こんな人のための記事です。
- 就職活動で
- 職場の評価面談で
- 転職活動で
- 副業を始めようとして
いろいろな場面で問われる「強み」。
でも、実際のところ、
- 私の強みってなんだ?
- 強みなんてあるのか?
- 適当にこじつけて就活は乗り切ったけど…
なんて人、少なくないんじゃないでしょうか?
この記事では、「強みが分からない」という人向けに、強みの見つけ方を3つ解説していきます。
- 自己分析をやってみたけど、ピンとこない
- 「弱みを逆に言えばOK」とかも試したけど、言い訳じみて感じる
- 周りの人に聞くなんて、怖すぎる
こんな人の参考にして頂ければ嬉しいです。
強みが分かれば、就職・転職の自己アピールにも、副業探しにも役立ちます。キャリアを考える上で、強みを知るのは不可欠というわけ。
そして何より
なので、ぜひ一度、ゆっくり自分と向き合ってみて頂ければと思います。
目次
強みの見つけ方①比較する
強みと言っても、No.1でなくていい
自分の強み。こう言うと、なんとなく
- 絶対的なモノ
- 誰と比べてもよくできるコト
- 自分が寄ってたつ、変わらないモノ
みたいなイメージをしてしまいませんか?
「これだけは誰にも負けない!」みたいな感じですね。
もちろん、そういう「強み」がある人は良いんです。大事にしたらいいと思います。強みを活かして活躍してほしいと思います。
でも、「強みが何か分からない…」と悩む人が多いのは、
というのが理由じゃないでしょうか。
そりゃあそうですよね。だって、冷静に考えれば、誰と比べても負けない強みを持てるのは、世界No.1の人材だけです。
でも大丈夫。
「あなたの強みは?」と聞いている人は、「あなたが世界No.1と言える能力は?」と聞いているわけではありません。
「強みを活かして働こう」と言っている人も、「世界No.1の能力を使って働いてね」と言っているわけじゃないんです。
おすすめ:強みがつくれるコミュニティを選ぶ
そういうコトが見つかれば、それはもう、あなたの「強み」です。
- 日々の仕事
- ちょっぴりのスキル
- 少しだけ得意になれたコト
日常のちょっとした事柄に注目して、周りの人と比べてみましょう。
強みは、比較しないと分かりません。
それで良いんです。強みって、そういうモノだと思います。
どのコミュニティで活動するかによって、あなたの強みは変わります。
TOEIC600点の人が
- 周りがTOEIC800点のコミュニティにいる→英語は弱み
- 周りがTOEIC400点のコミュニティにいる→英語は強み
です。
この人は、①のコミュニティでは、英語の仕事を担当すべきではありません。自分も辛いし、周りも物足りなく感じるでしょう。
でも②のコミュニティでなら、英語力を使って活躍することができるでしょう。多分、ものすごく感謝されると思います。
自分が属するコミュニティの中で、自分ができる貢献について考えましょう。貢献するために使っている力が、あなたの強みです。
反対に、もし「自分はコレを活かしたい!」というスキルがあるのなら、それが活きるコミュニティを選べばOK。自分よりそれが苦手な人が多い場所を選ぶということですね。
強みの見つけ方②行動する
結局のところ、やってみないと分からない
「強み」とか「弱み」とか言ってみたところで、自分が経験していないことについては
- 強いのか
- 弱いのか
さっぱり分からないのが普通です。
要するに、
強みを感じられる経験をしていないのは、体験の数が少ないからでしょう。
知らないことは、分からない。
試していないことは、感じとれない。
チャレンジしていないことは、語れない。
30種類のスポーツに挑戦し、必死になって練習した経験があれば、
と聞かれて、無言になってしまうことはないはずです。
おすすめ:気になったことをやってみる
と頭を抱えるのは、もう止めにしましょう。
何時間、机に向かって考えていても、分からないものは分かりません!
手を動かしましょう。身体を動かしましょう。心を動かしましょう。
気になることに、片っ端からチャレンジして下さい。
です。
もしも
という人は、ブログでも始めて下さい!
今日から、今から、ココからです。いまどき、ブログの開設なんて、数十分で終わります。
毎日毎日、「今日はブログに何を書こうか?」悩んでみることです。
- 自分が何に興味を持っているか
- 自分が何をたくさん考えているか
- 自分が何に時間を使っているか
興味が、知識が、スキルが、強みが、見えてくること間違いナシです。
強みの見つけ方③本を読む
視野が広がる
実体験の価値は、かなり高いです。実際に経験しないと分からないことは、たくさんあります。
でも、その一方で
- 1日は24時間しかない
- 仕事もあるし
- 睡眠も大事だし
- 食事に風呂に家事・育児
- 趣味もあれば付合いもある
となれば、短期間に経験できることには限りがあるのも、また事実。
そんな悩みを解決するおすすめが
です。
本は、他人の経験を追体験し、自分のモノにする、かなり効果的な方法です。
読書量が増えれば、確実に視野は広がり、「経験できなかったコト」に対する想像力が深まります。
おすすめ:面白い本を読もう
世の中には、無数の本があります。
総務省統計局の「書籍新刊点数と平均価格」によれば、令和3年の新刊点数は69,052点。
日本だけで毎年約7万もの本が出版されているわけです。
小さい子どもは、多くの場合
- 絵本
- 読み聞かせ
- 紙芝居
なんかが大好きです。ストーリーを追うことは、基本的に、楽しい経験なのだと思います。
だから、ぜひ、面白いと感じる本を読んでみて下さい。
堅い本である必要はありません。ビジネス書や自己啓発本のような「役に立ちそうな本」である必要もありません。
小説、エッセイ、ノンフィクション…なんだって構いません。
世間の評価と離れ、実用性と離れて、「自分が面白いと感じる本」を探せば、きっとステキな本と出会えるはず。
まとめ:「強みが分からない」と「強みがない」は別
強みの見つけ方を3つ、ご紹介しました。
- 比較する
- 行動する
- 本を読む
①「強み」なんて、基本、相対的なモノ。どのコミュニティに属するかで、変わってしまうモノです。
色々なスキルや能力を、隣の人と比較して、ちょっとだけ上手なモノを見つければOK。
自分が活かしたいスキルがあるなら、そのスキルを必要としているコミュニティ(苦手で困っている人が多いコミュニティ)に飛び込みましょう。
②「強み」が分からないのは、自分の強みを感じられる経験をしていないから。
というわけです。
③行動の量を増やせないときは、読書でそれを補いましょう。
本は、他人の経験を自分のモノにするチャンスをくれます。
視野が広がり選択肢が増えることで、自分の強みが分かる確率も、少しずつ高まっていくでしょう。
「強み」探しは、目の前の就活や転職面接のためだけにやるものではありません。
自信をもって生き抜いていくために、より良い成果と居心地のよい居場所を求めるためにこそ、「強み」探しは重要です。
強みが分からない人はたくさんいるけど、強みのない人なんていません。
自分の本当の「強み」を、ゆっくりじっくり見つけてあげて下さいね。
それではまたっ!
※関連記事です。
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