高配当株を探そう!配当利回りランキング【2017年12月31日時点】

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2017年12月29日時点の配当利回りランキング、是非ご覧くださいませ!

配当利回りランキングの作成方法

抽出時期 :各月末

対象市場 :東証一部、東証二部、東証JASDAQ

配当利回り:税引き前3.75%以上(税引き後3%)※復興特別所得税は無視

 

サマリー

2017年12月29日時点

全体指標

  • 日経平均:22,764.94
  • 日経平均高配当株50指数:39,585.61
  • 日経高配当株50配当利回り:3.09%(前月比-0.09%)
  • TOPIX :1,817.56
  • 円/ドル:1$=112.50円

 

配当利回りが3.75%(税引き後3%)以上の企業数

  • 一部上場  :15社(前月比±0社)
  • 二部上場  :  5社(前月比-1社)
  • JASDAQ上場:19社(前月比-2社)

 

配当利回りランキング(東証一部上場)

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※1 「-」は、前月ランク外であった銘柄
※2 2017年1月以降で、月末の配当利回りが3.75%を超えていた月の数

2017年12月末は、日経平均の終値が22,764円となりました。2017年がどのような1年だったか、振り返ってみます。

今年の日本株市場は記録ずくめの一年だった。日経平均株価は10月に過去最長となる16日連続上昇を記録。29日は2万2764円で今年最後の取引を終え、年末終値として26年ぶりの高値を更新した。年間では3650円高と6年連続で上昇し、1989年に次ぐ過去2番目の上昇の長さとなった。外国為替市場では円高が進んだが、好調な企業業績を背景に海外勢などが日本株を積極的に買い進めた。

(出典:日本経済新聞「日本株 記録ずくめ 大納会26年ぶり高値 」2017年12月29日付)

  • 過去最長となる16日連続上昇
  • 年末終値として26年ぶりの高値
  • 年間では3650円高と6年連続で上昇(1989年に次ぐ過去2番目の上昇の長さ)

こんな状況ですから、高配当株が減り続けているのも当然というわけです。配当利回りが3.75%を超えている企業は15社で、前月と全く変わらない水準です。

ちょうど1年前、2017年1月の時点では日経平均は19,000円、利回り3.75%を超える銘柄は46社ありました。大人しくキャッシュポジションを持っておいた方が良さそうな相場ですね。

 

[9437]NTTドコモがまた顔を出してきましたね。理由は、楽天による携帯事業の参入発表です。

楽天は14日午前、総務省の第4世代携帯電話システム(4G)用周波数の追加割り当てに対して申請し、移動体通信事業を新たに始めると発表した。~中略~

4番目の携帯キャリアが誕生すれば現在の3社は競争激化にさらされるとみられ、NTTドコモが2.3%安の2815.5円、KDDIは2.8%安の3130円、ソフトバンクグループは2.3%安の9150円と軒並み下落した

(出典:ブルームバーグ「携帯参入の楽天株が急落、競争懸念でドコモなど通信株も軒並み安」2017年12月14日)

これにより、通信株は引き続き値を下げているというわけです。通信株のホルダーにとっては大きなニュースであることは間違いないですね。今後の動向に注目です。

その他の銘柄に関しては特にニュースはないですね。先月指摘した通りです。

高配当株を探そう!配当利回りランキング【2017年11月30日時点】

2017.12.18

(元本割れのリスクを抑えつつ)配当金を享受できそうな高配当株はほとんどないですね。我慢すべき時のような気がします。

どうしてもインカムゲインが欲しければ、日本株ではなく新興国債券やハイイールド債などに投資するしかないですね。

  • [1566]上場インデックスファンド新興国債券 分配金利回り5.77%(2017年11月末時点)
  • [HYG]iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF 分配金利回り4.89%(2017年12月28日時点)
  • [PFF]iシェアーズ 米国優先株式 ETF 分配金利回り5.87%(2017年11月末時点)

利回りは2.5%程度ですが、米国の投資適格債券ETF([LQD])を買うという選択肢もありますね。リーマンショックでもほとんど下落せず、すぐに値を戻したちゃんとした債券ETFです。

米国の個別株では、まだ配当利回りが4%~5%ぐらいの超優良(不人気)株がありますが、全体として割高感があるのは米国株も変わりません。

今後の対応
  • 日本株を無理やり買い増して積立てを続けるか?
  • 為替リスクや割高感を受け入れて、もう少し利回りの高い米国個別株に手を出すか?
  • 新興国債券ハイイールド債のETFに手を伸ばすか?
  • 投資適格債券を買ってみるか?
  • はたまたキャッシュポジションを増やして投資を控えるか?

人によって大きくスタンスの異なるところでしょう。相場がいつ下落局円に入るか分かりませんが、判断の難しい状況が続いているように思います。

 

配当利回りランキング(東証二部上場)

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※1 「-」は、前月ランク外であった銘柄
※2 2017年1月以降で、月末の配当利回りが3.75%を超えていた月の数

先月3.87%の利回りがあった[1737]三井金属エンジニアリングが姿を消しました。年初来高値を更新したためです。景気いいですね~。

そのほかのメンバーは変わりありません。業績や配当性向から考えて、保有したいと思える株ではないですね。

 

配当利回りランキング(東証JASDAQ上場)

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※1 「-」は、前月ランク外であった銘柄
※2 2017年1月以降で、月末の配当利回りが3.75%を超えていた月の数

こちらも見慣れた顔ばかりですね。配当利回りは足りていますが、ファンダメンタルズが物足りない銘柄ばかりです。

表の「登場回数」を見て頂けると分かるのですが、ここの欄が「-」、つまり今までこのランキングに登場してこなかった銘柄が入ってきた時がチャンスです。

  • 増配があったのか?
  • 市場暴落につられて値が落ちた優良株なのか?

見せかけの高配当株、罠のある銘柄でなければ、狙いたいところですね。

こびと株のニホンフラッシュも、利回り3.75%以上で買えたタイミングはほんの短い期間でした。今や配当利回りは1.19%、株価は購入時から4倍に迫る勢いです。

定期的なスクリーニングをおこなって、チャンスを逃さないようにしたいと思います。

 

まとめ

1年間同じことを言い続けている気がしますが、欲しい高配当株はなかなかありません。

しかし、この相場がいつまでも続くとは限らないので、虎視眈々とチャンスを狙っていきたいと思います。

それではまたっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの管理人。一部上場企業での経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリスト、FP資格を有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。