

こんな人のための記事です。
結論から言えば
- 不況の波を感じ始めている人
- 「転職」という言葉が少しでも気になる人
- 今の勤め先の将来に不安がある人
- 自分のスキルに自信の無い人
こういう人は、今すぐやっておいた方がいいことが3つあります。
この記事では、「なぜ今なのか?」「何をしておくべきなのか?」を解説していきます。

目次
「今」が行動タイミングである5つの理由


それでも「今」行動した方が良い理由を5つ、解説します。
理由①不況期は、転職チャンスが減っていく
日本は現在、不況に突入しています。
内閣府も「2018/10をピークに景気後退に転じた」と発表しています。実はかなり前から不況が始まっていたということですね。
2019年あたりは、転職市場の環境は「売り手市場」と言われ続けていましたが、

不況期というのは、基本的に、転職活動がやりにくい時期です。
リーマンショックの時期に転職活動を経験した人は
- 求人が減るのはもちろんのこと
- 転職エージェントの行動にも積極性がなくなり
- 情報収集そのものが難しくなる
と言います。

理由②不況が続けば、リストラ・減給・倒産などのリスクがある
2019年は、好業績でもリストラをやる企業の増加が話題になりました。退職者数は実に6万人を超えています。
また、2020年には、同一労働・同一賃金にかこつけた正社員の給与引き下げが懸念されています。
コロナ禍は、これらを加速させる原因になるでしょう。
新型コロナに関連して、会社そのものが倒産してしまうケースも発生しています。
こういう事態が深刻化したとき、自分はどうなるのか、予測はついていますか?
- 勤め先は大丈夫なのか?
- 自分はリストラの対象にならないのか?
- 給料が下がったらどうするのか?
- 会社を辞めた場合、転職先はあるのか?
こういう問いへの答えを用意しておけるかどうか、対応を考えておけるかどうかが、自分の身を守れるかどうかの分かれ目になるわけです。

理由③働き方改革等で時間がとりゃすい
最近は、働き方改革によって
- 残業が減った
- 有給がとれるようになった
- テレワークで時間ができた
という人も増えています。
今回の、新型コロナの感染拡大による外出自粛等によっても、家で過ごす時間は増えているかもしれません。

この「時間」を、転職の情報収集に充てない手はありません。
外出が困難でも、必要な情報は、家で十分得られます。
詳しくは後述しますが、情報収集のカナメである転職エージェントとの面談も、電話で行うことが可能です。

理由④ブラック企業が見えてきた
一連の新型コロナに関する対応は、会社ごとにかなり差があったことと思います。
- 休暇取得の推奨状況
- 時差出勤の可否
- テレワークの導入状況
- 手当の有無
- 社内の感染防止対策
- 子どものいる社員への配慮
- 経営者の発言
などから、勤務先の会社が「実際のところ、従業員のことをどのように考えているのか?」が透けて見えたのではないでしょうか。
もし、自分の勤務先が、従業員を大切にしない会社だと確信してしまったのだとしたら。

今すぐ辞めろとか、転職しろか言っているわけではありません。
- 今の自分が持っている選択肢は何なのか?
- よりよい仕事環境を手に入れるには、何が必要なのか?
これを早急に確認すべきだと思うだけです。
理由⑤不況期に「現状維持」という選択は、わりとヤバい
昨今の日本の状況を考えると、不況にも関わらず

という選択は、わりとヤバイ感じがしています。
- 不況が長引くかも
- 不況下でも、税金や社会保険料の負担増はありそうかも
というのがその理由です。

- 少子高齢化は着実に進んでいる
(2053年には人口の4割が高齢者だとか) - IMFからは消費税を15%にせよと促されている
といった状況を考慮しても

今、転職が気になる人がすべき3つのこと


おすすめは3ステップ。
- スキル&経験の棚卸(たなおろ)し
- 転職エージェントとの電話面談
- 身を守るプランを立てる
です。
ステップ①スキル&経験の棚卸(たなおろ)し

棚卸(たなおろ)しと言っても、固く考える必要はありません。
社会人になって以来、自分がしてきた仕事を書きだしてみることから始めましょう。
- これは得意だな
- 新卒の頃に比べると、これは随分できるようになったよ
- 自分の専門性みたいなモノを、あえて言うとすればコレかな
みたいなことがあれば、欠かさずメモしておくと良いと思います。

次のステップで、転職エージェントからヒアリングを受けるときの材料になれば十分。
転職エージェントと相談する過程で、だんだんと頭が整理されていくはずだからです。
ステップ②転職エージェントと電話面談

「このタイミングで転職エージェント!?」と思う人もいるかもしれませんが、外出不要なので安心して下さい。
電話での面談に対応してくれるエージェントは、たくさんいます。
30分から長くても1時間ほどで終わりますから、ちょっと時間のある日にパパっとすませてしまいましょう。
かなり濃い情報をGETすることができますよ。
具体的には、
- 20代:マイナビエージェント
- 30代以降:JACリクルートメント
がおすすめ。

一度話を聞いておくと、その後のキャリア選択にバッチリ効果があると思うので、ぜひ電話面談を試してみて下さい。
※各エージェントの詳細は、以下の記事をご覧ください。
ステップ③身を守る手段を考えておく

- ステップ①で書き出した、自分のスキルや経験
- ステップ②で得た、転職市場に関する情報
これらを睨みながら、今後のキャリアについて考えておきましょう。
- 転職はアリなのか?
- 今の勤め先に何かあった場合、自分はどうなりそうか?
- 今のうちに身に着けておくべきスキルは何か?
これらのシミュレーションをしておくことで、不況からの雇用環境悪化が本格化した場合や、会社に愛想をつかしてしまった場合でも、自分の身を守れるようになります。

まとめ:「不況だから動かない」はNG

不況突入中の日本ですが、「今」行動しなければいけない理由があります。
- 不況期は、転職チャンスは減っていく
- 不況が続けば、リストラ・減給・倒産などのリスクがある
- 働き方改革等で、時間がとりやすい
- ブラック企業が見えてきた
- 不況期に「現状維持」という選択は、わりとヤバい
これらを総合して、今から3ステップの行動スタートをおすすめします。
- スキル&経験の棚卸(たなおろ)し
- 転職エージェントと電話面談
- 身を守る手段を考えておく
うまくいけば、トータル半日で終わる程度の行動です。

まずは、転職エージェントへの登録。
- 20代:マイナビエージェント
- 30代以降:JACリクルートメント
電話面談を予約してステップ②の日程を決めてから、ステップ①スキル&経験の棚卸しに取り掛かって下さいね。
それではまたっ!
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