【高配当株は儲からない?】高配当株投資をはじめて1年後にありがちな3つのこと

 

こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マン(@kobito_kabu)です。

配当金が大好きなので

  • 高配当株投資を始めてからただの1回も株を売ったことがない
  • 毎年数十万円の配当金を受け取っている
  • ポートフォリオ全体は大きく含み益

という感じで、割といい感じで投資ができています。

そんな私が、高配当株投資に興味がある方に向けて「高配当株投資を始めて1年後にありがちなこと」をご覧に入れたいと思います。

未来予想図と言うことで、何かしら参考にして頂ければと思います。

 

結論としては、下記の通り。

1年後にありがちなこと
  1. 含み損に耐えられず売却してしまう
  2. インデックス投資がやりたくなる
  3. 集中投資がやりたくなる
シーさん
それでは本題に入りましょう~

 

高配当株は儲からない?1年後にありがちな3つのこと

含み損に耐えられず売却してしまう

一つ目のケースがこれ。

「長期保有のつもりだったのに、早々に売ってしまう」

というパターン。

 

私の保有銘柄は、今でこそほとんどが含み益ですが、投資をはじめた直後は含み損のオンパレードでした。なぜ含み損に耐えられたかというと、企業の財務状態が良好なことを確認できていたからです。

職業柄(経理マンとして上場企業の財務諸表を作成しています)、企業業績だけはしっかりと分析することができます。

 

一方で、財務状態をチェックできるスキルのない人は、含み損が長期間継続すると不安になってしまうだろうということは想像に難くありません。

株価が冴えない時って、掲示板とかSNSでひどい叩かれようになりますからね。まるで、このまま会社が潰れてしまうかのように見えます。

シーさん
そういう時こそ、落ち着いて「財務状態」を確認すべきだと思うんですけどね

 

仮に、配当利回りが5%の株を10年保有すれば、配当金だけで50%も資金回収が進むことになります。

投資期間を10年とすると、その10年内のどこかで買値より株価が高くなるタイミングがくれば「配当金の分だけ丸儲け」という単純な計算が成り立つわけです。

トータルリターンで5%超ですから、悪くない投資ですよね。

 

しかし、そういうつもりで投資をはじめた人でも、いざ自分の保有銘柄が含み損を抱えてしまうと、案外それに耐えられなくなってしまうものです。

配当利回りが高い銘柄は、大体において問題を抱えているので、「売りたい衝動」を抑えるのは簡単なことではありません。

あなたが気になっている株の配当利回りが高い6つの理由【高配当株の落とし穴】

2019.06.19

 

インデックス投資がやりたくなる

高配当株投資は、つまるところアクティブ運用です(市場平均的な成績を狙った投資をインデックス運用、市場平均より良い成績を狙った投資をアクティブ運用と言います)。

  • どうも株価が冴えない
  • 業績が右肩下がりで減配も食らった
  • 将来に向けた明るいニュースがない

保有銘柄がこういった状況に陥った時、きっとアタマの中ではこういった考えがよぎるでしょう。

個人投資家
やっぱり、投資の素人が自分で運用したって勝てないよねぇ…

 

そんなとき、キラリと輝いて見えるのが「インデックス投資」の理論です。

  • 誰でも市場平均の成績が狙える
  • 市場平均と言いながら、プロが運用する大多数のアクティブファンドに勝てる
  • 理論的にも現実的にも、スキの少ない投資理論…
個人投資家
やっぱりインデックス投資が安心だね。手間もかからないし、僕みたいな素人でもプロ並みの成績を残せるんだから

本屋に行ってインデックス投資の入門書を手に取れば、その魅力にグイグイ引き込まれることでしょう。高配当株投資から乗り換える投資手法としては、文句なしに洗練されて見えるはずです。

高配当株投資と比較して、インデックス投資の有効性を肯定する資料・書籍は圧倒的に多いですから、安心感もあります。高配当株投資…ダサく見える?…

※高配当株投資を否定する人のなかには「インデックス投資をしながら、毎年配当金に相当する4~5%分だけ取り崩せば良いじゃないか」と主張する人がいます。これに賛成する人は、ぜひそれを実際にやってみて頂ければと思います。

 

集中投資がやりたくなる

  • 予定通り配当金を手にすることができ
  • 株価も好調で含み益になっている

こういう状態でも、高配当株投資を1年続けてみると実感として気づくことがあるはずです。

個人投資家
…これさぁ…いくら続けててもお金持ちになれないよね…?

高配当株投資は、短期で大金持ちになれるような投資手法ではありません。特に、配当金を安定させるために分散投資を徹底しているのならなおさらです(こびと株.comメンバーはこのパターンです)。

 

今、配当金生活をしている投資家は、配当金投資で資産を築いたわけではないのです。

  • 給料がめちゃくちゃ高くて、生活費がめちゃくちゃ低い。圧倒的入金力で高配当株を買い続けた
  • 事業を起こして数億円の資産を築いて、それをもとに高配当株を買い集めた
  • 集中投資で億の資産を築き、それを高配当株に組み替えた

完全なる配当金生活を送りたい人は、配当金投資じゃない方法を選択した方が手っ取り早いです。これが現実。

ここを勘違いしてスタートしてしまうと、途中で路線変更する必要が生じるということですね。

短期で大きく資産を増やしたいのなら、リスクをとって集中投資すべきです。

 

高配当株投資を続けられる人はどんな人?

  • 財務優良な高配当株に投資して
  • 配当金を増やし続けて、キャッシュフローを拡大していく

そのためには長期的な視野が欠かせませんが、上記で解説したように「途中で投資手法を乗り換える」人も少なくないと思います。

それが悪いことだとは思いませんが、

「思ってたのと違うから」

というのでは単なる無駄足なので、どうせなら最初から自分に合った投資手法を採用できた方が良いですよね。

 

高配当株投資を継続できる人は、例えばこういう目的の人だと思います。

  1. お小遣いを月3万円増やして、日々の生活をちょっとだけ豊かにしたい
  2. 教育費を配当金で賄って、お金を気にせず子供に合った教育(習い事)を受けさせてあげたい
  3. 配当金でじぶん年金を作って、老後不安をなくしたい
  4. 配当金+ちょっとした労働でセミリタイアしたいetc…

こういったニーズを満たしたいのであれば、コツコツ高配当株を買い集めるのは理に適っていると思います。

【高配当株でじぶん年金】元本860万円で65歳から死ぬまで毎年90万円受給するプランと、そのメリット・デメリット

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ちなみに、私の場合はまさに上記の全部ですね。

  • 今は配当金を使って家族旅行や趣味で楽しんでますし
  • 子供がもう少し育ってきたら、配当金を使って習い事させてあげたいと思ってますし
  • 老後は高配当株ポートフォリオを終身年金にしようと思っています
  • 時期が来れば、配当金を1つの支えにして働き方も変えるかもしれません(会社をやめてフリーランスに、とか)

こういうことが可能になるのが、キャッシュフローの拡大というものです。小さな働き手がもう一人いるようなものです。

疲れもしないし文句も言わず、まったく手間がかからないキャッシュ製造機…それが高配当株ということですね。銘柄選定さえ間違えなければ、市場の暴落にもある程度の耐性があります。

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さらに、高配当株を買い始めて配当金が入り始めると、副効果もあります。

キャッシュフローの拡大に貢献しないものに対して、お金を払わなくなるのです。

資産が増えることに快感を覚え始めると、自然と家計が洗練されていくでしょう。

収入が増え、支出が減り、良いサイクルに入ると、あとはグングン伸びていきます。

 

  • 1年目より2年目
  • 2年目より3年目
  • 3年目より4年目

年を追うごとに家計がラクに、そして強くなっていく。こういうことに魅力を感じる人は、きっと継続できると思います。

ほんとに、毎年生活が良くなっていきますよ。

 

まとめ:理論的な裏付け・爆発力が欲しいのなら、高配当株投資はやめておくべし

以上をまとめると、下記の通り。

かる~い気持ちで高配当株投資を始めると、1年後にはこうなる可能性が高いと思います。

1年後にありがちなこと
  1. 含み損に耐えられず売却してしまう
  2. インデックス投資がやりたくなる
  3. 集中投資がやりたくなる

 

仮に配当利回り5%の株式に10年投資すると、元本が変わらなかった場合には、お金を10年で1.5倍にできたことになります。

高配当株に期待するリターンは、せいぜいこんなものでしょう。

 

長期的に元本をキープしつつ、ひたすらに安定して配当金を貰い続けたい。それによって

  • 趣味に充てられるお金を増やしたい
  • 教育(習い事)にお金を使いたい
  • じぶん年金にして老後に備えたい
  • 配当金+労働でセミリタイアを狙いたいetc…

こういう人は、じっくりと長く、腰を据えて投資に取り組めるかなと思います。

 

高配当株への分散投資は、

  • インデックス投資と比較して「有効性を証明する理論的な裏付け」に乏しく
  • 集中投資と比較して、爆発力に欠けるもの

です。見る人によっては「儲からない投資法」と言えるのかもしれません。

そういった特徴をよく理解した上で、投資に臨みたいものですね。

 

たぶん私は、5年先も10年先もずーっと高配当株買ってると思いますw

それではまたっ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comの管理人(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。