給料を「消費・浪費・投資」に分けてはいけない理由

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こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

給料が入ったら、その用途を3つに分けましょう!という話がありますよね。

  1. 消費・・・生活するうえで最低限欠かせない出費。食費や衣料費など
  2. 浪費・・・ムダ使い。マシな言い方をするのならば、娯楽費
  3. 投資・・・自己投資や金融商品・不動産への投資など

こびと株.comメンバーはこの考えに反対です。

私たちは、給料を消費・投資の2つにしか分けません。

 

給料から浪費してはいけない理由

浪費と表現してしまうと、定義上は「ムダ使い」そのものを指してしまうので、娯楽費と言い換えます。(ムダなら削減すれば良い、という話になってしまうので)

なぜ給料から娯楽費を出してはいけないのか?その理由は2つです。

 

理由①:自分ではなく、他者を富める者にするための行為だから(=自分の金融資本が蓄積されない)

私たちは、労働によって給料を得ています。一見儲かっているようにも見えますが、一方で資本家はそれ以上に儲けています。ある側面から見れば、労働者は資本家のために働いてるとも言えます。

(もちろん、自分で独立して稼ぐ力・リスクテイクする力がない人間にとっては、組織の歯車として働くことにはそれなりのメリットがあります。労働者=奴隷というつもりは全くありません)

私たちから見た娯楽費は、サービスを提供した側から見れば売上です。等価交換に納得して支出しているわけですから、お互い損得ナシのように思えます。

しかし、相手はプロです。消費者心理を研究し尽くして、いかにして私たちから金銭を得るかを日夜考え続けているのです。そして、自分たちが儲かる十分な「利益」を乗せてサービスを販売しています。

全部が全部そうだというつもりはありませんが、結局ここでも搾取(ちょっと言葉は悪いですが)は起きているのです。

労働という行為も、娯楽費の支出という行為も、結局は他者を富める者にするための行為です。本質的には、自分を最優先にリッチにしてあげるための行為ではありません

だから、給料を娯楽費に充てている限りは絶対にお金持ちにはなれないのです。とお金持ちではない(重要)経理マンが言っています。

 

理由②:究極、娯楽はタダでも手に入るものだから

娯楽費を手に入れるためには、労働によって給料を稼ぐ必要があります。

労働者にとって、労働と余暇は常にトレードオフの関係にあります。働けばお金が手に入りますが、余暇は減ります。一方で、働かなければお金は手に入りませんが、余暇は手に入ります。

つまり、給料から娯楽費を支出するということは、余暇を差し出すことによって娯楽を得ていると言い換えられるわけです。

ところが、そもそも娯楽のなかには無料(タダ)で手に入るものがあるのです。

  • 仲の良い友人との会話
  • 恋人との散歩
  • 街中をジョギング
  • 一人で林道を散策
  • 図書館で読書
  • 神社・お寺巡り
  • 天体観測
  • 俳句、作詞
  • バードウォッチングetc

「無料・趣味」などで検索すればいくらでも出てきます。

お金をかけることで楽しい思いをできる機会が増えることは間違いありません。ただ、お金をかけなくても楽しい思いはできます。

お金がないと遊べない/お金さえあれば遊べるというのは、この大量消費社会で企業から植え付けられている「ただのイメージ」なのです。踊らされてると言い替えても良いです。

こうなると、タダで手に入るもののために労働をして余暇を差し出すというのは、なんだか本末転倒なことのように思えてきます。そんなに遊びたいのなら、働かないで遊んでりゃいいじゃんということです。

 

給料は「消費」と「投資」の2種類に分ける。消費(基礎生活費)はできる限り少なく抑える

お金を貯めるために重要なのは、給料の使い途を2種類に分けることです。消費投資です。

消費とは、すなわち基礎生活費のことです。これらのコストは低ければ低いほど良いです。なぜなら、

  • 労働環境の変化に対応しやすい(給与カットやボーナスカットに耐えられる)
  • 投資に回るお金が増える

からですね。

この辺、突き抜けてるなぁと思うのは三菱サラリーマンさんですね。

彼は、基礎生活費が10万円ちょっとしかありません。それでいて給与が高いので、投資に回るお金が半端じゃありません。29歳にして3,100万円もの投資元本があります。

それでいて筋トレやら彼女とのピクニックやら、無料の娯楽で楽しそうに日常を過ごしています。

(さすがにこのレベルでは頑張れないですがw)私たちこびと株.comメンバーも、目指したいのはこういうスタイルです。

質素倹約で満足度の高い生活。

良い響きですね~。たまらん!

 

こびと株.comメンバーの家計管理原則

ここまでは、まぁ当たり前と言えば当たり前の話かもしれません。ここからはこびと株.comメンバー独特のルールです。

①基礎生活費(衣食住)を稼ぐための労働はできる限り続ける

橘玲氏の幸福の資本論によれば、幸福のインフラになるのは3つの資本です。

  1. 人的資本
  2. 社会資本
  3. 金融資本

一切働かないということを選択すると、人的資本と社会資本を毀損します。これはみずから幸福のインフラを手放す行為です。

また、私たちにとっては、生きるために働く(社会の中で役割を持つ)ということは根源的な欲求です。この点からも生活費を稼ぐために職を持ち続けるというのは意味があることです。

 

②資産所得は基礎生活費には充てない

原則として、配当金所得は基礎生活費には充てません(緊急時は別)。なぜなら、基礎生活費に占める資産所得の割合が増えると労働のモチベーションを下げるからです。

労働のモチベーションを下げるということは、結果的に、人的資本と社会資本を毀損するリスクを高めることに繋がります。

「勤労=尊い」という割と古い?労働観を持っているので、労働の価値を無意味に下げることはしたくないということですね。

資産所得を基礎生活費に充てると、「じゃあその分働かなくてもいいや」という発想が生まれます。これは、本来的にそうしたいというわけではなく、そういう状況ならそうしたくなるという話です。

状況さえ整えば、いくらでも怠惰に堕落していく自信があります。恥ずかしながら。だから、資産所得を生活費には充てることはしないつもりです。

 

③配当金はすべて娯楽費に充てる

配当金は、再投資せずに使い切ります。このあたりの感覚はこちらの記事をご覧いただくとお分かり頂けると思います。

【脱ライフサイクル仮説】若年期に我慢して老齢期に資産を取り崩すのはやりたくない

2017.07.19

配当金を娯楽費に回しても良い理由は、金融資本の蓄積が進んでいることと、配当金は完全なる不労所得だからです。この娯楽費を得るために差し出した時間はほとんどありません。遊ぶための金欲しさに労働をして、余暇を失うということにはならないのです。

宵越しの配当金は持たない主義ということですね!毎年おこづかいが増えていき、お金を使わないと経験できないことを経験できるというのは夢があります(お金を使わない娯楽も大好きですが)。

再投資をしないのは、特定の金額までお金を貯めたいという目的がないからです。明確な目標金額があるのなら、配当金は再投資に回した方が絶対に効率的です。

 

ちなみに、インデックス投資をやらずに配当金投資をやっているのは、こうやって毎年遊べるお金を増やしながら「努力によって日々の生活が良くなっていることを実感したいから」です

インデックス積立をしないで配当金投資を実践している理由

2017.06.26

さて、税引後3%の配当利回りのポートフォリオを持っているということは、33年で投下資金を回収できるということです。

今後、32歳~55歳の間で総額数千万円の投資をすることになりますが、株式投資は55歳でぴたりとストップする予定です。なぜなら、55歳以降に投資しても、配当金では死ぬまでに元本回収できないからです。

85歳まで生きられれば、投資元本(それ以上の金額)を配当金で全額回収できます。そして、投資元本は手つかずでそのまま残ります(もちろん、金額的には上下に大きく変動していると思いますが)。

  • 給与を「消費」と「投資」に充てる。
  • 投資から生まれた配当金はすべて娯楽に使う

こうするとどうなるか?

結局

  • サラリーマンとしての生涯賃金はすべて「消費」と「浪費」に使った
  • 使ったはずなのに、浪費に使った分の金額はすべて元本が残っていた

こういう状態を作ることができます。なんだか手品みたいですね。これが私たちがやりたい配当金投資です。

 

まとめ:配当金は素敵です

私たちは、3つの資本健康余暇を幸福のインフラだと捉えています。

図にするとこんな感じです。

(こういう話題の時はあまり意識されていないことですが、実は給与を消費と投資に分ける前に、税金と社会保険料が引かれています

税金は、行政サービス料として健康で文化的な暮らしを営むための基礎となっており、社会保険料は人的資本と健康を守るための砦になっています。両方とも非常に意味のある支出ですね。)

  • 給与は、消費と投資に
  • 投資の果実(配当金)は娯楽費に
  • 死ぬときに、残った財産は〇〇へ

お金の使い方ルールは、今後ライフスタイルに合わせて変わっていくことと思いますが、拙いながら、これが現在の私たちの一応のスタンスです。

大事に稼いで、大事に使っていきましょう。

それではまたっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comのボス(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。