ニホンフラッシュ 2017年3月期期末決算に関するつぶやき(配当ポジティブ)

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ニホンフラッシュ 2017年3月期期末決算(2017年4月28日公表)

ニフラより2016年4月1日~2017年3月31日の業務報告が届いております。

ニフラ
だいたい一昨日の発表通りだよ。前までの予想に届かなくってごめん!

          当期     前期

売 上 高   178.2億円   179.5億円

営業利益率     15.5%         16.8%

1株純利益    152.69円    166.43円

配当      20円(中間)+20円(期末)

ニフラ
ストックの状況は結構順調だよ!

        当期末     前期末

総 資 産   212.3億円    190.3億円

1株純資産   1,259.95円    1,192.12円

自己資本比率    74.4%     78.5%

A(※)/総資産     30.0%      23.9%

※A=現金預金+投資有価証券

 

業績予想の下方修正で低迷気味なイメージのニフラくんですが、財務体質はやっぱり盤石。

インタレスト・カバレッジ・レシオも昨年の30.5倍から637.7倍まで急激な改善を見せていますし、フリーキャッシュフローも16.5億円としっかり確保されています。

やはり、営業利益率が10%を超えるビジネスを持つ会社は安心感がありますね。財務体質が着実に強化されていっています。

次期の予想はというと、売上は215億円と過去最高、かなり強気のニフラくんです。5年前と比較すると100億円近く売上が増えていますから、大した成長力です。地学的リスクによる不透明感はあるものの、国内市場中国市場、それぞれにがんばれそうだというメッセージのようです。

国内では、経済の緩やかな回復を背景とする安定的な収益確保を。中国では、不動産市場の安定化を背景にとする飛躍的な発展を。

最近では通期予測をショートする結果に甘んじていますが、次期こそは予想通りの決算を迎えられるよう、がんばってほしいものです。

ちなみに次期配当予想は、変わらず40円。こちらについては安心して待っていられそうだな、と思っています。増配余地は十分あると見ています。

がんばれ、ニフラくん!

 

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こびと株.comの共同管理人。慶應義塾大学卒業後、一部上場企業に就職。経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリストを有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。