こんな人のための記事です。
私たちは、日々の暮らしの中で、数多くの決断をしています。(その数は1日35,000回とも言われています。)
決断力のない人は、決断のたびに
- 迷ったり
- ためらったり
- 悩んだり
- パニックになったり
するわけですから、日々消耗するのは当たり前。
それを見ている周囲が消耗するのもまた、自然なことです。
この記事では、
- 「決断力がない人」の特徴5つ
- 「決断力がない人」の対処法3つ
を、まとめて解説していきます。
目次
決断力がない人の特徴5つ
決断力がない人の特徴①ベストを選びたがる
”一番良いモノしか選びたくない”という気持ちは、決断力を失わせる心理状態の一つ。
- 格安SIMを選ぶとき
- 引っ越し先を探すとき
- 家電を買い替えるとき
調べれば調べるほど分からなくなって、
と、決断そのものを放棄したくなったこと、あるんじゃないでしょうか?
決断力がない人の特徴②誰かのせいにしたい
決断力のない人の中には、うまくいかなかったときの言い訳づくりに一生懸命になる人がいます。
- ねぇどう思う?
- どっちにすべきかな?
- どれが良いのか教えてよ
といった具合に周囲の人に聞きまわり、「〇〇さんがこうしろって言った(だから間違っていても私は悪くない)」という言い訳を手に入れるまで、決断することができないのです。
判断に迷うとき、人に相談するのは悪いことではありません。
- その分野に詳しくて
- 親身になってくれる人
がいるのなら、積極的に相談すると良いでしょう。
けれども、あくまで「決断するのは自分」と考えているのが大前提。
決断力がない人の特徴③変えられないことに着目し続ける
人間には、変えられないことがあります。
その代表格は、過去と他人。
いくら着目し、こだわってみても、自分の力の及ぶ範囲ではありません。
決断が必要なときは、自分が変えられることに着目しましょう。
- 選べること
- 決められること
- 変えられること
だけに集中して、自分の道を選び取るべきです。
決断力がない人の特徴④失敗したくない
決断力がない人は、失敗を恐れる傾向があります。
分からないことを決断するとき、一定の確率で失敗することは避けられません。
ですから、過度に失敗を恐れていると、決断すること自体ができなくなってしまうわけです。
決断力がない人の特徴⑤優先順位がない
決断力がない人は、自分の中に基準を持っておらず、優先順位付けができていません。
これはつまり
- 自分のことを知らない
- 会社のことを知らない
- チームのことを知らない
- 家族のことを知らない
ということ。
決断するのに重要なポイント・価値基準を自覚できていなければ、選び取れないのは当然です。
ランチのメニューひとつ選ぶにしても
- 味優先
- 価格優先
- カロリー優先
- ボリューム優先
など、基準があれば迷わないもの。
決断力がない人の対処法3つ
決断力がない人の対処法①迷った時のルールを決めておく
- 欲しい機能がついている必要最小限の物と決める
- 30分調べて分かった範囲で決める
- 30秒以上迷ったら最初に気になったものに決める
など、ある程度のところで割り切るためのルールを決めてしまいましょう。
決断力がない人はとても慎重な性格といえます。
日常の些細な決断に関しては「いっそ失敗しても構わない!」と思い切ってしまうくらいが丁度いいかもしれません。
どうしても決められない…という場面に出くわしたら、「自分の決めたルールに則って決断する」と決めておく。
それで少し失敗したなと思っても、それを次に活かせるなら何も問題ありません。
決断力がない人の対処法②選択肢を減らす
決断力がない人はただでさえ決断が苦手なので、決断する場面を意識的に減らしてみるのも一案です。
たとえば、
- 洋服は基本的に〇〇でしか買わないと決める
- 服の量を減らす
- お店探しは1つのアプリ・サイトだけを使う(他サイトと見比べない)
- 晩御飯はレシピサイトのランキング上位から選ぶ
などなど。
決断力がない人の対処法③変わらないことは考えない
頑張って決断しても、あとになって
- やっぱりあっちにすればよかった…
- あの人にあの時、あんなこと言わなければよかった…
なんて後悔していると、どんどん決断力は落ちて行ってしまいます。
失敗したと思ったら、次に活かすために「反省」することは大事なことです。
でも、ずっと後悔し続けていても過ぎたことは変わりません。そして変わらないことをずっと引きずっていても仕方ありません。
- 変わらないことは考えない
- 過ぎたことは気にしない
という意識を持ってみてください。
「決断力がない」まとめ:決断しないことなんてできない
決断力がない人には、
- ベストを選びたがる
- 誰かのせいにしたい
- 変えられないことに着目し続ける
- 失敗したくない
- 優先順位がない
といった、困った特徴があります。
決断力がない人の対処法は次の3つ
- 迷った時のルールを決めておく
- 選択肢を減らす
- 変わらないことは考えない
決断というのは、誰にとってもそれなり以上に難しいもの。
とはいえ、日々暮らしていく中で「決断しない」という選択は有り得ません。
- 朝ごはんは何にするか?
- 今日は何を着て出かけるか?
- 誰と結婚するか?しないか?
- 住む場所はどうするか?
- 何の仕事をするか?
などなど、大きいモノから小さいモノまで、決断ナシには生活が成立し得ないわけです。
先延ばしも、人任せも、決断の一種です。
決断は、せざるをえない。それなのに、決断力がない…。
ということならそれは単に、
- 覚悟が決まらない
- 自覚的に選べない
ということなのかもしれません。
日々精進、ですね。
それではまたっ!
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