こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。
- 好きなアセットクラスは株式です
- 好きな株式は高配当株です
合コンでは必ずこの2つを言うようにしています。
ちなみに理由はコレ。トータルリターンの最適化ではなく、キャッシュフローを重視。https://t.co/ayy1zsfPux
— こびと株.com (@kobito_kabu) September 17, 2018
理論的には、超低コストの時価加重インデックスファンドで良いと思うんですよ。長期的に報われる可能性が高い投資方法だと思います。
でも、それだとどうしても理想のキャッシュフローがデザインできない。
というわけで、地道なファンダメンタル分析のもとコツコツと高配当株を集めているわけですが…
定期的に新興国の高配当株も欲しくなります。
でも、なかなか投資に踏み切れないんですよね。
新興国の高配当株に投資しづらい理由
取扱いが少ない
- 中国
- 台湾
- インド
- 南アフリカ
- ブラジル
- タイ
- ロシア
- マレーシア
このあたりの銘柄が投資対象になるわけですが、日本の証券会社から投資できる銘柄は限られています。高配当株というジャンルでいうと、なおさら少ないです。
現地の証券会社を開設すればもう少し選択肢が広がるのかもしれないですが、そこまでやる気にはなれませんw
投資コストが高い
単に取引手数料が高いというだけではなく、該当銘柄の情報を手に入れるのにも一苦労です。リサーチコストが高い。
特に、私のようにファンダメンタル分析のもと個別株投資を行うとなると…知らないものに手を出してはいけないと言いますが、うかつに近寄るとケガしそうです。
為替手数料や、二重課税という税務上のデメリットも見逃せません。
株主重視の文化があるかどうか分からない
米国企業は圧倒的に株主重視です。20年以上連続増配を続けている企業が軽く150以上あります。
日本企業は米国のマネが大好きなので、最近は株主還元の姿勢を強めています。2017年度の上場企業全体の配当総額は13.5兆円と、過去最高を記録しています。
一方、新興国企業において、このような文化があるかどうか、判断がつきません。ちょっと調べるてみると、新興国の企業は配当金を出したり出さなかったり、たくさん出したりちょっとしか出さなかったり、結構いい加減にやっていることが分かります。
配当金は「読める」からいいのであって、これが「読めない」となると、一気にその魅力は小さくなりますよ…普通にインデックス投資してた方が良いですよね。
ウィズダムツリーの新興国・高配当株ETFが気になる
とはいえ、根っからの株好き。高配当株好き。ポートフォリオに5~10%で良いので、新興国の高配当株を入れてみたくなっちゃうんですよね。
ウィズダムツリーという運用会社が、なかなかマニアックなETFを組成しています。
新興国株式の高配当ETFとしては、こんな商品があります。
詳細はリンク先のHPに任せるとして、とりあえずこんな感じ。総経費率の高さが目立ちますね(比較として、米国高配当株のETF「HDV」は0.08%)
例えばDGSの場合、10年保有したら6.3%確実に毀損すると考えると、大きなコストですね。
参考までに、二重課税と経費を考慮すると分配金利回りはここまで低下します。
- DEM 2.185%
- DGRE 1.833%
- DGS 3.388%
税引後でこの程度の利回りしかないのなら、日本の高配当株/REITや米国高配当株で十分な気がしてしまいます。この利回りで安定するわけでもないですからね。
結局、ここ2年ほど検討を続けているだけで、投資には至っていません。
最近になってまた気になりだしたのは、新興国市場が軟調だからですね。新興国株への投資としてよく使われているETF「VWO」のチャートはこんな感じになっています。

高値を付けた年初の51ドルから、今や40ドル。ざっくり20%の下落です。
このトレンドが止まらず、ウィズダムツリーの高配当ETFの利回りがもう少し魅力的なものになったら、もしかしたら、投資をするかもしれません。ちょこっと。
あぁ、世界中の株式が欲しい….
それではまたっ!
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