エックスネット 2019年3月期第3四半期決算(2019年1月29日公表)
株式会社エックスネットのこびと「Xネッコ」から、2018年4月1日~2018年12月31日の業務報告が届いております。
経営成績について
当第3四半期 前第3四半期
売 上 高 32.4億円 31.2億円
営業利益率 15.1% 16.4%
1株純利益 41.09円 42.19円
配当 14円(中間)+14円(期末予想)
第2四半期までの減収減益から、第3四半期決算では増収減益へと転じました。XNETサービス全体として、売上・利益率ともに堅調に推移している模様です。
それでも減益となっているのは
- アプリケーション開発投資の償却負担増加
- AMOサービスについて、前年の高利益率案件の反動
の2つが要因。大きな傾向は、1Qから変わっていません。
通期着地予想(増収減益予想)には、変更ナシです。進捗率は
- 売上 :75%
- 営業利益:75%
- 経常利益:75%
- 当期利益:75%
と見事に3/4。このままいけば、無事、4期連続での最高売上を達成する見込みです。
財政状態について
当第3四半期末 前期末
総 資 産 72.2億円 72.0億円
1株純資産 763.4円 749.9円
自己資本比率 87.4% 86.1%
A(※)/総資産 63.7% 65.9%
※A=現金預金+有価証券+投資有価証券+関係会社預け金
財政状態については、相変わらず、文句のつけようがありません。
念のため、第2四半期報告書のCF計算書にも目を通しましたが、気になる点はありませんでした。
※FCFが80万円ほどマイナスになっていますが、主たる要因は投資有価証券の取得。エックスネッコが余剰資金を社債で運用するのはいつものことなので、全く心配していません。
まとめ(配当について)
期末配当予想にも変更はありません。中間とあわせて28円。
エックスネッコは究極の安定配当株です。ここ10年以上、(株式分割の影響を除き)配当額の変更は1度もありません。
親会社であるNTTデータの方針でしょうから、今後も同額の配当が続くものと予想されます。
それではまたっ!
(参考:株式会社エックスネット 四半期決算短信等)
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