「そこそこの収入の、そこそこの仕事」が実はハイリスクな3つの理由

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会社員
収入?まぁそこそこかな。大満足ってわけじゃないけど、こんなもんかなって感じ
会社員
ブラック企業の話とか聞くと、ウチはそこそこ恵まれてるなって思うよ。高年収とは言えないまでも、そこそこの給料もらってるしね

こんな人のための記事です。

 

今の自分の仕事について、収入について

  • それほど好きではないが、それほど不満もない
  • 高収入とは言えないが、何かに困るわけでもない
  • 充実しているとは言えないが、ツラくてたまらないわけでもない

そんな風に感じている会社員のみなさん。

実はその環境、ハイリスクですよ」と言われたら、どう思いますか?

会社員
ぇ?何言ってるの?
会社員
ウチはそこそこ安定して、ローリスクな仕事だよ。

という感じでしょうか。

 

この記事では、

  • 「そこそこの収入の、そこそこの仕事」が、実はハイリスクな理由3つ
  • 「そこそこの収入の、そこそこの仕事」をしている人が、気を付けるべき3つのコト

について解説していきます。

こびと株
私自身、「なんか今の仕事って、”活かされず殺されず”って感じのぬるさだなぁ…」と感じていた時期がありました

やりがい・成長・楽しさ・すばらしい人間関係…

こういったモノと無縁のまま「そこそこの収入」を得て、「そこそこの仕事」を続けていくこと。

それも悪い選択ではありませんが、「どんなリスクが隠れているのか?」という点については、しっかり認識しておくのがオススメです。

 

「そこそこの収入の、そこそこの仕事」が実はハイリスクな3つの理由

会社員
そこそこの収入の、そこそこの仕事。悪くないじゃん。何がそんなにリスクなの?

「そこそこの収入の、そこそこの仕事」を続ける人は

  • 成長意欲がわかない
  • リストラの対象になりやすい
  • 抜け出せない

というリスクを負っています。

こびと株
もちろん悪くはないのですが、この「悪くはない」という点にこそ、リスクが隠れているわけなんです。1つずつ解説していきます。

 

理由①成長意欲がわかない

そこそこの収入のそこそこの仕事、リスクの1つめは

こびと株
成長意欲を維持するのが、かなり難しいかも

な点です。

  • 不満はあるけど
  • ”そこそこの収入”が保証されているから
  • 「まぁ悪くはない」と思いながら働いているんだけど

「でも、ヤル気はめっちゃある」

…こんな人、あんまりいないですよね。

 

”そこそこの収入”の”そこそこの仕事”という表現自体が

  • 頑張ろうっていうほどの、愛着やエネルギーはないけど
  • 頑張らなくても、待遇は悪くない

という状況を言い換えたモノ…なんてケースもあるでしょう。

こびと株
この状態で努力を続けるのは、相当に高難易度です

 

その一方で、世の中は

  • 変化しない人
  • 学習しない人
  • 専門性を高めない人

要するに”成長しない人”にとって、日に日に生きにくいモノになっていっています。

こびと株
だからこそ、成長意欲がわかない場所に長くいることは、リスク以外の何ものでもないんです

 

理由②リストラの対象になりやすい

その上、自分の仕事を「そこそこの収入の、そこそこの仕事」と認識している人は

こびと株
リストラの対象になりやすい可能性があります

会社員側が、

  • ”そこそこ”レベルの仕事をして
  • ”そこそこ”レベルの収入を得ている

この状態は、会社(雇い主)側からは

雇い主
うーん…もうちょっと一生懸命になってくれるか、安めの給料で働いてくれるといいんだけど…

要するに「コスパが悪い人材」と見えかねないわけです。

 

  • 成長意欲がわかないから、成長をしてこなかった人が
  • 会社側から「だんだんコスパが悪くなってきたな‥」と思われて
  • 不景気のタイミングでリストラされる

こんなことになったら、悲劇です。

こびと株
もし、”そこそこの収入の、そこそこの仕事”に、のんびりと浸かっている人がいたら、その人は相当のリスクを抱えている人かもしれません

 

理由③抜け出せない

さらに、「そこそこの収入の、そこそこの仕事」には

こびと株
抜け出すのがメッチャ難しい

という特徴もあります。

 

例えば、「転職しようかな?」と思っても

  • 収入は”そこそこ”だし(=より高い年収の仕事を探すのが大変)
  • 仕事内容も”そこそこ”だし(=他に魅力的な仕事が見つかるわけでもない)
  • 人間関係も”そこそこ”だし(=パワハラとかがあるわけでもない)

別に悪くないんだよね!という状況だと、臆病になってしまうのが人間でしょう。

「今より悪くなったらどうしよう?」という不安が強くなるからです。

こびと株
”酷い”現状からなら抜け出せるかもしれませんが、”悪くない”現状から抜け出すには、かなりの覚悟が必要です

ぬるま湯は、心地よいものです。

ゆでガエルになるまで”そこそこ”を続けてしまうリスクは、決して低くはありません。

 

「そこそこの収入の、そこそこの仕事」をしている人が、気を付けるべき3つのコト

会社員
なるほどね。”そこそこ”の仕事にリスクがあるっていうのは分かったよ。でも実際、今は悪くないわけで。どうすりゃいいって言うの?

一言でいうなら、「敏感になるべし」です。

今すぐ劇的な行動を起こす必要まではありませんが

  • 社内の変化
  • 社外からの評価
  • 自分自身の状態

の3つに敏感になって、必要なときはすぐ動ける体制を整えておくのが安心でしょう。

 

注意点①社内の変化に敏感になるべし

”そこそこの収入の、そこそこの仕事”。

それが「これからも続くのか?それとも実は崖っぷちなのか?」。

この点を見極めておくことは、絶対に必要です。

私の身近には

  • 報道発表で初めて自分がリストラの対象になったことを知り
  • びくびくしながら面談を受けて
  • 真っ青な顔をしたまま職を失い
  • 気づいたら転職先もなく…

という人がいるので、

こびと株
社内の様子を観察することだけは不可欠!

だと考えています。

 

  • 経費の使用に対する会社の態度は?
    →極端な引き締めが突然起こったときは、黄色信号
  • 社長からのメッセージは?
    →長期的な目線が失われ、焦りが感じられるようなら、黄色信号
  • 転職していく人の所属は?
    →会社の業績をよく知る経理・財務系の人が大量に転職しているようなら、黄色信号
  • 転職していく人の能力は?
    →優秀な人がボロボロ抜けていくようなら、黄色信号
  • コロナへの対応は?
    →会社自身が変化を拒んでいるようなら、黄色信号

という感じですね。

こびと株
もしも今いる会社が沈みゆく泥船なら、「そこそこの収入」とか「そこそこの仕事」なんて、のんびりしたことを言っている場合ではありません

 

注意点②社外からの評価に敏感になるべし

今、もしあなたが「そこそこの収入」と「そこそこの仕事」にそれなりの満足感を感じているなら、今すぐ行動する必要はありません。

こびと株
リスクがあるとはいえ、今現在「悪くない」のは確かなわけですから

とはいえ、もしリスクが顕在化して「行動したい」となったときに、すぐに動けるだけの準備をしておく必要はあるでしょう。

 

そのために大切なのが、社外からの評価に敏感になること。

自分の人材価値が転職市場でどの程度の評価を受けるのか、理解しておくのがおすすめです。

会社員
そんなの、どうやったら分かるの?

手順はとっても簡単です。

年に1回ほどのペースで、転職エージェントと面談して

  • エージェントの温度感(前のめりか?冷めた空気を感じるか?)
  • 紹介される求人数
  • 紹介される案件の年収レベル

などをチェックするだけ。

面談予約~面談(Web・電話OK)そのものまで、トータル2時間もかかりません。

 

会社員
え、いくらリスクがあるからって、僕、今すぐ転職する気なんてないけど。

優良な転職エージェントなら、今すぐ転職するつもりが無い人に対しても、きちんとキャリア相談を受け付けてくれます

私自身、実際に

といったエージェントには

こびと株
今回は情報収集が目的です。良い求人があれば検討しますが、「今すぐ転職」というつもりは無いです

と伝えた上で相談に乗ってもらいました。どちらも非常に優しく親切で、大満足の面談でした。

 

注意点③自分自身の状態に敏感になるべし

3つめにして最大の注意点は

こびと株
自分自身の状態

です。

  • そこそこの収入が得られるんだから…
  • そこそこ、悪くはないんだから…

とガマンをするうちに、気づいたらムリが重なって心身を壊していた…というようなことが、意外にあり得るからです。

「いや、そこそこの仕事だし大丈夫でしょ」という油断は禁物。人間、病むときはカンタンに病みます。

そこそこで、抜け出しにくい仕事というのは、少しずつ心身を蝕むことがあるんです。

こびと株
「そこそこ」だったはずの仕事さえできなくなってしまわないように、気を配っておく必要があります

 

「そこそこの収入の、そこそこの仕事」まとめ:リスクを自覚して、変化に敏感に!

「そこそこの収入の、そこそこの仕事」には、意外と高いリスクが隠れています。

  • 成長意欲がわかないし
  • リストラの対象になりやすいのに
  • 抜け出すのが難しい

からです。

気をつけるべきポイントは

  • 社内の変化
  • 社外からの評価
  • 自分自身の状態

の3つに敏感になること。

こびと株
そこそこの仕事でのんびりしつつも、リスクはしっかり把握しておくのが安心です

それではまたっ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの共同管理人。慶應義塾大学卒業後、一部上場企業に就職。経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリストを有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。