

こんな人のための記事です。
ちなみに私こびと株も、「キャリアプラン」なんて言われると

となってしまうタイプです。
この記事は
- キャリアプランなんてなくてもいい
- それでもより良いキャリアは作っていけるし
- 作っていかなくちゃならない(自分自身のために)
ということを書いた記事です。

目次
キャリアプランが考えられない3つの理由


実際のところ、そうでもありません。
私の周囲を見回してみても、
- そんなのあんまり考えたコトないよ
- そんなややこしいこと聞かないでよ
という大人はたくさんいます。
ではなぜ、キャリアプランを考えることが難しくなってしまっているのでしょうか?
理由①人生は長い

寿命が延びたことによって、働くことが可能な期間はグッと長くなりました。
期間が長くなればなるほど、計画をたてるのは難しくなります。
- 50年後の自分の状態(性格・家族・健康状態等)が想像できない
- 今の仕事だって、50年後にどうなっているかわからない
となると、

と言いたくなってしまう人も多いことでしょう。
「キャリアプランで想定すべき期間が長すぎて、考えようがない」というわけです。
理由②時代の変化が早すぎる

時代の変化は、どんどん早くなっていっています。
自分が小学生のときと比べてみても、今の世界はなかなか想像しがたいものになっているのではないでしょうか?(スマホ、SNS、GPS、リモートワーク…)
今後も
- AI
- ブロックチェーン
- VR・AR
- IOT
「世界を変える」「時代を変える」と言われる様々な技術が出てくることでしょう。

こんな疑問がわいてくるのも当然です。
「先のことなんてわからない。先を見据えたプランなんて立てられない」と言う感じですね。
理由③試したことのない仕事ばかり

- 自分はどんな仕事に適性があるのか?
- 自分の力が一番発揮できるのはどんな環境か?
- 自分はどんな働き方がしたいのか?
キャリアプランをたてるには、これらのことを見つめ直す必要がありますが、

「複数の仕事を試すのがまだまだ難しいこの世の中では、キャリアプランなんて難しすぎる」というのも現実なのかもしれません。
キャリアプランを自分で考えるしかない3つの理由



理由①会社がキャリアを考えてくれる時代は終わった
一昔前まで、
- いい学校にいって
- いい会社に入れば
- キャリアは会社任せでOK
という考え方もありました。
確かに、
- 新卒一括採用で雇用されて
- 会社都合の人員配置を受け入れて
- 定年まで1つの会社に尽くす
のなら、「キャリアプランなんて自分で考えても仕方ない」と思うのも自然なことかもしれません。

けれども、終身雇用は今まさに崩壊の真っ最中。
会社任せのキャリアプランは
- 数年ごとに部署異動→専門性を得られない
- 同じ仕事を数十年繰り返す→広い知識が身に着かない
- 転勤が多すぎる→プライベートに支障が出る
といった具合に、個人にとってバランスの悪いモノであるケースも多いことを考えると

理由②専門知識さえあれば、ほぼほぼキャリアが決まった時代も終わった

それは例えば、「会計士になったら、監査法人に勤めて、監査業務をやっていくものだよね」みたいな考え方ですね。
ところが今の時代は、専門家のキャリアも一通りではありません。
例えば会計士でも
- 監査で食べていく以外に
- 監査法人内で、コンサルタントとして活躍する
- 事業会社に移って、経営企画で働く
- ベンチャー企業のCFOを目指す
- 独立して会計事務所をつくる
など、様々なパターンがあります。

インターネットの発達や、システム化・AI化によって、ハンパな専門知識では価値が出せない時代がやってきています。
専門知識を含めて、あらゆる情報がネット上に公開されている以上、

専門知識を身に着けても、その後のキャリア選択には無数の可能性があります。それぞれが、自分なりに工夫した選択をする必要があるでしょう。

理由③親や家族の意見も参考にしにくい

妻や夫のキャリアプランは、本人の生活に大きな影響を与えます。

また、親や親せき・先生や上司なども、

適切な相談相手を見つけにくいのも、キャリアプランを考えることを難しくする要因のひとつなのかもしれません。
大切なのは「キャリアは自分で選ぶモノ」という意識


これを踏まえると
- キャリアプランなんてなくてもいい
- 日々生きる中で、自分が最善だと思うキャリア選択をするしかない
- 大切なのは、自分で選んで自分で責任をとる覚悟
ということになるかな、と。
定期的に自分と向き合う
- どこに就職するか?
- 何について学ぶか?
- 転職するかしないか?
- 独立・起業はありうるのか?
こういったことを、その場その場できちんと判断するためには、定期的に自分と向き合い「自分にとって大切なことは何なのか」を明確にしていく他ありません。
- 自分は今の仕事に満足しているのか?
- 何か不安はあるか?あるとしたら正体は何か?
- 自分は何のために働いているのか?
こういったことを自分に問いかけながら、

と言える道を選んでいくわけです。
自分で選んで、自分で責任をとる
自分のキャリアは、自分でしか選べません。
例え誰かの言いなりになって選んだとしても、その結果を引き受けるのは自分自身。「誰かの言う通りにする」という道を自分で選んだ以上、選択の結果から逃げることはできません。
そこにあるのは
- 自覚をもって責任を負うのか
- 被害者モードで言い訳を続けるのか
の違いだけです。
「結果を自分で引き受ける覚悟さえあれば、どんな選択をしたにせよ納得のいくキャリアがつくれる」と私は思います。
実際、神戸大の調査結果には
- 自己決定は健康や人間関係に次いで幸福感に影響を与えており
- 自分が選択し、責任を持つことが、満足度や幸福感により影響するのではないか
(日本経済新聞「「選択の自由」が幸福感に 神戸大2万人調査」より抜粋。太字は筆者)
というのもあります。

転職活動で「キャリアプラン」を聞かれたら?


そういうときは、「今回の転職で得たいモノ」を
- やりたい仕事(今すぐ・いずれは)
- なりたい自分(立場・スキル等)
の側面から語っておけば十分でしょう。
転職でキャリアプランを聞かれる本当の意味
転職活動でキャリアプランを聞かれるのは、要するに、「あなたはどんな人か教えて下さい」という意味に他なりません。
- どんな会社で
- どんな働き方で
- どんな仕事が
できれば満足ですか?ということを聞かれているわけです。

それでも「キャリアプラン」を説明する自信がないなら

そういうときは、転職エージェントの助けを借りましょう。
優秀なエージェントなら
- 親身になって
- あなたの頭の整理を手伝いつつ
- 転職活動の場に合った説明の仕方を教えて
くれます。
具体的には、JACリクルートメントなんかのエージェントさんが優秀ですね。
面接対策まで含めて、きちんとあなたに寄り添ってくれるはずです。
相談するだけなら、タダですし、ノーリスクです。
「とりあえずキャリアの棚卸しだけでも」「プロに手伝ってもらって頭の整理がしたいし」くらいの軽い気持ちでも、まずは面談してみると良いと思います。
まとめ:キャリアプランは、なくてもいい。キャリアは、自分で選ぼう。

キャリアプランは、なくても良いと思います。

キャリアをつくるのに最も重要なのは、自分の意志で選択すること。
自信がなんてなくても、自分で選び、責任をとるのです。どちらにせよ正解なんてありませんから、腹をくくるだけのことです。
- 資格をとるorとらない
- 転職するorしない
- 独立するorしない
いろいろな選択肢があるでしょうが、多分、どれもが正解で、どれもが間違いです。
「自分と向き合って、自分で考えて、自分で選ぶ。」
そんな選択さえしていれば、キャリアプランなんてなくても良いキャリアは作れます。良い転職先だって見つけられるでしょう。

それではまたっ!
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