【経理の真実】管理職・マネージャーになる前に、確認すべき大切なこと

経理部員
ボクもそろそろ、管理職になりたいなー。万年平社員じゃ、さみしいからね。
経理部員
私もあと何年かで管理職になれるかしら。そのときに気を付けるべきことってあるかな?

こんな人のための記事です。

 

私フルーツ、すでに経理部に勤めて10年超になります。10年も経理にいると、いろんな管理職を見ます

  • 管理職としてうまくいく人/いかない人
  • 管理職のおもしろそうなところ/つまらなそうなところ

様々な事例を目にするわけです。

フルーツ
管理職になった途端、輝きだす人も、管理職になって以来、笑顔が失われた人もいましたね~

 

この記事では、そんな実例をもとに、「経理が管理職になる前に知っておくべきこと」をまとめます。

この記事を読むとコレがわかる!
  • 管理職になったら気を付けないとヤバイこと
  • 管理職のつまらないところ
  • 管理職をやるなら、ここだけは押さえて!

 

経理の管理職・マネージャーのお仕事:気を付けるべき5つのポイント

フルーツ
管理職になると、とたんに上手くいく人・いかない人が分かれますよね。それはプレーヤー時代の実力とはまた別で…

人のフリ見て、我がフリ直せ。

というわけで、10年間で見てきた管理職たちの言動から、経理の管理職が気を付けるべきポイントを5つ抽出しました。

 

ポイント①「全てを管理」はNG

管理職になりたてで、やる気は十分。そんな人にほどありがちなのが、部下の全てを管理したい病です。

  • 仕事の分担は、厳密なものをマネージャー1人で決定
  • 部下のスケジュールは、微細に把握
  • 報告漏れは一切許せず
  • 発言のイチイチに細かく反応
  • 指示外の行動は厳しく取り締まり
  • ミスはどこまでも詰めまくる
経理部員
うげぇ。…でもいるわ、こういう管理職。
フルーツ
緻密な経理マンほど、やってしまいがち。ゆとりと度量が大切ですね

 

ポイント②丸投げもNG

ポイント①の真逆バージョンですね。仕事の丸投げは、もちろんNGです。

こういう上司、あなたの周りにもいたことがあるんじゃないでしょうか?

  • 上に言われたことは、Yesマンで受け取り
  • 与えられた仕事は、部下に丸投げ
  • 部下に何か聞かれても、「オレは知らん。適当にやってくれ」
  • うまくいったときは、「オレの任せ方が良い」
  • トラブルがあったら、「オレは悪くない」
経理部員
いるっ!メッチャ頭にくるの!「任せる」と「丸投げする」は全然違うよね。
フルーツ
方針を示す、進捗を管理する、相談を受ける、トラブルに対応する、責任をとる…やるべきことは、きちんとやりましょう。

 

ポイント③間違いを認める

フルーツ
3つめのポイントは、「ごめんなさい」が言えること。
  • 年齢が上になろうが
  • 立場が上になろうが
  • 経験を積もうが
  • 役職を持とうが

時には間違えるのが人間というもの。大事なのは、間違えたときの対応です。

経理部員
あー、確かに大事かも。わりといるよね、謝れない上司。あれはかなりウザい。

「間違いは悪」と思ってしまうと、自分の非を認められなくなってしまいがちです。まじめな経理マンほど、注意が必要かもしれません。

 

ポイント④実務を学び続ける

経理部員
管理職が経理実務わかってないと、ホント困る…。

会計基準も税法も、ほぼ毎年、改正が続いています。高度化・複雑化を繰り返していますから、知識のアップデートは超重要。

簿記の基本をどこかに置き忘れている管理職は論外ですが、知識が古いままの管理職も、現場のお荷物になりがちです。

 

  • 実務で頼れる
  • 知識が深くて尊敬できる
  • 実務的なアドバイスが適格
  • 業務理解が正確で、評価が適正

どうせなら、こういう管理職を目指したいもの。

フルーツ
専門知識は経理の基本!プレーヤーからマネージャーにステップアップしても、現役選手として役に立つ人材でいたいものです。

 

ポイント⑤他人の仕事を軽んじない

管理職に昇格すると

  • 自分のやっている仕事は、重要性が高い
  • 他人のやっている仕事は、重要性が低い

ということで、他人の仕事を軽んじるようになる人がいます。

経理部員
あー、いるね。そうやって、周りにドンドン敵を増やしていく管理職。

 

協力したり指導したりすべき立場の人の仕事を見下すような発言は、当然NG。

  • 書類の整理も
  • 文房具の管理も
  • 郵便物の仕訳も
  • 経理以外の仕事も

もちろん、会社にとって必要な仕事なのです。

フルーツ
管理職になる前に、自分と違う役割をもって働いている人を尊重できるようになっておく必要がありますね

 

経理の管理職・マネージャーがつまらないと思う理由7つ

経理部員
まっとうな管理職になろうと思うと、結構大変そうだよねぇ。

私フルーツ、個人的には、管理職は

  • 大変そう
  • つまらなそう
  • 割に合わなさそう

と思ってしまっています。(※あくまで弊社の例であって、一般論ではありません。)

 

ひとつずつ、具体的にみていきます。

 

理由①しょっちゅう休日出勤

プレイングマネージャーというと聞こえは良いですが、実際はそんなにカッコイイものでもなく。

  • 通常の勤務時間中は、部内・他部署との調整事務
  • 自分の仕事は残業時間・休日に

下からは突き上げられ、上からはプレッシャーをかけられ、他部署との横の関係には気を遣い…。そして、溜まりゆく自分自身のタスク。

 

弊部の管理職たちは、休日出勤している人が多いです。

もちろん、休日出勤手当なんてものはありません。代休がとれたらまだマシな方で、通常はタダ働きです。

フルーツ
経理のような専門職(プロフェッショナル)がタダ働きするというのは、かなりキツイですよね。自己否定になりかねません…

 

理由②毎日残業

社長「長時間労働を評価します」

部長「じゃあ長時間労働するか…僕も、部下の長時間労働を評価します」

マネージャー「じゃあ長時間労働するか…僕も、部下の長時間労働を評価します」

部下「じゃあ長時間労働するか…ん?あいつ早く帰ってるじゃん!業務量少ないんじゃないの!

 

 コ ン ト や め て く だ さ い

 

弊部では、管理職と長時間残業はセットです。

  • ワークライフバランスを大事にしよう
  • 基本的に定時であがろう
  • 効率化して業務を早く終わらせよう

なんて、管理職にはまず不可能。

フルーツ
…あんまり、うらやましくないなぁ。。

 

理由③役員のご機嫌とりが仕事

役員 is 神。

役員に近いポジションに行けば行くほど、仕事が進まなくなります。

 

日経新聞の西條都夫編集委員は6月21日、「経団連、この恐るべき同質集団」というコラムを配信。

経団連の正副会長19人は人の属性の多様化が全く進んでいない「超同質集団」だと批判した。

・西條都夫編集委員が指摘した経団連の正副会長の同質性
(1)全員男性で女性ゼロ
(2)全員日本人で外国人ゼロ
(3)一番若い杉森務副会長でも62歳
(4)全員がサラリーマン経営者
(5)転職経験がない

(出典:この恐るべき同質集団

1つの企業の中でもこれと同じ現象が起きていて、恐ろしいほど似たバックグラウンド・価値観の人が役員やってるんですよね。古き良き昭和のイメージ。

休日に役員家族のお世話するために遊園地行くのも、管理職の大切なお仕事というわけです。

 

理由④実務の最前線でプレイできない

そんなこんなで、実務の最前線でプレイできなくなります。時間がありません。

忙しさにかまけて専門知識のアップデートを怠れば、部下からナメられます。

  • 「え?こんなことも知らないんですか?」
  • 「あの部長の言ってること、5年前のルールだよね…」
  • 「あの課長に相談してもしょうがないから、こっちでなんとかしよう」

上司のご機嫌とりをしながら、部下に頭を下げて教えを乞う日々。

フルーツ
楽しくなさそうです。うん。全然。

 

理由⑤年上の働かないおじさんをマネジメントしないといけない

よく言われることですね。

40歳の課長が、50歳のおじさまをコントロールできなくて病んでいく姿も見てきました。50歳までのらりくらりと生き延びたおじさんを、バリバリ働かせるのは本当に大変。

 

部下(20代30代)「あのおっさん、ちゃんと働かせてくださいよ!」

課長「言ってはいるんだけどさぁ、なかなか難しいんだよ…」

部下(20代30代)「ちゃんと働かないの放置しとくなんて、課長の職務放棄ですよ!」

課長「キミのいう事もわかるんだけど…」

弊社の中間管理職には人事権なんてありません。おじさんは、その辺をちゃんとわかってます。ナメてます。

フルーツ
課長たち、マジできつそうです…

 

理由⑥人事権が一切ないのに人を評価しないといけない

  • 昇給させたり、減給させたり
  • 昇格させたり、降格させたり
  • 異動させたり
  • クビにしたり

中間管理職には、こういう権限がありません。早い話、なんの権限もないから「怖くない」んです。

 

海外企業の場合、ボスを怒らせたら即クビですからね。

実際、海外企業に勤めていた友人は、上司とケンカしてクビになりました。ケンカした翌日に出社したら、もう自分のデスクがなかったそうです。

こういう感じなので、海外企業のほうがよっぽど「上司のご機嫌取り」が露骨だそうです。まさに死活問題だからです。

それが良いか悪いかは置いておいて、とにかく、日本企業の中間管理職はノーパワーです。みんな、それが分かってるからやりたい放題です。

 

理由⑦給与のアップ幅が微妙

これだけ、つまらなそうで大変そうな管理職ですが…

経理部員
でもその分、お給料がアップするんだからいいんじゃない?

という考えもありますよね。

 

ところが、弊社の場合…

フルーツ
管理職と非管理職の給与の違い、この程度か…

という感じなんですよね。(経理なんかやってると、お給料の額は、おおむねわかってしまいますよね。)

いえ、もちろん、「差がつかない」というレベルではないのですが…

フルーツ
あれだけ大変で、これだけの給料…私は、割に合わないと思っちゃうなぁ…

 

経理の管理職・マネージャーになるなら…

いろいろと書きましたが、最重要は結局、割に合うと思えるかどうかだと思います。

  1. 管理職になってアップする給料
  2. 増える責任・変わる仕事内容

①と②を比べてどう思うか。とにもかくにも、これが大切。

 

フルーツ
経理の管理職は、同じような仕事をしていても、会社によって年収がずいぶんちがってきます

詳しくは↓の記事に書いてある通り。

経理の年収にまつわる3つの「残酷な真実」と年収アップ戦略

2019.02.26

 経理の年収を決めるのは、スキルや実績ではなく「どの会社にいるか」 ということですね。

 

フルーツ
だから、経理で管理職をやるなら、鉄則は「割に合う場所で」

もしも今の職場で管理職をやるのが割に合わないなら

  1. 昇進しない
  2. 転職する

が選択肢になると思います。

 

「管理職なんてやりたくない!」「プレーヤーとしてずっと実務をやっていたい」という人には、①昇進しないのがおすすめ。

とはいえ、会社がそれを許すとは限りません。

  • 管理職にならざるを得ない
  • でも割に合わないと感じる

という人や、管理職をやってみたい人は、②転職するのが結論になりますね。

 

フルーツ
そんなとき、味方になってくれるのがJACリクルートメント

超優秀な転職エージェントで

  • 30代以上の経理部員が
  • キャリアを活かして
  • 年収アップの

転職をしたいときには、最適なエージェントだと思います。

 

経理部員
私もそろそろ管理職が視野に入ってきてるわけだし、1回話だけ聞いてみようかな。
  • 今自分のもらっている給料がどうなのか
  • 他社はどんな感じなのか
  • 管理職の手当はどれくらいあるのが普通なのか

などなど、情報収集にはピッタリだと思います。

寝っ転がって5分で登録完了ですから、ぜひ一度お試し下さい。

 

JACリクルートメントは、私フルーツが実際に利用した転職エージェントです。感想は「親切で優秀。求人案件も豊富だし、フォローも丁寧」。自信をもっておすすめできます。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

【JACリクルートメント評判】実際に7社を使った私が体験談を話します

2019.06.05

 

経理の管理職まとめ:どうせやるなら、割に合う場所で

フルーツ
私フルーツ、経理の仕事は大好きです。

でも、今の職場で管理職になりたくはないかも。

  • 気を付けなくてはいけないことが多いし
  • つまらなそうだし
  • 何より、割に合わないと思う

から。

 

フルーツ
経理で管理職をやるなら、「割に合う」と思える職場を選ぶことが超重要かな、と。

弊社の経理部の場合、管理職になれば、

  • 長時間労働に耐えつつ
  • 役員のご機嫌をとりつつ
  • 働かないおじさんをマネジメントしつつ
  • 人事権なしで評価しなくちゃいけなくて

何より、私の大好きな経理の実務はできなくなります。

でも、給料はアップする

管理職をやるなら、このあたりのバランスを考えて、「それでも管理職になりたい!」と思える場所でやりたいな、と思うわけです。

 

フルーツ
個人的には、管理職やるなら、転職しかないかな。

これが、

  • 弊社の管理職の仕事の状況・手当を見て
  • 転職活動でいろいろな求人案件を見て

の感想です。

 

「いずれは管理職やりたいな」「そろそろ管理職に昇格するかもな雰囲気」という人は、ぜひ一度情報収集しておくと良いと思います。

JACリクルートメントなら、おいしいコーヒーを飲みながらエージェントと30分おしゃべりするだけで、役立つ情報がたっぷり手にはいりますよ。

 

それではまたっ!

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