妻に株式投資を強くはオススメしない3つの理由

こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

数ヶ月前、妻に「つみたてNISA」をゆる~くオススメしていたのですが、やっぱりこういうことになりました。

今日は、株式投資大好きな私が、妻には投資をオススメしない理由について語りたいと思います。

 

理由①:投資をすることで未来が必ず良くなるとは限らないから

相場が良い時には、

  • 投資をする人が勝ち組
  • 投資をしない人は負け組

そんな雰囲気になりがちです。しかし、歴史を紐解けば「投資をしない」ことが最善だった時代(時期)もあるわけです。

投資というのは不確実な未来に対して行うものです。極端な話、過去や今がどうかはまったく関係がありません。過去成績の良かったもの、今成績が良いものが、同じように将来も良いとは限らないからです。

確かに、50年、100年というスパンでチャートを見ると貨幣よりも株式の方がはるかに成長しています。しかし、アメリカでも日本でも「株式の死」と言われた時期はありました(せいぜい20年弱ぐらいですが)。

人の人生は無限ではありませんから、その人が生きているタイミングで貨幣と金融商品がどのような相関関係になるかはやはり分からないわけです。

今後、大勢の予想に反して、世界をひっくり返すようなデフレが起きないとも限りません。

 

また、今でこそ世の中は「資本主義」というルールを中心に動いていますが(もちろん、そうでない国もありますが)、そのような仕組みがいつまで続くかは誰にも分かりません。政治や経済の仕組みはいつだって、ある日を境に突然変わるものです。

同じ体制が何百年、何千年も続いた例なんて、、、ありますかね?やっぱり、未来は不確実なのです。

 

結局、私自身が株式投資に傾倒していることを考慮すると、妻はあえて”何もしない”という選択を取ることもアリなのかなと。まぁ、広い意味では分散と言えるでしょう。

 

理由②:妻はお金に執着しない性格だから

私のようなお金大好き人間からすると信じがたいのですが、世の中、お金に執着していない人というのは確かに存在します。

実際、うちの妻はお金に執着がありません。もちろん、最低限のお金があるという前提ですが「質素で、素朴で、自分らしく過ごす」ことに一番の価値を見出している人です。

寝ることと食べることが至上の幸福のようです(妻とは大学生の頃から付き合っていたのですが、当時「あたしと寝ることと食べることどっちが大事なのよ!」と言ったところ、真剣に悩まれて、部屋の片隅で咽び泣いた記憶があります。)

 

最近、休日にぐうたらしていたのを発見したので、こう言いました。

  • もっと朝早く起きてブログでも書いて
  • ジムに行って筋トレして
  • 将来に向けて資格の勉強でもして
  • 投資で資産形成しながら
  • 生産性の高い人生を送ろう!

 

さぁ立ち上がって!君も僕と一緒に「4つの財布と3つの資本」で充実した人生を!

いやぁ、とても心温まる提案ですね。

 

しかし、返事は

 

「生産性の高い人生だとぉ~?そんなつまらない人生送って何になる!わたしはぐうたらするのが好きv

 

まさに一刀両断。あれぇー?

私はクソ真面目な経理マンですが、彼女はマイペースなのんびり屋さんです。こんな彼女を投資に巻き込んで、なんかいいことあるのかな?と考えてしまったというわけです。

私のカンですが、彼女は投資には不向きだと思います(私が向いているかどうかは別にして)。投資をさせて、お金を意識しなければならない時間が増えてしまうと、彼女の良さが損なわれてしまう気がするんですよね。

幸福になりたいからお金を手に入れようとしているのに、お金を手に入れようとして心配ごとを増やすのはバカバカしいと思います。

というわけで、彼女が投資に興味を持てないのなら、それはそれでいいのかなと。

 

理由③:本当の意味の「余裕資金」がまだないから

投資は余裕資金ですべきという話がありますが、そもそも一般ピーポーにとって余資なんてないと思うんですよね。なくなっても大丈夫なお金なんてないし、お金は余ってない。余裕なんてない。

この余裕資金というヤツの定義は、意外にあいまいです。あえて定義しておくと「生活費+生活防衛資金を除いた、短期的な使用予定がない資金」という感じでしょうか。

私は余資を投資に回しているつもりですが、生きるうえで将来必要になるお金はまったく確保できていません。時間軸を無視すれば、本当の余資というのは「自分が一生を生きていくのに必要なお金を上回る部分」のお金だと思っています。

例えば

  • 日常の生活費
  • 住宅資金
  • 養育費・教育資金
  • 医療費
  • 老後資金

こういったお金を全部確保できたうえでの余裕資金が、本当の意味で「余資」だと思うのです(ここまできたらお金そのものが要らなくなるので、投資自体の必要性がなくなるという矛盾が起きるわけですが…)

生きるための労働を続けている人に、余資という概念はなかなかピンとこないものがありますね。

老後資金なんかはずいぶんと先のハナシなので、今手元にある資金は「短期的には余資」だということで投資に回せるのですが、長期の運用でコケたらその老後資金は失われてしまいます。

投資の成否で老後生活のクオリティが大きく左右されるというのは、サラリーマンの人的資本の弱さとこの国の未来の不安定さが際立つ感じがします。

どう考えても、運用しないで老後資金を確保できるのなら、それより良い状況はありません。絶対必要になるお金なのだから、あえてリスクをとる必要はないというわけです。他のお金についても同じ話です。

 

というわけで、我が家には本当の意味で十分な余資があるわけではありません。これから、まだまだ色々なところでお金がかかります。短期的には用途がない資金を、あえてリスクをとって運用しているだけです。

もし私のリスク判断・リスクコントロールが間違っていたら…ということを考えると、妻が稼いだお金は投資に回さずキャッシュで貯めるだけなのもアリなのかなと(どうせ今後の人生で必ず使うお金なので)思っているわけです。

生活費・投資資金の捻出は私の給与から。妻の給与は手をつけずにすべて貯金。これでOKです。

 

まとめ:給与を稼いできてくれるだけでありがたい。稼ぎは放置でOK

私はお金大好き・投資大好き人間ですが、妻のお金まですべて投資させようとは思っていません。それは

  1. 投資によって未来が必ず良くなるとは限らないから
  2. 妻はお金に執着しない性格だから
  3. 本当の意味での「余資」はまだないから

という3つの理由からです。

 

  • 投資で絶対に未来が良くなると分かり切っていて
  • 妻もお金(について考えるの)が大好きで
  • 人生に困らないお金がもう確保されているのなら

強く勧めるんでしょうけどね。ここまでくると、投資は本当にタダの趣味みたいなものですね。考えれば考えるほど、投資というヤツは徹底的な自己責任においてやるもので、おいそれと人にすすめられるものではないと思います。

NISA枠だけぶんどっても良いんですけどね…

あ、でも妻の金銭感覚が超浪費タイプだったらケンカになってでも口はさむと思いますw投資するとかしないとか、そういう次元の話じゃないですからね。うん、倹約タイプの奥さんで良かったです。

 

 

それではまたっ!

スポンサーリンク
スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comの管理人(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。