経理マンの憂鬱?連結決算は外注される可能性が高い

こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

今日は連結決算の外注化に関するお話です。連結決算に興味がある学生、経理マンの方はぜひ読んでておいてください。未来に影響のあるお話です。

 

連結決算とは

簿記2級まで学んだことがある人なら、言葉ぐらいは聞いたことがあると思います。簿記1級まで勉強した人なら、「連結って…めんどくさっ!」と思ったことは一度や二度ではないでしょう。

経理をやっている人なら、「連結決算」のスキルが一般に売れるスキルであることを認識している人が多いと思います。転職サイトとか見ても、よく出てくる言葉ですよね。給料も高めです。

投資家の皆さんが見ている企業の売上なんかも、今時はほとんど連結決算で作られた数字です。

 

今ここに、A社、B社、C社の3社があったとします(彼らは、同一のグループに所属する企業です。)

彼らは、自分たちの財務諸表を作成しています。

この決算書によって、個社の業績(売上とか利益とか)が分かるわけですね。

連結決算では、これら3社を1グループとみなして、1つの決算書を作ります。

この作業が結構めんどくさくて、正確に作業をこなすためにはそれなりの知識・経験が求められます。

ところが、この連結決算の作業が、外注できそうな感じになってきちゃってるんですよね。また経理マンが職を失うぞ…

 

連結決算外注の担い手:DIVAの子会社フィエルテ

連結決算システムのシェアNo.1企業はDIVA(ディーバ)です。ここの子会社が、連結決算の受託サービスをやってるんですよね。

これが非常に良い勢いで成長しているそうです。

  • A社・B社・C社の情報収集~開示資料(※)の作成まで全部やります
  • 作業のみを請け負います。会計論点の整理・内容のチェックはお客さまでお願いします
  • 夜間対応・休日対応もバリバリOKです

※東証とか金融庁とかに提出しなきゃいけない、外部向けの決算資料のことです

 

ざっくり言うと、こんな雰囲気。

顧客ごとにオーダーメイドでサービスを提供するので、かなり評判がいいようです。

経理の実務者の集いでも

  • 連結決算チームの人員削減ができた!(6人→3人)
  • 働き方改革に合わせて残業削減できた!
  • 業務をマニュアル化してくれて効率化が進んだ!

と言った声が聞こえてきます。3人の経理マンの霊圧がこの世から消えたぞ!

連結決算で毎四半期残業しまくってたのに、今ではもう定時帰りだそうです。いなくなった3名は、別な部署に異動になったそうで、ある意味イチから出直しです。

マニュアルができてしまえば、コストの高い正社員にやらせておく必要もないですね。人によっては、残業の削減=年収減少に直結です。

ついには、「いっそ経理部全体を外注してしまいたい」なんて会社も出てきているのだとか。

 

まとめ:連結決算が稼げるスキルじゃなくなる日がくる

連結決算の外注化の流れは止まらない気がしますね。

連結財務諸表って「切っても血が出ない」と言われていて、要するにただの数字遊びなんですよね。

  • タックスプランニング
  • 予算管理
  • ファイナンス
  • 原価管理

こういう業務と違って、やったからといって会社にお金を残せる業務じゃありません。

決算業務(個別・連結)、税務申告、開示業務は外注される可能性が高いですねぇ。

大量反復的な業務なので、低コストでの価格競争が起きやすいんですよね。(人件費の高い)本社経理マンにやらせる仕事ではなくなってくるのかもしれません。

生き残りに不安を感じる人は、経理の階層(カースト)についてはしっかり理解しておきましょう。

経理でのキャリアアップを考える時は「階層」を意識する必要がある

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年収の上げ方についてもぜひ。

経理の年収にまつわる3つの「残酷な真実」と年収アップ戦略

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それではまたっ!

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シーウィード

こびと株.comの管理人(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。