エックスネット 2020年3月期第1四半期決算(2019年7月26日公表)
Xネッコより2019年4月1日~2019年6月30日の業務報告が届いております。
経営成績について
当第1四半期 前第1四半期
売 上 高 11.4億円 10.4億円
営業利益率 13.5% 15.4%
1株純利益 12.96円 13.56円
配当 14円(中間予想)+14円(期末予想)
売上高が前年比10%近くアップしました。Xネッコ、がんばったね。
ところが、利益はと見ると4%程度の減益。こちらはかなり残念です。
結果として、営業利益率が2%近く低下してしまっています。主要因は原価率の上昇(74%→76%)です。
Xネッコの目標営業利益率は15%。当1Qは今一つの業績でありました。
減益の主な要因は
- 償却費負担の増加
- 労務費・業務委託費の増加
あたり。
①償却費負担の増加については、以前から明らかになっていた通り。XNETアプリケーションへの開発投資によるものです。3年程度は負担増加が続くということでしたので、やむを得ないかと思います。
②労務費・業務委託費については、新規開発案件のための一時的な増加なのだとか。「今後漸減し平均的な水準となる見込みであり、利益率は徐々に改善する見通し」とのことですから、特に心配せず見守っていたいと思います。
財政状態について
当第1四半期末 前期末
総 資 産 74.1億円 75.5億円
1株純資産 780.01円 781.05円
自己資本比率 87.0% 85.5%
A(※)/総資産 64.7% 64.1%
※A=現金預金+有価証券+投資有価証券+関係会社預け金
さすがはXネッコ。相変わらず安定した財政状態です。
特別注意すべき点も見当たりません。この調子でがんばってくれればと思います。
今後の見通し
業績予想
半期予想・通期予想とも変更はなく、増収・増益につなげる計画のXネッコ。
通期予想に対する進捗率は、売上高で約25%、各段階利益は約22%となっています。
配当予想
現状でみても、通期業績予想でみても、年間28円の配当維持には何の問題もありません。
予定通り配当が支払われることと思います。
一方、「配当性向50%キープが重要」というXネッコの発言(過去のアナリスト説明会におけるもの)を信じるなら、増配への期待が高まります。
というわけで、業績予想の達成と健全な増配を期待して、ワクワクしつつ応援していたいと思います。
それではまたっ!
(参考:株式会社エックスネット 決算短信等)
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