日経高配当株50ETFの配当利回りが4%を突破【投資妙味はある?】

こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

日本株:米国株=1:1の比率で高配当株ポートフォリオを構築しているこびと株メンバーです。

  • 日本株:個別株に20銘柄弱分散投資
  • 米国株:HDV(米国高配当ETF)を中心に、個別銘柄に20銘柄弱分散投資

※1銘柄からの配当金が、年間受取配当金の3%を超えないように調整しています。時価変動をヘッジするための分散投資ではなく、あくまでキャッシュフロー分散が狙いです

さて、日経高配当株50ETFという高配当ETFがあります。2018年10月末時点で、このETFの配当利回りが4%を超えてきましたね。投資妙味はあるのでしょうか?

 

日経高配当株50ETFについて

株に関連した指数と言えば

  • 日本株:日経平均 や TOPIX
  • 米国株:NYダウ や S&P500

が有名ですが、その実績は米国株指数が日本株を圧倒しています。米国では指数に賭けるだけで(長期的には)報われる可能性が高いですが、日本株はそうはなっていません。

つまり、これに乗っかっておけばいいやと思える指数が、日本株では見当たらないのが現状。なので、こびと株.comのメンバーは、慎重なファンダメンタルズ分析のもと、個別株に分散投資しているわけですが…

  • 財務諸表とかよく分からない
  • ファンダメンタルズ分析なんてできないよ

こういう方は、日本株については[1489]日経高配当株50ETFなんかにまるっと投資するのは悪くないかも知れません(もちろん、配当狙いならという前提です。)

 

このETFの特徴

ざっくりこんな感じです。

日経高配当株50ETFの特徴
  1. 日経平均株価の構成銘柄(225銘柄)のうち、予想配当利回りの高い約50銘柄に投資
  2. 配当利回りを基礎として、約50銘柄への投資割合を決定
  3. 見せかけの高配当銘柄は除かれている
  4. 年に1回、銘柄の定期入れ替えを実施
  5. 日経平均から除外される銘柄や、予想配当が無配となった銘柄は臨時に除外(構成銘柄が45銘柄未満となるまではその都度補充はせず、次の定期見直しで50銘柄に戻す)

何が言いたいかというと、単純に配当利回りの高い順に上から投資しているわけじゃないですよってことですね(そんなことをしてたらポートフォリオが大炎上します)

  • 3 期連続最終赤字の銘柄
  • 期末予想が無配の銘柄
  • 株価が著しく下落するなど特別の事情により高順位となった銘柄

こういったものには投資しません。現状の業績・将来の見通しがソコソコまともな大型・高配当銘柄に投資できるETFですね。

信託報酬は、税抜きで0.28%となっています。

 

直近の配当利回り・採用銘柄(上位10社)は?

このようになっております。

  • 直近の配当利回り:4.05%(2018年10月26日時点)
  • 採用銘柄(上位10社):日本たばこ産業、日産自動車、SUBARU、武田薬品工業、大和証券グルーブ本社、日本郵政、NTTドコモ、キヤノン、みずほFG

配当利回りの推移はこんな感じ。日経平均の配当利回りと比較すると、圧倒的に高利回りです。2%ぐらいのギャップがありますね。

年初(2018年1月)から、1%以上も配当利回りを上げてきているんですね。結構大きく動きますね。

 

日経高配当株50ETFの弱点は?

  1. 景気敏感株の割合が高いので、景気後退時の減配が心配
  2. 信託報酬0.28%がかかる

というところでしょうか。

こちらのセクターアロケーションをご覧ください。

商社、銀行、自動車、証券といった景気敏感株ですでに50%近い投資割合です。これらの株式は決して安定配当とは言えず、業績が悪化すれば簡単に減配します。

個人的には、銀行・自動車・証券といったセクターには投資をしていません。

また、信託報酬0.28%も気になります。個別株の保有なら一切発生しないコストです。このETFの配当利回りは4%を超えてきましたが、実質は3.7%程度しか手残りがないということです。税金を考えると、手取り3%に届きません。

 

まとめ:自分が日経高配当株50ETFに投資する日はこないかも

日本の高配当株投資をするにあたり、この指標は十分に参考になる指標だと思っています。

が。

この指標そのものに投資するかというと、そんな日はこないかな?という印象ですね。やっぱり、セクターアロケーションと信託報酬が気になる(個別によく見れば、ファンダメンタルが微妙なところも多い)。

このあたりのことがあまり気にならないのなら、お手軽さはあると思います。まとまった投資金額が確保できないうちは、こういうETFで分散するのも1つの手法です。

 

私個人としては、この指標の中に含まれている「もう少し業績の手堅い銘柄」に個別投資します。

こういう銘柄たち
  • 日本たばこ産業
  • NTTドコモ
  • KDDI
  • キヤノン
  • ブリヂストン
  • 武田薬品工業

あんまり大型株が好きではないので、蔵王産業とか宝印刷エックスネットニホンフラッシュCDSやセンチュリー21といった小粒な銘柄に投資したいんですけどね~

 

日経高配当株50ETFは歴史が浅く、イマイチ実績の見えにくいETFですが、少なくとも配当狙いの投資家にとって監視する余地のあるETFだと思います。こいつの利回りを観察しつつ、お宝高配当株を探しましょう。

それではまたっ!

 

高配当株ポートフォリオの素晴らしさについてはコチラ

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2017.03.14

 

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米国株の高配当株が気になるならこちら。日本一アンチの多い?米国株ブロガーの本です。難しい本と堅苦しい言葉が苦手な人にはおすすめ。

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シーウィード

こびと株.comの管理人(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。