【あふれる情報との接し方】意思決定を誤らないレベルでざっくり掴めばOK

こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マン(@kobito_kabu)です。

よく、こんなことを言われます。

友人
経理の人ってさ、1円のズレも許さないみたいな感じあるよね。とにかく細かいよね。あぁやだやだ
シーさん
そんなことないよ。割と適当だよ。

職業柄、とにかく「細かい人」と思われがちですが、別にそんなことありません。自分のなかでは、こういうゴールデンルールを持っているつもりです。

意思決定を誤らないレベルでざっくり合ってればOK

例えば、先日、こんなツイートをしました。

しかし、上記ツイートで記載した数値というのは厳密なものではありません(後に続くツイートでも、”概算”であるということは強調しています)。

国民年金に関して言えば、平成30年度における満額は

  • 80万円ではなく
  • 77万9300円です

 

そして、厚生年金の受給額を計算する際の係数は

  • 0.0055ではなく
  • 0.005481です

 

なぜ厳密な数値を使わずに、ざっくりと丸めた数値を使ったかと言うと、こういう理由です。

 

ざっくりとした数値を使う理由

丸め数値を使う理由
  1. 読まれやすいから
  2. 覚えやすいから
  3. 意思決定を大きく誤るほどの誤差にならないから

読まれやすい

簡単な数値の方が読まれやすいです。

先ほどのツイートで、77万9,300円ですなんて言ったら、多くの人は読み飛ばすでしょう。ほとんどの人は細かい数値にアレルギーがあるからです。

そして、こういう細かさでモノを語る場合には、さらなる慎重さが必要になります。例えばこんな感じ。

  • ※この数値は平成30年度版です
  • ※今後、物価変動等によって変わる可能性があります。マクロ経済スライドが…
  • ※現在の所得代替率は60%程度ですが、2030年には50%程度になることが予測されています
  • ※ちなみに所得代替率とは…

こうなると、もう誰の目にも止まりません。

伝えたいことがあってツイートしているのに、読まれないことにはどうにもなりませんね。

 

覚えやすい

丸まった数値は覚えやすいです。

ざっくり覚えておけると、何かあった時に役に立ちます。

 

意思決定を大きく誤るほどの誤差にならないから

私が上記ツイートで伝えたかったことは

  1. 大体の受給額イメージ
  2. 公的年金だけだと、老後の安心した生活には足りなさそう

この2つです。

これを知って、何かしら手を打ってもらえたらいいなと思ったわけです。

そういう意味では、厚生年金受給額を試算する際の

  • 0.0055
  • 0.005481

この2つの計算結果は誤差です。

 

  • 0.0055で計算した結果、受給額が十分なことが分かった→だから年金対策しない
  • 0.005481で計算した結果、受給額が不足することが分かった→だから年金対策する

そういう結果を生むことにはならないでしょう。意思決定を誤るほどの影響がないということです。

 

私が会社で作っている「財務諸表」に関しても、投資家が意思決定を誤るほどのズレがなければOKというルールがあります(重要性の原則と言います)。

大企業の財務諸表なんて、何百万円単位の誤差は全然普通です。けっこう、いい加減なものですよ(n*´ω`*n)

大切なのは、自分の意思決定や行動を正しく導けるレベル感の情報を入手することです。必要以上に細かすぎる必要はありません。

 

一般的に、学習効率は学べば学ぶほど悪くなる

多くのものは、

  • 序盤でグッと学べて
  • 後半にいくにつれて効率が悪くなります

※もちろん、そうじゃないものもあります。

60点から80点に持っていくのはカンタンですが、80点から100点に持っていくのは難しいのです。これは感覚的にも納得できるところでしょう。

横軸:X(数量や時間)をかければかけるほど、縦軸:(U=満足度)の伸びは悪くなる

だから、はやいうちにポイントだけざっくり掴んでしまって、それ以上細かいことは「それが本当に必要になるまで放っておく」という姿勢が効率的です。

友人
国民年金は80万円ぐらいって覚えてたけど、2027年だと〇〇万円になってるじゃん~

とか

友人
厚生年金の係数って、厳密には0.005481なんだな~

とか

友人
マクロ経済スライドのことを考えると、今の給付水準がどうなるかはなかなか予測が難しいな~

とか、そういうことは、もっと知りたい!と思った時に深く理解できていければ良いのかなと。

 

結論:自分に必要なレベル感の情報をゲットする

もし私にもっと能力があれば

  1. 複雑なことを
  2. 分かりやすく
  3. しかも正しく厳密に

説明することができるかもしれません。

しかし、年金制度のように複雑なことを、分かりやすく・そして正しく説明するという試みは、国でさえも失敗しています(だからこそ、これだけ世の中に誤解が出回っているのです。)

  • 行政が運営するHPでは、誤解を招くような簡略化した表記は許されません
  • かといって、それに対して厳密すぎる解説をした専門家の書籍も読まれません
  • かといって、「難しい」と理解をあきらめてしまうと、自分たちが損をしてしまいます

私としては、そんなことを考えながら

シーさん
このぐらいのレベル感(80万円と0.0055)でいいかな…0.0055でもまだ細かいよね…

とか思って、Twitterやブログを書いてるわけです。この試行錯誤が楽しいんですな(*ノωノ)

 

自分が読み手の側の場合でも

意思決定を誤らないレベルでざっくり把握できればOK

ということに重点を置いて、いろんなジャンルの要点をかいつまんでいきたいと思います。そして必要な時にだけ深堀りすると。

世の中には、マニア(誉め言葉)がいますから、ずいぶんと深堀りもラクになりました。色々なメッシュ(細かさ)の情報がありますが、

結論
  • 自分が接している情報が、どういうレベル感の情報なのかを理解しつつ
  • 自分に必要な情報だけをゲットしていきましょう
シーさん
ちなみに、私は経理部内でもTOP3に入る細かい人間です

それではまたっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comの管理人(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。