30歳で300万円投資できれば、老後資金は準備OK?

こんにちは、こびと株(kobito_kabu)です。

以前、親友とこんな話をしました。

親友
親が老後のお金に悩んでるんだよね。いっぱい年金もらえるのにあれだとさ、俺なんかどうなるんだって心配…
シーさん
ほうほう(あれ…?ポケモンの話じゃないのか)
親友
ちょっと調べてみたらさー、老後の資金に1,000万円必要とか2,000万円必要とか出てきて嫌になっちゃった。そんなに貯められないって!!
シーさん
そうだねー(ポケモンの話しないのかな…)
親友
老後のお金、準備しなきゃいけないのかな~。2,000万円なんて無理だよ~。どうしたら良いと思う!?
シーさん
インデックスファンドに300万円分投資して35年間気絶すれば良いんじゃない?

 

300万円の投資は未来への贈り物

30歳で、年利6%で運用できるファンドに300万円投資すると、65歳になる35年後には一体いくらになっているでしょうか?

なんと、300万円→2,305万円になります。

これ、初期投資で300万円突っ込んでから、一切追加のお金を積み立てない想定です。

 

前提は、

  • 初期投資額300万円
  • 運用年数35年
  • 想定利回り6%

です(税金は考慮されていません)。

 

「老後の資金としていくら必要か?」という問題に対しては色々な計算方法がありますが、著名FPである横山氏の試算によると、ざっくりこんな金額のようです。

老後の蓄えとしては、最低の生活費でも1,700万円ほど準備しておく必要があると言えます。

(出典:ラクラク年金生活入門 横山光昭)

※平均的な額の「国民年金+厚生年金」を受給できる夫婦を前提としています。

 

1,700万円ということですから、30歳の時に年利6%で運用できるインデックスファンドに300万円突っ込んでおけば、もう老後資金は大丈夫ということになります。

税金を考慮しても十分でしょう。

 

シーさん
おめでとう!30歳にして老後の心配はもう不要だ!
親友
いやいやいやいや、35年間も6%で運用できるとかそんなのないでしょ!

 

はい、おっしゃる通りです。

これがノーリスクで確実に35年間6%で運用できるならそんなに素晴らしいことはないのですが、もちろんそんなことはありません。未来は常に不確実です。

ただ、これは

  • 絶対に不可能な数字か?→歴史的に見ればそんなことはありません
  • 勝ち目の少ない戦いか?→そんなこともありません
シーさん
勝ち目は、ある

 

30年以上の運用を前提とすると、株式投資はマイナスにならない?

日々のキャッシュフローの改善を目的として、高配当ポートフォリオを構築して収入の分散に努めているこびと株.comメンバーですが、

  • ある特定の時期(将来)に
  • まとまった金額を確保

したいのであれば、信頼できるインデックスファンドを購入して気絶するのが優れた選択肢だと思っています。

今回、親友が気にしていたような「老後の資金」などの場合は、まさにこのパターンなので

シーさん
インデックスファンドに300万円投資して気絶すべし!

と言ったわけです。

 

運用期間が超長期(30歳から65歳まで35年間)である場合、株式100%のインデックスファンドで問題ないと思います。

なぜなら、超長期の運用では株式のリスクは著しく減少するからです。

 

下図にある通り、株式を30年間運用した場合の最低実質リターンは2.6%となっています。

要するに、マイナスにならないということです(もちろん、これは過去のデータに基づく実証分析の結果であり、将来もこうなると約束されているわけではありません)。

債券よりもリスクが低いなんて、驚きの結果ですね。

(出典:Nikko Asset Management 高齢化が進む世界での株式と債券に対する考え方

 

株式投資のリターンは平均6~7%

そして、(諸説ありますが)株式投資のリターンは平均6~7%と言われています。

S&P500という米国の指数について最近の成績を見るならば、もっと好成績です。

過去30年の運用成績は9.89%。ITバブル、リーマンショックという金融危機を経験したものの、30年間前からS&Pに投資をしていれば、年間10%近い成績を残せることができています。

ちなみに、過去50年間まで遡って運用成績をみると9.73%でした。

アメリカでは「他の多くの投資ファンドよりもS&Pの方が優秀である」と言われますが、その理由がわかります。

あの資産6兆円を超えるといわれるウォーレンバフェットも、一般人への投資アドバイスとして、S&Pインデックス投資を薦めています。

(出典:マネーの達人 「日経平均」vs 「S&P500」 過去5年~30年間、投資していたらどうなっていたか試算してみた

「あくまで過去のデータ」ですが、年利6%で運用するというのは決して不可能な数字ではありません。

 

結局、

  • 超長期にわたって
  • S&P500のような優良な投資先に投資し続ける

のは、一般的な個人投資家にとって1つの最適解と言えます。

「300万円投資して35年気絶!」というスタイルなら、売買回数は驚異の1回です。

ほんと、何の手間もかからないですね。(日本人の場合、為替リスクを気にしなければならないのがネックです。これをどう捉えるかは難しいところです。)

 

※具体的には、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドなんかがいいんじゃないかと思っています。

購入するなら、ネット証券No.1のSBI証券が良いでしょう。国内外の投資対象が豊富、手数料業界最安クラス、非課税口座対応など、これといった弱点が見当たらない証券口座です。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

【初心者向け】資産運用って結局どうすれば良いの?に対する具体的回答【超シンプルプラン】

2019.10.05

 

「投資」が秘める可能性を活かす

「投資は若いうちに始められれば有利!」と言いますが、まさにその通りだと思います。

しかも、今は昔と違って

  • 優良な金融商品
  • 優良な投資情報

がカンタンに手に入るようになりました。

idecoや積立Nisaなど、投資のための税制整備も進んできていますし、追い風が吹いている状況だと思います。

 

若いうちに投資の重要性に気づけるかどうかは、将来大きな差を生む気がしています。

  • 複雑なことをしたからといって、高いリターンをあげられるとは限らない
  • 時間をかけたからといって、高いリターンをあげられるとは限らない

これが投資の世界の面白いところです。

素直に、「へーそうなんだ」とS&P500などに投資して放置した人が勝つかもしれない世界なのです。

「難しいことなんて分からない」「投資に時間なんてかけられない」という人にとっても可能性が広がっていると思います。

 

親友
「貯金で貯めきるのは絶対無理!」って思うから、投資するのもアリなのかもね。
シーさん
こっちなら「老後資金が貯まるかもしれない」っていうワンチャンスがあるもんね。
親友
まぁ300万円だったら、もし半分になっちゃっても我慢できるかも。どうせ35年間は気絶してるんだし。

 

人生のマネープランを考えるうえで、

  • 住宅
  • 教育
  • 老後

が3大資金と呼ばれています。

このうち、時間軸が最も遠い老後の資金については、(早いうちに準備を始めるのなら)株式投資と相性が良いのかもしれません。

一般的に株はハイリスクなので、老後資金を株で準備するなんて正気の沙汰とは思えないという意見もありそうですが(笑)

もし30歳で300万円投資できたなら、老後資金についてはもう考えなくて良いかも!?

 

シーさん
答え合わせは35年後に!

それではまたっ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comの管理人。一部上場企業での経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリスト、FP資格を有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。