【微妙】週3労働or週4労働での夫婦共働きに魅力を感じない理由

 

こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マン(@kobito_kabu)です。

週3労働の生活がしたい。週3勤務の正社員とか素敵だと思う

2019.02.23

先日の記事に引き続き、週3~週4勤務ネタです。

 

恵まれた世の中にあってどう生きるか

こういう感覚には、とても共感を覚えます。

今って、めちゃくちゃ恵まれた環境だと思うんですよね。

  1. 生活インフラが整っていて(水道光熱、医療、交通)
  2. 便利な家電製品(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機etc…)も安価に揃えられて
  3. 食料品も簡単に手に入って
  4. 高機能・安価な衣料品も手に入って
  5. お手軽な娯楽もたくさんある

一般に、モノというのは持てば持つほど満足度が下がります。

お腹がすいているときのラーメンは美味しいですが、”カツ丼とハンバーグを食べた後”のラーメンはそれこそ「お腹いっぱい」でしょう。

あくまで私の感覚ですが、今の世の中は便利なサービス・モノが溢れすぎて、これ以上そういうものを追求するのはコスパが悪くなってる気がするんですよね。

  • 車や洗濯機がない世界から
  • 車や洗濯機のある世界に来たら

その便利さに大きな感動を覚え、生活は劇的に変わると思います。

でも、すでにそういったものがある世界で生まれた若い世代にとっては、車や洗濯機のグレードを上げたところで大きく満足度を向上させることは難しいです。

今の若い世代にはいわゆる「ハングリーさ」が足りないと言われますが、しょうがない(というかそういう状態を目指してきたのでは?)ことなのかもしれません。

シーさん
だって色々足りてるんだもの。

 

時間がより一層貴重になってきた

良い製品・良いサービスが手に入る理由は、それを安く提供している人たちがいるからです。

そして、それを安く提供している人たちというのは、ほかならぬ「自分たち」です。

私たち会社員は、仕事を通じて誰かにサービスを提供する一方で、どこかでサービスを受けているわけですから、そういう意味で裏表の関係にあるわけです。

24時間営業のコンビニは確かに便利ですが、もし自分がコンビニオーナー・従業員の立場だったらと思うと、その大変さは容易に想像がつきます。

また、世界で通用する競争力のある商品を作ろうと思ったら、従業員に24時間休まず働いてもらって、圧倒的なスピード感を持ちつつ、できるだけコストを抑えて開発をするしかありません。

国内の話ですが、最近のペイペイ合戦とかスゴイですよね。

このスマホ決済の世界も、そのうち「勝者」と「敗者」が明確に分かれるでしょう。

これだけ変化が速い世界です。週3、週4労働なんて生ぬるいことを言ってのんびりしていたら、あっという間に商売に負けてしまいます。

革新的なサービスは確かに便利ですが、その裏ではたくさんの苦労があり、世の中に出てくることなく消えていったモノがたくさんあるはずです。

 

変化のスピードが速く、競争の激しい世の中においては

  • (サービスを受ける側として)どんどん生活が豊かになる一方で
  • (サービスの提供者でもある)自分の時間にはゆとりが持てず豊さを感じられない

という奇妙な状態が生まれます。

これだけ世の中が便利になってきた一方で、今の生活が本当に豊かになったと胸を張って言えるのか、いまいち自信が持てない人は多いんじゃないでしょうか。

結局、どうすればいいのか?

自分自身はとっととサービスの提供者から降りてしまって、(少なくなった)収入のなかでほどほどにサービスを享受し続ける方が合理的に思えます。そうしないと、トータルで見てプラスにならないからです。

※全員がこういった行動をとると、経済成長が止まり社会全体の福祉が向上しなくなるという面において非倫理的に思う方もいるかもしれません。

 

週3労働or週4労働での夫婦共働きの可能性について

シーさん
イイ感じで労働の比率を減らしていきたい

昔の一般的なモデルだった「男性フルタイム+女性専業主婦」という組み合わせ。これを現代風にアレンジするなら、

  • 週3~4労働の夫
  • 週3~4労働の妻
  • あらゆる家事/育児を公平にシェアする
  • そして、ゆとりある余暇で家族・気の合う仲間との時間を楽しむ

こんな感じでしょうか。

仮に2人とも週3勤務だったとしても、足せば週6日労働していることになります。単純に考えると、男性一人の週5フルタイムより多く稼げるはずですよね。

とはいえ、話はそう簡単ではありません。日本の労働市場にはこういう特徴があるからです。

日本の労働市場の特徴
  1. 年功序列の終身雇用
  2. 同一労働同一賃金ではない
  3. 男性優位

グローバルスタンダードの先進国では、人種・年齢・性別などにより待遇に差をつけることは法的にも倫理的にも許されません。

一方、日本においては合理的に説明できない理由による差別がまかり通っています。

  • 派遣社員・契約社員というだけで
  • 若いというだけで
  • 女性だというだけで

年配の男性総合職より付加価値の高い仕事をしているにもかかわらず、低い給与に甘んじている人達がたくさんいます。

これは社会構造的な問題で、利害関係が複雑に絡んでいるので一朝一夕ではどうにもなりません。

安部首相はこんなことを言っています。

この国から非正規という言葉を一掃する。雇用形態による不合理な待遇差を禁止する同一労働同一賃金を実現します。

(出典:産経新聞「非正規という言葉をこの国から一掃する

※こういうことを声高に宣言しなければならないのは、先進国であるはずの日本が、上記のような差別まがいの労働市場を形成していることについて、海外から良く思われていないからです。

 

週3~週4労働の共働きを選択してパートタイムに従事するということは、

  • 正社員という既得権益を捨て
  • 妻を不合理な労働市場にほっぽりだし(女性というだけで給与が低いのに、パートタイムとなるとなおさら低い)
  • みずからも不合理な低待遇に甘んじる

ということに他なりません。

シーさん
あまりイケてる選択肢に感じないですよねぇ

※念のために申し添えておくと、いわゆるマックジョブの存在を否定しているわけではまったくありません。あれはあれで需要と供給、成果と対価のバランスがとれているからです。

 

まとめ:社会の変化に期待するより、自分でできることをやっていく

結局、今の日本でうかつに正社員の立場を捨てると「割を食うだけ」になる可能性があります。

となると、このような対策をとるしかありません。

  1. 海外へ脱出する
  2. 自営・起業で頑張る
  3. まっとうな労働市場を探して身を置く

①海外脱出はあまり現実的ではないですが、実際に海外で成功されている若い方もいますね。

②独立開業して「雇われる」働き方をやめれば、不合理な待遇格差はなくなります。もちろん相応のリスクは負うことになりますが、雇われるストレスよりマシだと思う人も多いでしょう。

③日本のなかに「(グローバルな水準という意味で)まっとうな労働市場」があるのか私は分かりませんが、今後はそういう市場がないのか、探していきたいと思っています。

※隣の芝が青く見ているだけかもしれませんが、IT業界(の一部)は割と先進的な気がします。人材不足になることも見えていますし、興味のつきない業界です。

経営者の立場から見れば、週3よりフルタイムでコミットしてくれる人を優遇したいと思うのは当然のことかもしれません。

自由な勤務形態(例えば週2~週4労働)を認めてもらうには、経営者から「週3でいいからこの人に働いてほしい」と認めてもらえるスキル・貢献度が必要です。

好きな時に好きなだけ働くというと、なんだかのんびりしたように聞こえますが、逆に言えば「実力だけがすべて」のシビアな世界だということです。

合理的な市場原理が働いたら、かえって甘くない世界になるかもしれません。

シーさん
市場経済って面白いですねぇ

今でこそ微妙に思える週3共働きですが、デザイン次第ではぜんぜんアリかなと。

いい感じの落としどころを探します。

それではまたっ!

 

※私の日本の労働市場に関する見方は、橘玲氏の書籍に強い影響を受けています。興味のある方はぜひ読んでみてください。若い世代ほど「自分の不満の原因はコレか!」と感じると思います。

 

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シーウィード

こびと株.comの管理人(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。