

こんな人のための記事です。
私たちは、日々の暮らしの中で、数多くの決断をしています。(その数は1日35,000回とも言われています。)
決断力のない人は、決断のたびに
- 迷ったり
- ためらったり
- 悩んだり
- パニックになったり
するわけですから、日々消耗するのは当たり前。
それを見ている周囲が消耗するのもまた、自然なことです。
この記事では、そんな「決断力がない人」の特徴を5つまとめて解説していきます。

目次
決断力がない人の特徴5つ

決断力がない人の特徴①ベストを選びたがる

”一番良いモノしか選びたくない”という気持ちは、決断力を失わせる心理状態の一つ。
- 格安SIMを選ぶとき
- 引っ越し先を探すとき
- 家電を買い替えるとき
調べれば調べるほど分からなくなって、

と、決断そのものを放棄したくなったこと、あるんじゃないでしょうか?
実際のところ、選択肢は無数にありますし、メリットデメリットの洗い出しもそう簡単ではありません。
- 今より良くなればいい
- 欲しい機能がついていれば後はなんでもいい
- 30分調べて分かった範囲で決める
など、ある程度のところで割り切る方が現実的。

決断力がない人の特徴②誰かのせいにしたい

決断力のない人の中には、うまくいかなかったときの言い訳づくりに一生懸命になる人がいます。
- ねぇどう思う?
- どっちにすべきかな?
- どれが良いのか教えてよ
といった具合に周囲の人に聞きまわり、「〇〇さんがこうしろって言った(だから間違っていても私は悪くない)」という言い訳を手に入れるまで、決断することができないのです。
判断に迷うとき、人に相談するのは悪いことではありません。
- その分野に詳しくて
- 親身になってくれる人
がいるのなら、積極的に相談すると良いでしょう。
けれども、あくまで「決断するのは自分」と考えているのが大前提。

決断力がない人の特徴③変えられないことに着目し続ける

人間には、変えられないことがあります。
その代表格は、過去と他人。
いくら着目し、こだわってみても、自分の力の及ぶ範囲ではありません。
決断が必要なときは、自分が変えられることに着目しましょう。
- 選べること
- 決められること
- 変えられること
だけに集中して、自分の道を選び取るべきです。

決断力がない人の特徴④失敗したくない

決断力がない人は、失敗を恐れる傾向があります。
分からないことを決断するとき、一定の確率で失敗することは避けられません。
ですから、過度に失敗を恐れていると、決断すること自体ができなくなってしまうわけです。

決断力がない人の特徴⑤優先順位がない

決断力がない人は、自分の中に基準を持っておらず、優先順位付けができていません。
これはつまり
- 自分のことを知らない
- 会社のことを知らない
- チームのことを知らない
- 家族のことを知らない
ということ。
決断するのに重要なポイント・価値基準を自覚できていなければ、選び取れないのは当然です。
ランチのメニューひとつ選ぶにしても
- 味優先
- 価格優先
- カロリー優先
- ボリューム優先
など、基準があれば迷わないもの。

「決断力がない」まとめ:決断しないことなんてできない

決断力がない人には、
- ベストを選びたがる
- 誰かのせいにしたい
- 変えられないことに着目し続ける
- 失敗したくない
- 優先順位がない
といった、困った特徴があります。
決断というのは、誰にとってもそれなり以上に難しいもの。

とはいえ、日々暮らしていく中で「決断しない」という選択は有り得ません。
- 朝ごはんは何にするか?
- 今日は何を着て出かけるか?
- 誰と結婚するか?しないか?
- 住む場所はどうするか?
- 何の仕事をするか?
などなど、大きいモノから小さいモノまで、決断ナシには生活が成立し得ないわけです。
先延ばしも、人任せも、決断の一種です。
決断は、せざるをえない。それなのに、決断力がない…。
ということならそれは単に、
- 覚悟が決まらない
- 自覚的に選べない
ということなのかもしれません。

それではまたっ!
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