20年分の受給額(=経済的損失)は約800万円です。

 

厚生年金が月3.2万円減る

サラリーマンを辞めると、厚生年金から脱退することになります。40歳で辞めた場合、65歳から受給できる厚生年金の額がおおよそ月3.2万円減ります。

これは終身年金なので、65歳~80歳(男性平均寿命)の間、受け取れる年金額が毎月3.2万円減るということになります。

15年分の受給額(=経済的損失)は約600万円です。

※厚生年金を脱退することで、奥さん(専業主婦)の国民年金保険料を追加で納める必要が出てきます。この部分も損失といえば損失です。

 

退職一時金が1,500万円減る

15年間で増えるはずの予定だった退職一時金が減ります。40歳以降は毎年100万円のペースで退職金が増えます(若い頃はそんなに増えない代わりに、後半にグッと増える)

15年分で失う退職一時金(=経済的損失)は約1500万円です。

 

手取収入が年間340万円減る

サラリーマンを続けた場合、手取収入は年間600万円です。

フリーランスの場合、手取月収が20万円(年間で240万円)を想定しています(その代わり、自由な時間がサラリーマンと比較して多めにある)。

その差額は360万円です。

15年で失う収入(=経済的損失)は、約5400万円です。

 

その他考慮が必要な項目(配当金)

サラリーマンをやめてキャッシュフローが悪化することで、株式投資への投資原資がなくなります。40歳以降、年額300万円の積立投資を行う予定でいるので、15年間の投資総額は4,500万円になります。

毎年300万円、税引き後配当利回りが3%になる株式(こびと株)に投資を続けると15年での配当受取総額は1,080万円です。

また、55歳以後80歳までの25年間では約3,300万円の配当金が得られます。

つまり、4,500万円の積立原資を失うということは、平均寿命までの配当金受取額が1,080万円+3,300万円=4,380万円減ることを意味します

 

まとめ

経済的損失は次のようになりました。

  • 生命保険料相当額 ▲72万円
  • 高額療養制度の補助がなくなる ※国民健康保険料負担増?
  • 企業年金 ▲800万円
  • 厚生年金 ▲600万円 ※さらに、奥さんの国民年金保険料増加
  • 退職一時金 ▲1,500万円
  • 年収 ▲5,400万円
  • 配当金 ▲4,380万円

合計:1億2,752万円(うち4,380万円は投資関係なので参考扱い)

※フリーランスでは「自由な時間」と「最低限生活費の確保」が目的のため、収入面でのアップサイドは考慮していません。

 

大企業のサラリーマンは没落する!と声高に叫ばれている方もいますが、福利厚生が手厚い大企業はやはり恵まれていると感じます。個人で稼ぐ力がある人は、これ以上稼げるのでしょうけどね。

フリーランスになって自由な時間を過ごすのか、サラリーマンとして会社に拘束され続けるのか(経理の仕事が好きとは言え、週5労働はやはり拘束時間が長い….)、結局は時間とお金のトレードオフですね。

時間とお金の両面で自由になりたければ、起業して一発当てるしかないのかもしれません。

 

これだけ見ると(経済的には)サラリーマンを辞める理由がないように見えてしまうのですが、これこそが「うっかり」定年まで勤めてしまう人が多い理由なんでしょう。

日本企業は年功序列で後ろにいけばいくほど待遇が良くなるので(とくにふる~い大企業の場合)、辞めるタイミングを失ってしまうのかもしれません。「ここまで頑張ってきたのにもったいない」という気持ちが働きます。

あんまり先のことを考えてもしょうがないので、とりあえず株でも買いますかね!

あぁ配当金が欲しい。

 

それではまたっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comのボス(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。