こんな人のための記事です。
この記事では、「就活したくない!」と叫んでいた就活生の10年後の姿を実例8選でご紹介します。
この記事を読むと、就活したくないあなたも、進むべき道が見えてくると思います。
目次
「就活したくない」と悩んでいた大学生たち
今から10年以上前のこと…私と友人たち(同級生)は、就活という難題に直面していました。
不幸にも、当時はリーマンショック直後の就職氷河期。
- 就活なんてもうイヤだっ!
- 働きたくない…
- 就活したくない…
私の周囲には、こんな叫びや悩みで満ちあふれていました。
さて。あれから、10年以上時が流れました。
「就活したくない」と悩んでいた友人たちは、一体どうなったのでしょうか?
- 本当に就活をしなかった人
- 結局就活をした人
のそれぞれについて、10年超後の姿を大公開したいと思います。
①・②のどちらも、うまくいっている人・後悔している人など、さまざまな人がいます。
これらの実例エピソードが、今「就活したくない」と悩んでいる就活生の参考になれば嬉しいです。
「就活したくないから就活をしなかった人」の10年後の姿
まずは、「就活したくない!」と悩んだあげく、本当に就活をやめてしまった人たちの現在をお伝えします!
就活しなかった人①デイトレーダー&Webデザイナー
「どーっしても働きたくない」と言い張り、一切の就活をしなかった友人は今、主としてデイトレードで生活をしています。
本人いわく
とのこと。
トレードの成績が悪くてヤバいときにだけ、Webデザインの仕事を受注して食いつないでいるようです。
「将来のこととか不安じゃないの?」と問いかけると
というお返事でした。
彼の強みは
- トレードの知識
- Webデザインのスキル
の2つです。
①については、まず取引を開始し、やりながら学習しているようです(ただし寝転がったままで)。主たる情報源は、Twitterと本です。
②については、Tech Academy(テックアカデミー)のWebデザインコースで身に着けたのだとか。「オンライン完結だから寝転がったままでOK」なのがポイントだそうです。
就活しなかった人②主婦&ダンサー
「ダンスの時間を削られたくないの」と言って就活をしなかった友人は今、主婦業とダンサー業を両立させて暮らしています。
学生時代から
と言っていた彼女は
- 20代前半まで:親から仕送りを受けてダンサー生活
- 20代後半から:夫の扶養家族になってダンサー生活
を楽しんでいます。
「旦那さんは、ダンス続けることに賛成してるの?」と問いかけると
というお返事でした。
就活しなかった人③留学→大学講師
「就活ってなんかバカバカしくて…」と悩んで就活をしなかった友人は今、海外の大学に研究員兼講師として勤めています。
就活を避けて留学を決め、留学先で教授に気に入られて講師の職をGETした彼は、
と笑っていました。
「日本に戻る気はないの?」と問いかけてみると
というお返事でした。
就活しなかった人④フリーター→バイト先に就職
「とにかく就活はイヤ」と言って就活をしなかった友人は今、大企業で働いています。
フリーターとして働いていたバイト先で仕事っぷりを評価され、「うちの社員にならない?」とお誘いを受けたのだとか。
という言葉通り、バリバリと働いているようです。
「就活しないって決めたとき、こうなるかもって思ってた?」と問いかけてみると
とのお返事でした。
「就活したくないけど、しないわけには…」と就活をした人の10年後の姿
次に、「就活したくない!」と悩んだものの、結局就活をした人たちの現在をお伝えします!
就活した人①サラリーマン→フリーター
「私は音楽が好きなんだけどなぁ…食べていける才能があるわけじゃないしなぁ…」とボヤきながら就活を始めた友人は、意外にあっさりと内定を勝ち取りました。
けれども数年後。
突然会社を辞め、フリーターとしての生活を始めました。
「バイトもそんなに入れてないみたいだけど、フリーターの収入で生活費足りてるの?」と問いかけると
というお返事でした。
就活した人②サラリーマン→NPO勤務
「就活したくない!」と叫びながらも就活を始めた友人は、ひたすら選考に落ちまくったあげく、卒業直前にやっとひとつ、内定を手にしました。
しかしこの友人も、数年経つと
といって会社を辞めてしまいます。
今はNPOに勤務して、高齢者の再就職支援を行っているのだとか。
「興味のある仕事が見つかってよかったね」と声をかけると
とのことでした。
就活した人③サラリーマン→休職中
「就活つらい…」と苦しみながらもがんばって就活を続けた友人は、なんとか内定を勝ち取りました。
内定先は、だれもが知る大企業。
と嬉しそうでした。
しかし数年後、職場でのストレスが原因でうつ病を発症。現在は休職中です。
「マジメだから、がんばりすぎたんだよね…」と声をかけると
とつぶやいていました。
就活した人④エリートサラリーマン
「就活もしたくないし、働きたくもないよ…」とため息をついていた友人は、「この仕事がしたいかどうかは微妙だ…」と言いつつも、内定先に就職しました。
数年後、そこには
やりがいのある仕事と理解ある同僚に恵まれ、早めの出世と高めの給料にホクホクしているエリートサラリーマンの姿がありました。
「仕事忙しそうだけど大丈夫?」と問いかけると
とのこと。
人生は、わからないものです。
就活したくないあなたへのおすすめプラン
結論から言います。
就活をしたくないあなたには、「とりあえず」の就活がおすすめです。
就活したくない理由はつまり…
どうして就活をしたくないのか考えてみましょう。
よくある理由は
- 就活に疲れた
- そもそも働きたくない
- 仕事以外にやりたいことある
- 就活の仕組みがくだらない気がする
- やりたい仕事がみつからない
などです。
しかし、このように思ってしまう原因は
- 就活が人生を決める!
- 就職したら、必死に働かなければいけない
- 働きはじめたら、好きなことなんてしている時間はない
- 人生をこんなよくわからない仕組みで決められたくない
- 「やりたい仕事」をしないと辛いに違いない
といった具合に、就職や就活を重大にとらえすぎているためではないでしょうか。
就活がうまくいってもいかなくても、その後の人生には、いろいろな選択肢があります。さまざまな未来が開けています。
そのことは、ここまで見てきた多様な実例が証明していると思います。
少し、肩の力を抜いてみましょう。
就活したくないあなたへのおすすめプラン
今「就活したくない」と思っている人。就活しないのは、もちろんあなたの自由です。
ただ、
- 新卒としての就活のチャンスは、基本的には今しか無い
- 就職という道は、今選ばないと、後で選ぶのが難しい
(フリーターになる・フリーランスになる・専業主婦になる、といった選択は、わりといつでも可能) - 実際に就職してみないと、会社で働くことが自分に向いていないかどうかはわからない
といった点を考えると、
深呼吸して、力を抜きましょう。就活に、気楽に取り組みましょう。合わなければ、そのときは辞めてしまえばいいのです。
働いたことがないのに、仕事が楽しいかどうかなんてわかりません。やってみて、それから考えればOKです。
タイプ別におすすめ記事を紹介しておきます。きっと役に立つので、読んでみてくださいね。
①しょうがないから、情報収集始めるかぁという人
②そうは言っても、やりたい仕事がないからなぁ、という人
③文系ってどんな仕事ができるの?という人
それではまたっ!
Follow @kobito_kabu