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こびと株投資のモデルを紹介したいと思います。
目次
こびと株.comメンバーのモデル
※メンバーによって異なりますが、おおむね年間150万円以上を投資しており40歳で概ね年間50~60万円の配当獲得を目指しています。
インカムゲインの推移(年間100万円投資した場合のモデル)
・40歳で毎年33万円の配当金
・50歳で毎年63万円の配当金
・60歳で毎年93万円の配当金
・65歳で毎年108.0万円の配当金
・3,600万円の投資に対して、85歳時点の投資元本+配当金受取総額は7,758万円。
グラフの意味
こびと株投資の本質は、投資元本部分(青色の棒グラフ部分)の元本割れリスクをコントロールしながら、配当金(緑色の棒グラフ部分)を獲得することです。
株式投資などせずに預金していれば、青色の棒グラフ部分は必ず維持されます。しかし、元本割れするリスクを受け入れることで、緑色部分の獲得が狙えるようになるのです。
モデルの大前提
- 複利運用せず、配当は全て生活・趣味に充てる
- ポートフォリオ全体での配当水準(税引後3.0%)は安定的に維持される
- ポートフォリオ全体での投資元本は超長期的に見て元本割れしない
※株式のトータルリターンを5%と仮定した場合、配当部分を3~4%とすると元本成長は年1%程度になります。実際は、株式元本は「維持」どころではなく、4,000万円、5,000万円と成長していることになります。
投資成否の判断方法
ポートフォリオを次世代まで引き継がせていくつもりなので、なかなか投資の成否判断が難しいところなのですが、とりあえず「40歳時点における配当受取額と元本状況」を中間的な判断時点とします。
元本受取額:狙った金額の配当金を獲得できているか(最重要)
元本状況:市場が落ち込んでいた場合、市場の下落率よりこびと株ポートフォリオの下落率が低いこと
ちなみに、NISAが恒久化されると配当利回りをかなり押し上げてくれます。3.75%と3.0%では大違いですからね。恒久化を望む声も多いので、是非期待したいところです(2016年10月20日時点記載)。
※対抗馬として意識しているのは、「市場平均」ではなくインフレ率と長期国債金利です。
▼関連カテゴリ:運用スタイルに関する記事はこちらをご覧ください
こびと株モデルのポイント
投資だけで「経済的自由」を目指そうとしていないことです。
配当は、4つの財布の1つにすぎません。4つの財布とは次の4つを指します。
- 給与所得
- 配当所得
- 不動産所得
- 事業所得
それぞれで月15万円の収入が得られれば、それだけで月収60万円(年収720万円)にものぼります。日米の研究結果において、次のことが明らかになっています。
- 年収800万円までは、年収が伸びるほど幸福度があがる
- 資産1億円までは、資産が増えるほど幸福度があがる
- 一定の収入・資産水準を超えると幸福度は上がらない
また、幸福に暮らすためには次の3つの資本が重要だとされています。
- 人的資本(働いて稼ぐ能力。給与と事業所得に関係)
- 金融資本(株や不動産。配当金と家賃収入に関係)
- 社会資本(家族・友人・職場の同僚などとの絆・繋がり)
すなわち、働きながら配当重視の投資を続けるということは、4つの財布&3つの資本を育てながら幸福を目指すということと同義です。そして、収入や資産が分散された状態で、特定の収入・資産ラインを超えれば、もう幸福度にお金はそこまで関係ありません。
毎年200万円分、株式を30年買い続けたら30年後には6,000万円になります。配当金は年額180万円(月額15万円)です。投資元本の成長を考慮し、これに退職金を含めれば資産は1億円を超えるでしょう。
収入は、家賃収入・配当収入・年金・事業所得を組み合わせればゆうゆう800万円を超えてきます。つまり、残りの生涯において幸福度を維持する最も効率的な収入・資産構成を維持できるというわけです。
平均年収の倍ぐらいの収入・貯蓄水準を維持できる「入金力」があるならば、配当金重視の投資スタイルは十分にその意味を持つと考えています。
※参考文献
参考:毎年の積立額が〇〇万円の場合
50万円の場合
75万円の場合
125万円の場合
以上、モデル紹介でした。
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