スケジュールの立て方2種のメリットデメリット【逆算必須は本当か?】

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学生
スケジュールの立て方って難しいよね。目標をたてても、なかなか期日通りにいかないよ
社会人
うんうん。デキる人はどんなスケジュールの立て方をしてるのかな?締め切りギリギリにテンパることが多くてツライ…

こんな人のための記事です。

 

この記事では、スケジュールの立て方を2パターン、紹介していきます。

どちらのパターンも、それぞれメリット・デメリット有りなので、

  • 自分の性格やモチベーションのありか
  • 目標や仕事の種類

などによって、使い分けたり併用したりすることで、上手にスケジュールが立てられるようになります。

こびと株
「アプリを使おう」とか「どの手帳がイイ」とか、ツールの話をする前に、まずは考え方を押さえてしまいましょう!

 

スケジュールの立て方①逆算パターン

  1. まず、目標と締め切りを決め
  2. ①のために必要なスケジュールを逆算で設定していく

そういうスケジュールの立て方です。

こびと株
「10年後に望む稼ぎを手にするために、3年後までに身に着けるべきスキルを考え、そのために今日読むべき本を決める」みたいな感じ。

 

一般的に、

  • 目標をきちんと達成するために
  • 締め切りまでに着実に仕事を仕上げるために

おすすめされやすい考え方かなと思います。

こびと株
後ろから順番に考えていく、筋の通ったやり方です。

 

逆算スケジュールのメリット

このスケジュールの立て方の最大のメリットは、何と言っても

こびと株
スケジュール通りにやれば、きちんとゴールできる

という点でしょう。

また、毎日の目標が明確になるので

  • 無駄にワーカホリックになってしまったり
  • 気づいたらサボりすぎで手遅れになってしまったり

といった可能性も少ない、まさに”計画的に動きやすい”スケジュールです。

こびと株
最初にゴールまでの線路を敷くので、目標達成に向けた最短距離を選びやすくなる、というのも魅力的なポイントでしょう

 

逆算スケジュールのデメリット

良いことだらけに見える、逆算パターンのスケジュールの立て方ですが、懸念点・問題点もあります。

  1. 想定外のトラブルに弱い
  2. 始めてのチャレンジでは現実的なスケジュールが引きにくい
  3. スタートする前に疲れてしまいやすい

といった点です。

 

まず、①トラブルによって当初立てたスケジュールが狂ってしまった場合、それがゴール達成に影響しないよう、スケジュール全体を見直す必要が発生します。

これを防ぐためには、はじめから”ゆとり”や”バッファー”を持っておく必要があります。

社会人
「想定外のトラブル」について、「どのくらい時間がかかるか想定してゆとりを持つ」って、なかなか難易度が高いね…

 

また、②始めてのチャレンジで、ゴール達成までの道筋が良く分からない場合、

学生
あれ?何がそろえばゴールまで行けるのかピンとこないぞ?1つ1つの作業にかかる時間も分からないし…どうやってスケジュール立てればいいんだろう?

と悩んでしまいがちです。

対策としては「事前のリサーチをしっかりすること」となりますが、これが③スタート前の挫折につながりやすいのもまた事実。

 

ゴールから逆算した美しいスケジュールは、

  • 十分な情報から正しく設定できて
  • 設定した通りによどみなく進めれば

これ以上ないカンペキなスケジュールです。

こびと株
慣れた仕事に取り組む場合や、緻密に事前準備ができるタイプの人に向いているスケジュールの立て方なのかもしれませんね

 

スケジュールの立て方②積み上げパターン

2つめのスケジュールの立て方は、①逆算パターンとは反対。

目標達成のために

  • 今日できる最善のコトは何か?(どれくらい時間がとれるか?どんな作業をすべきか?)
  • 明日できる最善のコトは何か?(どれくらい時間がとれるか?どんな作業をすべきか?)

と考え、前から順番に、積み上げでスケジュールを立てていきます。

 

スケジュールというよりは、日々のルーティン(またはルール)になることも多いかもしれません。

こびと株
「大学受験を目指して、今日から毎日20~22時を勉強時間にするぞ」みたいな感じですね

あまりスマートなスケジュールの立て方ではありませんが、意外にこちらにもメリットがあるので、紹介していきます。

 

積み上げスケジュールのメリット

何と言っても

こびと株
スタートしやすい

ということでしょう。

  • ムリなく淡々と最善を尽くす
  • とにかく今できることをやる

という発想になりやすいので、「スケジュールを立てただけで満足してしまった・燃え尽きてしまった」みたいなことにはなりにくいです。

 

有名なキング牧師(Martin Luther King, Jr. )の言葉にもあります。

Take the first step in faith. You don’t have to see the whole staircase, just take the first step.

疑わず、一段目の階段を登りなさい。階段のすべてが見えなくてもいい。ただ最初の一歩を踏み出すのです。

積み上げパターンのスケジューリングは、これを地でいくスケジュールの立て方かな、と思います。

 

積み上げスケジュールのデメリット

そして、一番のデメリットは、

こびと株
ゴールできるか分からない

ところでしょう。

  • 「走り続けてもゴールできるか不明なスケジュールなんて、立てるだけムダ」と考えるか
  • 「スタートできないよりはマシ。軌道修正しながら走れば、絶対に得るモノはある」と考えるか

によって、このスケジュールの立て方への評価は、かなり違ってくると思います。

こびと株
行動力の弱い人や、他人への依頼事項だけは先に洗い出す・定期的に自分の立ち位置を振り返るといった工夫ができる人に、相性の良いスケジュールの立て方かもしれません。

 

まとめ:スケジュールの立て方で取り組み方は変わる

スケジュールを立てる第一の目的は

こびと株
行動を適切にコントロールすること

でしょう。

目標に向かって、適切なタイミングで適切な作業をできるよう

  • アタマを整理したり
  • モチベーションを管理したり

していくわけです。

 

スケジュールの立て方には、2つのパターンがあります。

  • 後ろから考える、逆算パターン
  • 前から考える、積み上げパターン
こびと株
どちらにもメリット・デメリットがありますから、上手に使い分けたり併用したりすることで、目標に向かって適切な行動をとれるスケジュールの立て方をしていきたいものですね。

それではまたっ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの共同管理人。慶應義塾大学卒業後、一部上場企業に就職。経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリストを有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。