こんな疑問に、答えます。
ワープロ検定には、
- ワープロ実務検定(※)
- 日本語ワープロ検定
※現在は、「ビジネス文書実務検定」に統合されている
の2つがあります。
筆者のフルーツは、ワープロ実務検定の1級を、高校1年生のときに取得しています。
- ワープロ検定は2つとも、就職には使えない…
- 使える資格は、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- MOSのワード取得がおすすめ!
※タッチタイピングのスキル自体は、就職した後で役に立ちます。「資格はいらないけど、スキルはつけておくか…」という人は、ゲームでサクッとタイピングを学んでしまうのが近道です。
目次
ワープロ検定は、就職活動の役には立たない
ワープロ検定は、就職活動では使えない
「就職や転職で使いたい!」「履歴書の資格欄を埋めたい!」
そんな理由で資格取得を目指す人に、ワープロ検定は向いていません。なぜなら、就職・転職ではほとんど役に立たないから。
これは、ワープロ実務検定(ビジネス文書実務検定)と日本語ワープロ検定、両方に共通する注意点です。
実際、1級をもっていても
- 資格欄に記入しても、面接官の反応は鈍い(※)
- 転職サイトの「保有資格」登録欄に、そもそも選択肢として出てこない
と残念な状況。
※日商簿記1級や証券アナリストなどの資格は、就職でも転職でも、たいてい面接中に話題になります。けれどもワープロ検定は全然ダメ。面接官はさっぱり反応してくれません。
日々の仕事で使えるのは、タイピング速度
ワープロ検定で学習する内容は、比較的実務で使える一面があります。
それは…スピーディーなタイピングです!
今は、多くの職種でPCを使います。
- 資料作成
- メールでのやりとり
- 経費精算の手続き
などなど、ちょっとした場面で、スピーディなタイピングは活きてきます。
その通りです!
「実務の役に立つことをしたい」と思うなら、ワープロ検定は少し遠回り。
ブラインドタッチは、それ用のゲームソフトを1つ購入して、数週間も練習すればバッチリ身につきます。
就職に役立つワープロ系の資格は、MOS!
そんなときは、マイクロソフトオフィススペシャリスト(Microsoft Office Specialist 略してMOS)という資格にチャレンジしてみてください。
ざっくりいうと
- ワードの利用スキルを証明できる
- 就職・転職のときにアピールできる
- 世界的に行われているグローバルな試験
- 2週間~1ヶ月程度の学習で取得可能
- 合格率は、70~80%程度
という資格です。
就職活動でも使えて、実務にも役立つ、それなのに取得は比較的カンタン…MOSはかなりコスパの良い資格です。
もちろん、就職活動で使えるといっても「MOSがあるのね、じゃぁ採用!」というほどではありません。けれどもPCスキルはしっかり認めてもらえますし、アピールの仕方はいくらでもありえます。
まとめ:ワープロ検定の受験を検討しているあなたへ
- ワープロ検定は2つとも、就職には使えない…
- 使える資格は、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- MOSのワード取得がおすすめ!
※タッチタイピングのスキル自体は、就職した後で役に立ちます。「資格はいらないけど、スキルはつけておくか…」という人は、ゲームでサクッとタイピングを学んでしまうのが近道です。
それではまたっ!
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