税理士の年収を働き方別に徹底解剖!

学生
税理士って興味あるなぁ。…でもどのくらい稼げるのかな?
ビジネスマン
税理士資格とって人生一発逆転だ!…あれ、でも税理士って年収どのくらい?

こんな人のための記事です。

この記事を読むと、

  • 税理士の年収
  • 税理士の働き方

などが、よくわかります!

※「そもそも税理士って会計士と何が違うんだっけ?」という方には、以下の記事がおすすめです!

公認会計士と税理士の7つの違い!年収や業務内容を比較してみた

2018.01.22

 

税理士の年収

賃金構造基本統計調査によれば、公認会計士・税理士の平均年収は860万円程度であるようです。

会計求人TOPICSによれば、税理士の平均年収は700万円程度であるようです。

学生
じゃぁ、税理士になれば、700~800万円稼げるんだね!

ところが、そうはいかないのがこの税理士という職業。年収は、人によってかなり差があります。

税理士1
ボクは1,000万くらいもらってますよ。でもTACで一緒だった同期の中には、300万がいいとこって人も少なからずいますねぇ。
税理士2
500万くらいかな。税理士って言ったってサラリーマンと変わらないわ。
税理士3
いやぁ、3,000万は軽いね。何事もやり方次第だよ。

では、この年収の違いが何によって決まるのか、早速チェックしてみましょう!

 

税理士の年収と働き方

税理士の年収は、300万を下回る人から億に達する人まで、人によってかなり差があります。この差を産みだす大きな要因が「どのくらいの規模の事務所で」「どうやって働くか」です。

税理士の働き方は、主に2種類。開業税理士(自分で独立開業する税理士)と、勤務税理士(他者の経営する会計事務所に勤める税理士)です。

それぞれの働き方と年収のイメージを、ざっくり説明すると

  • 開業税理士≒起業家。年収は、成功すれば青天井、失敗すれば路頭に迷うレベル。
  • 勤務税理士≒サラリーマン。年収は、大手に就職できれば悪くない感じ。

といったところ。

図解するとこんなイメージです。

それぞれの働き方の詳細については、次の項目でご紹介します。

 

税理士の働き方

開業税理士と勤務税理士、それぞれの働き方をもう少し詳しくみてみましょう。

フルーツ
働き方とそれによる年収の違いを、なんとなくイメージできるようになってもらえれば幸いです♪

 

開業税理士

開業税理士は、独立して自分の事務所を経営する税理士です。開業≒起業ですから、その結果は様々です。ボラティリティの高い働き方ですね。

うまく事務所を拡大し、数十名の人を雇うことができるようになれば、「実務の多くを雇い入れた人たちに任せつつ、「先生」と呼ばれ、億を超える年収を手にする」…そんな暮らしも夢ではないかもしれません。

一方、独立開業してもうまくいかない場合には、「年中営業に駆け回り、顧客に頭を下げ続け、それでも年収は300万にも満たない」…そんなケースも少なくありません。

 

開業税理士たちの証言
開業税理士1
お客さん探さないと…!これって完全に営業の仕事じゃん…税金の知識だけあればいいと思ってたのに…。。
開業税理士2
やっと軌道にのってきたけど、1人事務所だと年収は数百万で限界かしら…私もそろそろ、人を雇うことを考えなくちゃ。
開業税理士3
我々は経営者だから。「税金バカ」にならないことだね。いかに人を使うかだよ!

 

勤務税理士

勤務税理士は、他者の経営する会計事務所で働く税理士です。雇われ人である以上、実態はいわゆるサラリーマンです。

成果がある程度報酬にはねるとか、お客さんに密着してする仕事だとか、営業マンと似たところが多いかもしれません。

年収は、会社が大きければ大きいほど、職位があがればあがるほど、高くなります。

 

大規模税理士法人の勤務税理士

顧問税理士として日常の質問に対応したり、買収などの大規模プロジェクトのアドバイザーを勤めたり、監査法人の監査を手伝ったり(税金部分の計算が正しいかどうかのチェックを担当)します。

お客さんの多くは大企業です。大規模税理士法人は料金が高いので、小さい企業との取引はあまりありません。

成功した開業税理士ほどの年収は望めませんが、パートナーまで昇りつめれば、2,000~3,000万程度の年収は得ることができます。

 

大手税理士法人勤務者たちの証言
勤務税理士1
20代のどこかで海外を経験するのが普通だね。経験になるしおもしろいけど、勤務地選べないのはサラリーマンの宿命だよねぇ。
勤務税理士2
一般的なサラリーマンに比べると、働き方の自由度は高めだと思います。在宅でのワークも認められますし、勤務時間中に私用外出しても問題になりません。
勤務税理士3
同じ会社の中に、プロジェクトで一発あてる狩猟民族と月額顧問料をコツコツ稼ぐ農耕民族がいるよ。一発あてる系は、難易度も責任も大きい仕事を短期にこなして多額の報酬を得る感じ。コツコツ系は、ゆっくり信頼関係築いて安定的に稼ぐ感じ。
勤務税理士4
激務。マジで激務だよ。繁忙期は1週間帰れないとかザラだし、終電なくなってからタクシーで帰ったことも数えきれないし。

 

中小会計事務所の勤務税理士

新規の顧問先の開拓をしたり、既存の顧問先の訪問をしたり、決算書や申告書を作成したりします。税理士報酬の取り立てなども仕事のうちです。

中小企業のオーナー社長の参謀として、法人税・所得税・相続税・贈与税等さまざまな税目に目を配りつつ、多角的なアドバイスを行います。

中小会計事務所には、「将来の独立を目指して働き方を学ぶ」「独立時に引き抜く顧客を探す」といった目的で勤務税理士を勤める人がいます。中小会計事務所の所長もこれを理解していますから、年収は低めに抑えられているのが一般的です。

 

会計事務所勤務者の証言
勤務税理士5
所長との相性が大事だよねぇ。まぁ税理士資格もってる人は転職簡単だから、あわない人はすぐいなくなっちゃうけど…。
勤務税理士6
今の事務所は家にも近いんで、ここから顧客ひきぬいて独立する気でいます。給料安すぎて辛いけど、独立までグッと我慢です。
勤務税理士7
かなり実力社会ですね。年齢とかはあんまり関係ない感じ。必要なのは、資格と営業力と税務知識かな。

 

おまけ:サラリーマンの皮をかぶった開業税理士

税理士の働き方は、ここまでご紹介してきたとおり、①独立開業する、②会計事務所や税理士法人に勤める、というのが主流です。

しかし税理士には、もうひとつ働き方があります。それが「サラリーマンの皮をかぶった開業税理士」になることです。

税金に詳しい社員として大手事業会社の経理部に勤め、安定した給料を受け取ります。さきほど年収イメージ図で示した通り、大企業のサラリーマンの給料は、①②の税理士と比較しても、必ずしも見劣りするものではありません。

業務内容も、税金に関する相談を受けたり、決算書や申告書を作成したりといった、税務知識を活かしたものになります。①②の税理士と変わりませんね。

相談してくる他部署の社員や、資料作成を依頼してくる上司のことを「自分の事務所の顧客」だと思って働く、ということです。①②の税理士は「社外の」顧客のサポートを行い、「サラリーマンの皮をかぶった開業税理士」は「社内の」顧客サポートを行う、というイメージです。

フルーツ
形式はただのサラリーマン、実態は税金の専門家。なかなかおもしろいポジショニングかな、と思います!

「サラリーマンの皮をかぶった開業税理士」のよいところは、

  • 給与が安定している
  • ノルマ等がない
  • 顧客が社内なのでムチャは言われにくい
  • 営業的な仕事はしなくてすむ
  • (会社を選べば)労働時間を自分でコントロールしやすい

などで、わるいところは

  • 成果は必ずしも給料に結びつかない
  • 異動・転勤のリスクがある
  • 周囲にロールモデルがいない可能性が高い

などです。

税理士
私は、「サラリーマンの皮をかぶった開業税理士」を目指して税理士資格を取ったよ!学歴不足で就活のときには入れなかった大企業の経理部に無事もぐりこめたし、社内でも税金については一目をおかれてるし、いい感じなの♪

 

まとめ:悩んでるより税金を学んでみるのがいい

まとめます。

  • 税理士の年収は平均で700~800万くらい
  • でも働き方によって年収差が大きい
  • 開業税理士はつまり起業家
  • 勤務税理士は普通にサラリーマン
  • サラリーマンの皮をかぶった開業税理士という選択肢もある

 

税理士が気になっているあなたは、まずは税金の勉強をしてみることが大切です。

  • サラリーマン税理士はやっぱりサラリーマンだけど、普通のサラリーマンよりは少し給料がいいです。
  • 開業税理士としてやれそうな自信がつけば、それはもう夢のある世界です。
  • サラリーマンの皮をかぶった開業税理士も、なかなかおもしろい選択です。

でも、どれを目指すにせよ、税金の知識がないことにはお話になりません。税理士試験に通りそうかどうか、税務の世界でいきていけそうかどうか、それを試すためにも、まずは1科目、税金の勉強をしてみるのが手っ取り早いです。

フルーツ
学び始めるなら、大原TACを使いましょう♪税理士試験は、資格スクールなしで受験するのは無謀な試験です。
シーさん
僕は「サラリーマンの皮をかぶった開業税理士」を目指して、大原の簿記論・法人税、TACの消費税の講座に通いました。どちらも素晴らしい教材・授業の鉄板スクールです。残念ながら、能力不足で税理士試験からは撤退しましたがw

資料請求してみるだけで、ネットでは得られない色々な情報がゲットできるのでおすすめです。どうせ調べることになるのなら、チャチャっと資料を請求してしまいましょう。

それではまたっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

フルーツ

こびと株.comのメンバー(役割:保有銘柄のウォッチ)。某有名大学で会計を学んだ後、一部上場企業の経理/財務部で働いている。持ち前の情報収集力・財務分析力を武器に、保有銘柄のウォッチを行っている。