「やりたい仕事なんてない!」→それで何の問題もないよ、という話

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就活生
みんな「やりたい仕事」「やりたい仕事」って言うけど、オレ、やりたいことなんて無いんだよね。
転職検討中
したいことなんて、みんなホントにあるものなの?…ボクにわかるのは、今の仕事がイヤだってことだけどよ。。

こんな人向けの記事です。

 

この記事を読むとこれが分かる!
  • やりたい仕事がわからない、その理由
  • やりたい仕事はないけど、就活しなきゃ!転職したい!そんなときの対応策
  • やりたい仕事は分からなくても問題ない、ということ

 

やりたいことって、あって当然?やりたい仕事がわからない悩み

世の中は、「やりたいことをやって生きていこう!」という話であふれていますよね。

  • やりたいことを仕事にしよう
  • やりたいことを見つけよう
  • やりたいことから目を背けるな

と、まるで、「やりたいことはあって当然」「やりたいことがわからないなんて変」と言わんばかりです。

就活生
そうなんだよ!「やりたいことがないなんてダメなやつ」って感じ。

 

でも実際には、「やりたいことなんてない!」という人だってたくさんいます。例えばマイナビのアンケート調査では、大学生の4割は「やりたいことはない」と回答しています。

この記事は、

  • やりたいことがないのに就活なんてどうしたらいいんだろう…
  • やりたいこともわかんないなんて、ダメなのかな…

と悩んでいるあなたのための記事です。

 

こびと株
実際のところ、やりたいことなんてわからなくても大丈夫です

やりたいことがなくても、何の心配もいりません。

就活も転職も、ちゃんとできます。幸せな暮らしに向かってすすんでいけます。

もちろん、

  • 自分のことを自分で知っている
  • 自分にとって大事なことは何か自分でわかっている

というのは、重要なことです。

でも、それらを「今このときに」完全に理解していなければいけないわけではありません。

また、「自分にとって大事なこと」が「やりたい仕事」に直結するとも限りません。

 

こびと株
冷静に考えて、「本当の自分を知る」なんて、就活や転職の直前に何日か考えこんだくらいでカンタンにできることじゃないですよね

長い時間をかけ、日々自分をみつめていくなかで、やっとわかっていくものです。

やりたいこと探しを焦る必要はありません

やりたいことがわからないまま就活しても、適職に出会うことはできます。

やりたいことがわからないあなたも、安心して、就職活動や転職活動をすすめてください。

 

どうしてこうなった?やりたい仕事がわからない理由

さて。まずはやりたい仕事がわからない原因について考えてみましょう。

  • 「やりたい仕事なんてわからないのも当然だね」という納得
  • 「このあたり意識して生活すると、そのうちやりたい仕事が見えてくるかも」という気づき

が見えてくるはずです。

 

理由①「やるべきこと」をがんばりすぎた

こどもの頃、好きなことをして遊んでいると、こんなことを言われませんでしたか?

大人
やりたいことばっかりやってないで、勉強しなさい!

やりたいことよりやるべきことを!」という教育を受け、一生懸命「やるべきこと」をがんばった結果、気が付いたら「やりたいこと」がわからなくなってしまった…。

そんな人、実は結構多いのではないでしょうか?

 

「やりたいことよりやるべきこと」と信じて20年以上がんばってきたのに、突然「で、キミのやりたいことは?」なんて聞かれても、戸惑うのが当然です。

転職検討中
コレはあるかも…。ボクって結構マジメなんだよね。
キャリアカウンセラー
そんなあなたは、まずは「小さいころ好きだったこと」「時間やお金の制約がなかったらしてみたいこと」などについて、考えてみるとよいかもしれません。

 

理由②「やってみたこと」しかわからない

そもそも、多くの人は、自分の経験の範囲でしか「やりたいこと」と「やりたくないこと」を区別できません。

転職検討中
そうなんだよね…。やったこともないのに、やりたいかどうかなんてわからないんだよ!

 

特に、大学生の就職活動は大変です。

冷静に考えて、働いたこともないのにやりたい仕事を決めろだなんて、ムチャだと思いませんか?

就活生
ムチャだと思う!そんなのわかるわけないよね!?むしろわかる方が変だよね!?
キャリアカウンセラー
そんなあなたは、「まずは試してみよう」という気持ちで就活するのがよいでしょう。幸い今は、ひとつの仕事を一生涯続けなくてはいけないという時代ではありません。

 

理由③「何をするか」への興味がうすい

「仕事」について考えるとき、みんなやたらとwhatにばかりこだわります。

でもこれって、少し不思議じゃありませんか?

すべての人にとって「何をするか」が重要だという考えは、一体どこからきているのでしょう?

 

当然ですが、仕事の要素は「何をするか」だけではありません。

  • だれとするか
  • どうやってするか
  • どんな組織でするか
  • いくらもらってするか
  • 何のために(だれのために)するか

など、様々な要素があります。

キャリアカウンセラー
「何をしたいか?」ばかり問われる風潮にまどわされず、自分にとって重要なポイントを見極めるのが大切です

 

私にとっての最重要ポイント

余談ですが、私にとっての最重要ポイントは、「何をするか」ではなく「だれとするか」です。

  1. 好きな人と嫌いな仕事をする
  2. 嫌いな人と好きな仕事をする

の2拓なら、1の方がナンボかマシだと思っています。

 

就活時にこのことを話したら

大人
そんなだと、人に振り回されるだけの人生になるよ。自分のやりたいことを見つけなさい。

という、ありがたーいアドバイスをいただきました。

当時はいろいろと悩みましたが、10年超経過して思うことはひとつ。

こびと株
余計なお世話だっ!

 

私は「やりたいこと」が無いままで、「自分に向いている仕事」を見つけました。

プライベートも充実していますし、仕事自体もとても楽しいです。

幸い、だんだんと「好きな人と働く」ことを選べるようになってきています。

 

世の中にはいろんな人がいます。

万人にとって「何をするか」が重要だという思い込みは、人を迷わせるだけです。

 

で、どうしよう?やりたい仕事がわからないときの対策

就活生
そうは言ってもさ、やりたいことなんてわかんないのに、就職しなきゃなんだよ!オレは一体どうすれば…?
転職検討中
そうそう。やりたいことはわからないけど、今の仕事からは転職したいんだよ!

ここからは、やりたい仕事がわからない人に向けて、就職活動・転職活動への取り組み方をご紹介します。

 

対策①イヤな仕事を避けよう

やりたい仕事がわからないという人は、まず、イヤな仕事を避けましょう

消去法で考えても、意外に仕事は選べるものです。

「イヤでない仕事」の中から、「やりたい仕事」や「向いている仕事」が見えてくる可能性も、おおいにあります。

 

ちなみに私の就活の軸は、

  1. 友達も親もいない地方へ引っ越すのはイヤ
  2. 文系学生だけど営業職はイヤ
  3. 就職してから会社が潰れたらイヤ
  4. 給料が安かったり福利厚生が悪かったりはイヤ

あたりでした。

 

これを言い換えると

  1. 都内配属が確定する会社がいい
  2. 管理部門採用をやっている会社がいい
  3. 財務的に安定している会社がいい
  4. 大企業がいい

となります。

こんな会社、そうそうないと思いませんか?

実際、すべてを満たす、第1志望群の会社は数社しかありませんでした。

「イヤな仕事は避ける」というだけのコンセプトでも、就職先は絞れます。

 

結局私は

  1. 勤務地確定(都内某所
  2. 管理部門配属確定(経理部
  3. 財務安定(めっちゃ健全
  4. 大企業(東証一部上場

という就職先を勝ち取りました。

そして始めた経理という仕事は、私にぴったりの仕事でした。就職して10年超、「経理がイヤだ」と思ったことは1度もありません。

こびと株
イヤな仕事を避ける就活で、適職に出会える可能性は、十分にあります♪

 

対策②自分の強みを把握しよう

対策の2つめは、自分の強みを把握しておくことです。

「好きこそ物の上手なれ」という言葉があります。好きなことには熱心に取り組むので上達が早いものだ、という意味ですね。

上手なことは、好きなこととつながっている可能性があります。

自分の強みがわかれば、「やりたい仕事」「やりたくない仕事」のイメージがついてくるかもしれません。

また、就職活動や転職活動における選考対策という意味でも、自分の強みを把握しておくことは重要です。

 

転職検討中
なるほど。でも、どうすれば強みがわかるかな?…ボク、強みなんてない気がするよ

大丈夫です。世の中は本当に便利になっています。

リクナビNEXTに登録すると利用できる、グッドポイント診断という転職サポートコンテンツがあります。

強みを客観的に教えてくれる、すばらしい診断サービスです。しかも無料です!

かなり好評のサービスなので、使わない手はありません。

  • そこらの心理テストとは違う、本格的な診断サービス
  • 「当たりすぎてこわい」「こんなのが無料なんてすごすぎる!」と大評判
  • 所要時間は30分程度
キャリアカウンセラー
こういう無料サービスは、どしどし活用して、よりよい仕事を見つけましょう!

 

対策③試してみてから考えよう

何にせよ、「やってみなければわからない」ことはたくさんあります。

「やりたいことがわからない…」と立ち止まってしまうくらいなら、「まずはお試し!」と割り切って行動を開始しましょう

ビジネスパーソンの人生は「VSOP」と言われています。(高級ブランデーVery Superior Old Paleのことではありませんw)

  • V:20代はバラエティ…多彩な経験が重要。いろんな仕事を経験すべき時期。
  • S:30代はスペシャリティ…専門性が重要。集中・深堀りをすべき時期。
  • O;40代はオリジナリティ…自分らしさが重要。ユニークな仕事をすべき時期。
  • P:50代はパーソナリティ…人間力が重要。魅力的なキャラであるべき時期。

<参考:Chikirinの日記「キャリアのVSOP」>

 

20代は、バラエティ。なんでもいろいろ試してみて、自分にあった仕事をみつければOKなのです。

その過程で得た経験も、必ずあなたの力になるはずです。

こびと株
多彩なキャリアのたった一部分と思えば、最初の就職先は「なんとなく」「適当に」「カンで」選ぶのだってアリだよね!

 

試してみて、合わなかったら辞めればいいのです。イヤだったら逃げ出してOKなのです。

はじめから転職前提だっていい。とりあえず、どれかを選び、何かをはじめてみましょう

キャリアカウンセラー
肩の力を抜いて、実際に試してみましょう。立ち止まっているだけではわからないことが、きっといろいろと見えてきますよ!

 

対策④プロの目に任せよう

さて、「とりあえずどれか仕事を選ぼう」とは言っても、なるべくなら自分に合いそうな仕事を選ぶ方が良いですよね。

そこで有効なのが、プロのアドバイザーのサポートです。

プロの目からみて、あなたに向いていそうな仕事をおすすめしてもらえば、ひとりで考えるよりはるかに効率があがります。

他にも

  • 会社の実情を教えてもらったり
  • 選考の対策を助けてもらったり

様々な面から就職・転職を支援してくれます。

 

ボッタクリの就職斡旋サービスを避けつつ、無料の優良サービスをがっつり活用しましょう

具体的には、

が、おすすめです。

本当に親身になってくれるエージェントばかりなので、安心して相談してみて下さいね。

キャリアカウンセラー
信用できるプロに任せるやり方は、やりたいことがわからないあなたに最適な戦略です。

 

対策⑤求められた場所で働いてみよう

もうひとつ、自分に合う確率が高い場所で仕事をはじめる方法をご紹介します。

それは、「求められた場所で働く」ことです。

やりたいことがわからないなら、自分のプロフィールに興味を示してくれて、「一緒に働きませんか?」と言ってくれる会社で、働いてみましょう

 

採用活動を行っている人たちは、人事のプロです。

自分の会社に合いそうな人、自分の会社で活躍してくれそうな人を一生懸命探しています。

そんな彼らが「一緒に働きませんか?」とスカウトしてきたのなら、その会社の仕事があなたにあった仕事である可能性は、十分にあります。

キャリアカウンセラー
素直に話を聞いてみる価値は、十分にあります。

 

「求められた場所で働く」ためにすべきことは単純です。

といったスカウトサイトに登録してみること。

あとはスカウトを待つだけなので、カンタンですね。

 

キャリアカウンセラー
スカウト待ちでの就・転職活動は、自分から応募して行う就・転職活動よりずいぶん気楽に行えます。「やりたいこと」を考え疲れてしまったあなたにもぴったりの方法です!

 

まとめ:やりたい仕事はわからなくてもいい!

やりたいことなんてわからなくても大丈夫です。妙に焦ったり不安になったりせず、安心して進んでゆきましょう。

やりたい仕事がわからないときは

  • イヤな仕事を避け
  • 自分の強みを知り
  • 「試してみてから考える」と決める

のが◎です。

強みを知るためには、グッドポイント診断などの便利なツールもありますから、使ってみてください。

 

また、具体的な就職先・転職先選びには

  • プロに任せる
  • 求められた場所で働く

といったやり方が有効です。

キャリアカウンセラー
「やりたいこと」探しに明け暮れるのではなく、今の自分を受け入れて、まずは行動してみましょう。助けになるサービスを上手に利用するのも賢いやり方です。

 

といった優良なエージェントを、ぜひ活用してみましょう。

 

みなさまが、「やりたいこと」探しの悩みから解放されますように。

そして、「結構自分にあってる」「わりと楽しい」仕事に近づいていけますように。

それではまたっ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの共同管理人。慶應義塾大学卒業後、一部上場企業に就職。経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリストを有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。