自分の性格・理想の生活と、投資手法は一体不可分

こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

以前、配当金を増やしても「少しずつ時間を買うことはできない」ということを記事にしました。

年間配当金30万円の意味。時間を少しずつ買うことはできない

2018.02.11

例えば、

  • 月の手取りが20万円のサラリーマンがいたとして(年間支出も20万円×12カ月で240万円)
  • 年間20万円の配当金があれば
  • 働くのは11カ月でも問題ないはず!

ところが、実際はそんなことはできません。11カ月労働の正社員なんかないからです(アルバイトなら良いんじゃない?という意見もあると思いますが、年齢を重ねた後のことを考えるとまだまだ心もとない水準でしょう)。

 

時間は少しずつは買えない

結局、労働から完全に自由になろうとすると(完全リタイアしようとすると)、1億円近い金融資産が必要になります。これでも得られる配当金・利息は年間300万円ぐらいなんですけどね。自由がいかに高価なものか、よく分かりますね。

完全リタイアではなくちょっとした労働を組み合わせつつ…というレベルなら、3,000万円~5,000万円ぐらい必要になる感じでしょうか。いずれにせよ、一般庶民が短期的に準備できるレベルのカネではありません。

毎年200万円もの大金を高配当株に投資しても、増える配当金はせいぜい5~10万円程度です。「時間」という自由を勝ち取るにはあまりに長い時間が必要です。自由になれるころには50歳、60歳を過ぎているというジレンマですね。

※乾燥機付き洗濯機やお掃除ロボットでも時間を買えますが、ほとんどの人にとって多くの時間を占める「労働」に比べたら小さなものですね

結論としては、

  • 早く
  • 完全に

自由になりたいのなら、最大限のリスクをとって個別株集中投資で短期でガツンといってみる価値はあるのでは?という感じですかねw

 

買える「モノ」なら少しずつ増えていく

完全な自由を勝ち取るのには時間がかかりますが、一方で、金銭的なストレスからは少しずつ解放されていきます。

例えば、私の大好きな趣味は

  • 映画鑑賞
  • 読書

なのですが、映画鑑賞は夫婦で3,000円程度。本は1冊700円~2,000円程度です。

  • 毎週末に映画鑑賞をして(3,000円×4×12カ月=14万円
  • 毎月10冊の本を買っても(2,000円×10冊×12カ月=24万円

合計で年間38万円ほどです。このぐらいの金額なら、配当金だけでほとんど賄うことができるようになっています。

資産運用方針として、配当金は「出口のお金」としてすべて使うことにしていますが、趣味(映画・本)に関してはもうほとんど一生お金の工面を気にしなくて良い状態になっています。

※基礎生活費(衣食住)はすべて勤労で賄い続けるという前提です

自分と家族が食べられるだけの労働をすれば、生きていける

趣味などに充てるお金がなくて「ただ生活するだけ」になっては味気ない気もしますが(もちろん、安全・清潔に暮らせるというのはそれだけで幸福なことだと思います)、安定した資産収入があれば娯楽費のカバーはバッチリです。

 

配当金投資は、こうやって毎年のように「享受できるサービス・モノが増えていく」というメリットがあります。生活の満足度を上げやすいということです。

こういうこと(日常の生活満足度)にはあまり不満・興味がなくて、将来の特定時期に向けて、

  • じっくりと着実に
  • 時間をかけて

資金を増やしていきたいのならS&P500などのインデックス投資が良いんでしょうね。個人的には、配当金再投資をやるぐらいなら、こういうインデックス投資をしたほうが資金全体は増える可能性が高いと思っています。

このへんは、ちょっと勉強した人なら誰でもピンとくることでしょう。

 

自分の性格・理想の生活と、投資手法は一体不可分

こうやって考えると、高配当株投資はどんな人に向いているのか、なかなか難しいですね。

  • 早く・完全にリタイアしたい、というわけではない
  • 将来の特定時期に向けて時間をかけて効率良く資金を増やしたい、というわけではない

配当金投資は十分にまとまった資金がある人向け(一般に、高齢者世帯になりがち)みたいな話もよく聞きますが、高齢期ではむしろ元本保全のために安全性の高い債券等で運用すべきだと思います。

 

  • ワンチャン大金持ちになれるような投資手法でもないし
  • 長期的に最大効率で資金を増やせるわけでもないし
  • 低リスクで安全運用できるわけでもない

高配当株投資って、結構地味な投資手法ですよね。

自分たちには確固たる信念・シナリオがあってこういう投資をしてますが、人にはなかなかススメられないですね。

時々債券に浮気したくなる時もありますがww

 

なんにせよ、自分の性格・理想の生活と、投資手法は一体不可分です。

あれこれ投資手法に悩むのと同時に、自分がどうありたいかについても考えてみると良いかもしれません。

それではまたっ!

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シーウィード

こびと株.comの管理人(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。