こびと株.com(@kobito_kabu)がお送りする、毎月更新の定例記事です。
※データが多すぎて記事が重いです。すみませんm(_ _”m)
抽出時期 :各月末
対象市場 :東証一部、東証二部、東証JASDAQ
配当利回り:税引き前3.75%以上(税引き後3%)※復興特別所得税は無視
目次
サマリー
2020年6月30日時点
全体指標
- 日経平均:22,288.14円(前月比+410.25円)
- 日経平均PBR:1.07倍
- 日経高配当株50配当利回り:4.70%(前月比+0.72%)
- 円/ドル:1$=107.92円
配当利回りが3.75%(税引き後3%)以上の企業数
全部で243社。先月より14社減少しました。
- 一部上場 :172社(前月比-8社)
- 二部上場 : 25社(前月比-8社)
- JASDAQ上場 : 46社(前月比+2社)
こびと株メンバーが、3月半ばに「バーゲンセールだ!」と騒いでいた時は、780銘柄ほどの高配当株がありました。今や243銘柄です。あっという間に3分の1未満になりましたね。
3月にガッツリ仕込めた人は、今、かなり良いパフォーマンスになっているんじゃないでしょうか。
高配当株投資は、アクティブ運用です。インデックス投資とは異なり、投資タイミングも非常に重要だということ。引き続き、チャンスを探っていきましょう~
全体感
6月のトピックは、この3つです。
- ナスダックが過去最高値を記録
- 1930年代の大恐慌以来の景気悪化
- 経済活動再開に伴うコロナ感染拡大
トピック①:ナスダックが過去最高値を記録
ナスダック総合指数が、10,000ポイントの大台を超えました。
ナスダックは、1971年に開設された米国の新興企業向け市場です。Apple、Microsoftなどが有名で、ハイテクセクターの企業が多いのが特徴です。
※アヒルの形をしたナスではありません
昔から株ニュースでナスダックって聞くたびに思って事。 pic.twitter.com/cWBUHxwIDZ
— MIKI★7月からレジ袋有料 (@KWSK_MIKI) June 25, 2020
ナスダック総合指数は、
- コロナショック前(2月):約9,800ポイント
- コロナショック後の底(3月):約6,900ポイント
という感じで、たった1ヵ月で30%ほど暴落しました。この時は、「ハイテクセクターは暴落に弱い」という定説どおりの動きをしたことになります。
しかし、その後約3ヵ月で回復し、過去最高値である10,000ポイントを更新。コロナショックなんてどこ吹く風という状況になっています。
ナスダック最強なのはさておき、他の株価指数はどうなのか?
先進国(G7)を中心とする、その他の主要株価指数の回復具合は、下記の通り。
暴落前の90%近い水準まで回復しているのは
- 日本
- 米国
- ドイツ
ですね。
35%以上の暴落に見舞われ、未だ75%~85%しか回復していないのが
- カナダ
- フランス
- イタリア
- インド
など。コロナショックの震源地である中国は、指数によって明暗が分かれています。
- コロナ被害の大きさ
- 国家の経済力
これらが、わりそ素直に反映されている感じがしますね。世界全体で見ると、ざっくり「ショック前の85%ぐらいの水準に回復している」という感じです。
トピック②:1930年代の大恐慌以来の景気悪化
6/24~6/25に、IMF(国際通貨基金)がこんなことを言っています。
- 2020年の世界成長率をマイナス4.9%と予測
- これは「(1930年代の)大恐慌以来の景気悪化」である
- 主要中央銀行が約640兆円も資産購入しており、投資家が強気になっている
- 結果、資産価格(株価とか)が実態経済と乖離(かいり)している可能性がある
4月時点の予想では、世界経済の成長率はマイナス3%ぐらいの予想だったので、そこからさらに悪化したことになります。
IMFの分析によると、日米の株価はすでに「大幅に割高」だそうです。
IMFは企業の収益力や配当余力などを基に株価水準を分析し、割安か割高かを0~100で数値化した。
同モデルでは4~6月期の日米の株式市場はそろって100近辺となり、「株価は大幅に割高」との分析結果となった。
(出典:日経新聞「日米株高「実体経済と乖離」 IMF、報告書で警戒感」)
もっとも、IMFが「正しい株価」を算定できるなら、世界中の投資家、誰も困らないですからね。あくまで見解の1つとして、参考にするかどうかといったところです。
とはいえ、IMFに限らず、世界中の金融機関・コンサルティングファームが、GDP(国内総生産)の悪化を試算しているのは事実。実態経済は、かなり悪いはずです。
- どこまでも国が買い支えるからチャンスと見て、株価上昇の波に乗るか
- 実態経済と乖離しすぎるのは危険と見て、リスクを抑えるか
個人のスタンス次第ですね。
トピック③:経済活動再開に伴うコロナ感染拡大
経済活動の再開に伴い、コロナ感染が拡大しています。
特に、米国はひどい状況です。
経済活動再開をきっかけに、感染者数が急増しています。最近では、たった1日で40,000人以上の感染が確認されています。
日本でも、緊急事態宣言解除後、じわじわと感染者数が増え続けています。
新規感染者が50人を超えるのは5日連続。都内の感染者の累計は6225人となった。
(出典:日経新聞「都内で新たに54人感染 新型コロナ」)
※7/1は、緊急事態宣言解除後、最多となる67人の感染が判明
主要先進国では、下記の通り感染者は徐々に減少していますが
世界トップ10に入るような人口の多い国、たとえば
- 米国
- ブラジル
- インド
- インドネシア
- ナイジェリア
では、いまだに感染拡大が続いている状況です。
今回の経済危機は、コロナがきっかけになりました。
- そのコロナは、いまだにその勢力が衰えておらず
- 現時点では有効なワクチンも存在していません(開発中の有力候補はいくつか出てきてはいる)
要するに、基本的には何も解決していないのです。
感染第2波を警戒する動きもありますが、「そもそも第1波すら終わっていない」という意見もあります。今後、しばらくの間、このウイルスと付き合い続けていくことになるでしょう。
高配当株の物色にあたっては
- 経済活動再開の影響を注視
- 最新の企業決算を注視
といった感じで、落ち着いて現状把握に努めるフェーズかなと思います。
6社に1社が減配・無配という状況で(配当未定の会社も多い)、
日本の上場企業で株主還元を抑制する動きが広がっている。
2021年3月期通期で減配や無配転落する企業が全体の18%と、リーマン・ショック後の10年3月期以来の高い水準となる
(出典:日経新聞「6社に1社、今期減配・無配 リーマン以来の水準。配当未定、全体の半数」 赤字は筆者)
景気の雰囲気を測る「日銀短観」は、11年ぶり低水準です。
日本銀行が1日発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、代表的な指数とされる大企業・製造業の業況判断指数(DI)は、前回の3月調査から26ポイント悪化し、マイナス34となった。
悪化は6四半期連続で、リーマン・ショック後の2009年6月(マイナス48)以来、11年ぶりの低水準になった。
(出典:朝日新聞「日銀短観、景況感は低水準に リーマン以来11年ぶり」 赤字は筆者)
(優良な)高配当株は、不景気時にこそ仕込みたいものですが…
個人的には、少なくとも9月ぐらいまでは積極的に買い進めなくても良いかなという印象を持っています。どうせ、夏は相場がグダりがちだからです。夏枯れというやつですね。
というわけで
- ナスダックが過去最高値を記録(その他主要株式指数も75~90%回復)
- 1930年代の大恐慌以来の景気悪化
- 経済活動再開に伴うコロナ感染拡大
こういった状況をふまえて、
配当利回りランキング(東証一部上場)
- ※エクセルオンラインのデータが表示されます
- 証券コードをクリックすると、Yahooファイナンスのページに飛びます
※1 「-」は、前月ランク外であった銘柄
※2 2017年1月以降で、月末の配当利回りが3.75%を超えていた月の数
1部上場企業の高配当株については、180社→172社と高配当株が微減しました。投資しても良いかな~と思えるコアな銘柄については、従来通りで今までと変わりありません。
今回は、下記についてコメントしていきたいと思います。
- ランキング新登場銘柄について
- 総合商社株について
- 銀行株について
①ランキング新登場銘柄について
下記の3社です。
- ミクシィ
- ENEOSホールディングス
- ㈱四国銀行
[2121]ミクシィの実態は、「株式会社モンスターストライク」ですね。
総資産2,000億円のうち約1,300億円がキャッシュ、自己資本比率90%の財務優良企業ですが、この5年で売上半減・利益10分の1と、収益がガタ落ちしました。
- 純資産(資産から負債を引いたもの)が1,800億あるのに
- 株式の時価総額は1,500億円しかありません
1800億円の純資産がある会社を1500億円で買えるのですから、まさに「現金が床に落ちている」という状況です。それでも誰も拾わないのは、それだけ不人気ということ。
潤沢な資金も、投資家から見ると事業に使われていない「死に金」というわけですね。
これだけ不人気なので、この潤沢な資金を使ってもう一度ヒットサービスを生み出せればリターンは莫大(ばくだい)…という感じですが、長期にわたり安定配当を貰い続けるのには向いていません。
[5020]ENEOSホールディングスは、史上まれに見る原油安で、2,000億円近い大赤字を出しました。2021年、2022年も厳しい見通しです。
エクソン・モービルやシェブロンといった、米国の超優良エネルギー企業ですら、業績・株価はボロボロです。日系の石油企業を買うのは、ちょっと難しいですね。
[8387]四国銀行の株価は、3年前のピーク時と比較して、一時3分の1になりました。存在意義が問われ続けている、地銀業界の一企業です。
財務安定性・収益性、どちらを見ても、メガバンに大きく見劣りします。
個人的には、メガバン以外の金融機関に投資する気にはなれません(メガバンですらオワコン扱いなのに)。
というわけで、残念ながら判定はすべて「愛せない」という悲しい結果に。
②総合商社株について
伊藤忠商事が異彩を放っていますね。
総合商社の大手5社は、次の通り。
- 三菱商事
- 伊藤忠商事
- 三井物産
- 住友商事
- 丸紅
総合商社株は「万年割安株」の典型です。
株価が安く放置されているので「お、なんか安いじゃん。お得そうじゃん」と思って買ってみると、永遠に値上がりすることなくずーっと放置されているというヤツです。
割安な銘柄が、いつまで経っても割安なまま放置される状態を「バリュートラップ」と言います。割安株に投資するときは、これにハマらないように意識する必要があります。
商社株は、資源株でシクリカルです。
どういうことか言うと、
- 石油・ガスなどのエネルギー資源
- 鉄鋼・アルミニウムといった鉱物資源
これらの価格が上がっている時は、業績が好調で株価も伸びますが、逆に資源価格が低迷すると、一気に業績が悪化して株価も下落します。
景気に左右されて、株価が循環するのですね(シクリカル=循環)。
丸紅の10年チャートを見ると、「循環」の意味がよく分かると思います。
基本的に、400~800円の間を行ったり来たりする感じですね。
業界の盟主、泣く子も黙る「三菱商事」でもこのチャートです。
2,000円のラインを中心に、いったりきたりしていることが分かります。
※シクリカルとはいえ、ちゃんと底値付近で拾っておけば損することはないですし、配当だけでも十分にリターンが取れます。景気が良くなれば、キャピタルも取れます。
その一方、伊藤忠商事のチャートはこの通り。
伊藤忠商事は、
- 資源価格に左右されるビジネスモデルを見直し
- 非資源の事業を強化することに成功
しました。
非資源の事業とは、バナナなどでおなじみの「Dole」などですね。生活消費の分野なので、需要が非常に底堅いです。
伊藤忠商事は、株主還元にも積極的で、投資家からその価値を見直されています。時価総額にも表れていますね。
6月2日、伊藤忠の時価総額は終値ベースで3兆7649億円となり、三菱商事(3兆6964億円)を上回り、総合商社で初の首位に立った。
(出典:Business Journal「伊藤忠、時価総額で三菱商事を逆転、初の商社首位…三菱は今期、利益トップを死守する」 赤字は筆者)
現在の配当利回りは
- 三菱商事…5.9%前後
- 伊藤忠商事…3.8%前後
となっており、伊藤忠商事の方に人気があるのは明らかです。
※ちなみに、三菱商事は「累進配当(=減配しない)」を掲げており、コロナショック後にもかかわらず増配を発表し、市場からサプライズとして受け止められました。
今や、総合商社は2強時代に突入しています(オマケで、三井物産も入れて良いかなという感じ。)
三菱商事の配当利回りは、正直「減配懸念込み」だと思います。伊藤忠を意識して、意地で増配してくれたらラッキーぐらいな感じですね。
伊藤忠+三菱商事でセットで持っておくと、配当利回りもこなれるし、減配リスクも軽減できるかなと思います。
③銀行株について
世界的に、銀行株が死んでいます。
たとえば、米国の大手銀行ウェルズ・ファーゴの株価はご覧の通り(ウォーレン・バフェットが保有する銘柄としても有名)。
ご覧の通り、全然株価が回復していません。
連邦準備制度理事会(FRB)が、銀行を監視している影響も大きいです。事実上、株主還元を禁止されてるんですよね。
FRBは26日、大手銀行33行に対し、少なくとも9月までは増配や自社株買いを認めない方針を示した。
今回の決定はFRBが毎年行っているストレステスト(健全性審査)の後に行われた。FRBは2008年のような金融危機を回避するために、銀行の配当や自社株買い、債権回収計画などに介入できる。
(出典:FRBの配当制限を受け、銀行株の配当は不透明 ※赤字は筆者)
今や、世界最大の銀行を有する国は「中国」ですが、ご覧のありさま。
超低金利と不良債権増加懸念の中で、政府から利益を抑えるよう圧力を受け、中国の大手上場銀行は2020年に入り株価が13%下落。
予想株価純資産倍率(PBR)はわずか0.7倍と、世界金融危機以前の最低水準に近づいている。
(出典:誰も買わない中国の大手銀行株に割安感-予想PBR、わずか0.7倍 ※赤字は筆者)
日本が誇るメガバンクもこの通り。
三菱UFJ銀行。株価が戻らない。
配当利回りは5.9%前後。
三井住友FG。株価が戻らない。
配当利回りは6.3%前後。
その他、
- カナダも
- イギリスも
- オーストラリアも
どこの銀行も全部ダメです。
銀行オワコン説。銀行株の配当利回りはどこも高水準で、株価は「負け組代表格」といった値動きになっています。
銀行株を買ってるなんて言ったら、GAFAMを中心としたグロース株に投資している投資達に笑われると思います。
いや、もはや相手にされず、目も合わせてもらえないかもしれません。
この「バカみたいに安い」状況を
- 割安・投資機会のチャンスと見るか
- バリュートラップ、永遠の低迷株になると見るか
皆様は、どうお考えでしょうか。
※一般に、日本人は逆張り大好きで「迂闊(うかつ)に」逆張りする傾向にあるそうです。大抵の場合において「株価は正しい」ので、下落の理由をしっかりと精査してから投資したいものですね。
私としては、(今の価格水準なら)銀行株はポートフォリオの5~10%ぐらい仕込むのは全然アリだと思ってます。
目先の1~3年で大きく値上がりすることはないと思いますが、長期目線では少し期待しています。
配当利回りランキング(東証二部上場)
- ※エクセルオンラインのデータが表示されます
- 証券コードをクリックすると、Yahooファイナンスのページに飛びます
※1 「-」は、前月ランク外であった銘柄
※2 2017年1月以降で、月末の配当利回りが3.75%を超えていた月の数
配当利回りランキング(東証JASDAQ上場)
- ※エクセルオンラインのデータが表示されます
- 証券コードをクリックすると、Yahooファイナンスのページに飛びます
※1 「-」は、前月ランク外であった銘柄
※2 2017年1月以降で、月末の配当利回りが3.75%を超えていた月の数
ジャスダックは
- センチュリー21
- 日本SHL
- 沖縄セルラー
など、優良株が結構あるのですが、今回は姿を消していますね。
まとめ:もしこびと株メンバーが今月から高配当株投資を始めるとしたら?
ランキングの解説は以上です。
最後に、2019年7月からシリーズ化を開始した「もしこびと株メンバーが今月から高配当株ポートフォリオを作るとしたら」というモデルを出して終わりにします。
※「私たちならこうする」という事例であって、下記銘柄への投資を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがありますので、くれぐれも自己責任でお願い致します。
30万円で今月スタートならこんな感じにします。
※ピンクマーカーは、相対的に減配懸念の大きな景気敏感株。
銘柄は先月と同じですが、比率は変わっています。
- JT:減少(引き続き、販売不振トレンド)
- 伊藤忠商事:増加(強い事業ポートフォリオ)
- 東京海上:減少(自動車の損害保険が不振)
- KDDI:増加(強い財務。増配宣言)
相対的にファンダメンタルの悪い銘柄の比率を落とし、良い銘柄の比率を上げています。買い足していくならこっちですね。
※先月以前にオリジナル高配当株ポートフォリオを作っている方は、下記メンテ方法を参照しつつ買い増しする銘柄を決めていけば良いかなと思います。
余力(現金15%)を残してある理由は
- 第2波、感染拡大懸念
- 夏枯れ相場
- 第1四半期の決算がまだ出ていない(7月以降出揃う)
からです。
当期の配当予想が「未定」になっているこびと株たちが、まだまだたくさん控えています。
第1四半期の決算状況を見て、業績OK&そのときに妥当な株価だったら買い進めるという算段ですね。
いちどオリジナルファンドを組んだ後は、個々の株価の値動きにはこだわらず
- 全体として長期的に元本を割れなければOK
- 全体として長期的に配当金を出し続ければOK
そういうイメージでやっていきます。
10年経てば、配当金だけで40~50%近い投資回収を見込めます。各社の業績が向上しており、市況が良ければ評価額も伸びるでしょう。
日本株に年利何%のリターンを期待するか…ということですが、私はトータルリターンが5%ぐらい取れれば十分だと思ってやっています。
今のところ、目標は余裕でクリアできていますね。
先月紹介した通り、既存の高配当株ファンドは微妙です。自作した方がマシな可能性が高いです。
高配当株ポートフォリオを自作するなら、SBIネオモバイル証券がおすすめです。
SBIネオモバイル証券には、大手ネット証券(楽天証券やSBI証券)にはない圧倒的なメリットがあるからです。
- 1株から購入できる(NTTドコモやKDDIなどの注目している企業を3,000円前後から買える)
- 月額50万円までの投資なら、サービス利用料が固定で220円(税込)かかるが、毎月ネオモバ限定Tポイントが200pt貰える
- Tポイントを使って株が買える
※大手ネット証券を使って少額分散投資をすると、手数料負けします。
※SBIネオモバイル証券を使った高配当株投資の始め方はこちらの記事をどうぞ。
日本株の優良高配当株に数百円から分散投資したいなら、SBIネオモバイル証券は良い選択肢になります。
2番底をつけにいく可能性も考慮するのなら、今のタイミングは特に口座を開設するのに良いタイミングかなと。
2022年9月26日、
株式会社SBIネオモバイル証券は、株式会社SBI証券と経営統合することが発表されました。
これに伴い、SBIネオモバイル証券の新規口座開設は2022年10月7日をもって受付が停止されています。
- 最大手・国内株式個人取引シェアNo.1
- 口座開設・口座維持手数料無料
- 1株から購入可能(単元未満株の売買手数料無料)
ちなみに、米国株であればHDVやSPYDといった優れたETFがあるので、これらを活用すれば個別株への投資は不要です。圧倒的にラクですね。
※米国株市場の暴落に伴い、かなり良い利回りになっています。市場平均より下落がキツいですが、かえって投資妙味があります。
- 日米の高配当株を中心に、よく分散された高配当株ポートフォリオを作る
- ①追加投資、②配当金再投資、③増配でひたすら配当金を増やし続ける
こうすることで、誰でも月10万円ぐらいの配当金は作れる可能性があるんじゃないかなと思っています。
月10万円あれば、
- 水道光熱費が払える
- 家賃が払える
- 通信費(スマホ代など)が払える
- 保険料が払える
といった感じで、独身なら固定費のほとんどを賄えるでしょう。
ちょっと働けば生きていける水準ですから、セミリタイアも視野に入ると思います。
あるいは、月10万円の配当金を趣味に使えば、相当遊び倒せるでしょう。サラリーマンのお小遣いの平均は3~4万円ぐらいですからね。
全部使っても「老後は安泰」ってのは良いですよね。
いずれにせよ、配当金は人生の選択肢を増やしてくれます。コツコツと配当金を増やして、生活を豊かにしていきたいですね。
それではまたっ!
※関連記事です
Follow @kobito_kabu