こびと株.com(@kobito_kabu)がお送りする、毎月更新の定例記事です。
※データが多すぎて記事が重いです。すみませんm(_ _”m)
抽出時期 :各月末
対象市場 :東証一部、東証二部、東証JASDAQ
配当利回り:税引き前3.75%以上(税引き後3%)※復興特別所得税は無視
目次
サマリー
2021年10月29日時点
全体指標
- 日経平均:28,892.69円(前月比−559.97円)
- 日経平均PER:14.08倍
- 日経平均PBR:1.29倍
- 日経高配当株50配当利回り:4.56%(前月比+0.11%)
- 円/ドル:1$=114.00円
配当利回りが3.75%(税引き後3%)以上の企業数
全部で344社。先月より33社増加しました。
- 一部上場 :264社(前月比+ 26社)
- 二部上場 : 37社(前月比+ 3社)
- JASDAQ上場 : 43社(前月比+ 4社)
全体感
10月の投資トピックスについては、こちらの記事で解説しています。
この記事のポイントは、
- 日本の景気は「山」を越えたかもしれない
- コロナ第5波を乗り切ったものの、第6波に備える必要アリ
- 日本では、投資家にとって「逆風の政治」になるかもしれない
- 米国株絶好調で、最高値更新中(企業業績が好調)
- ビットコインが史上最高値更新
- 原油、鋼材、木材などの価格も高騰中
といった感じ。
日本株、イケてなさそうな雰囲気が出てますよね。
今日の記事では、この3つのテーマについて解説します。
- 不人気!日本株の現状
- それでも日本株に投資する理由
- 配当利回りランキング(魅力ある高配当株)
不人気!日本株の現状
ぶっちゃけ、日本株が不人気です。
どんな状況なのか、あらためて確認してみましょう。
現状①:主要7ヵ国でビリの成績
(出典:ブルームバーグ)
こちらは、G7(先進7ヵ国)の主要な株価指数の推移(直近1年)です。
- FTSE MIB(イタリア):+46.06%
- CAC40種(フランス):+45.06%
- S&P500(米国):+39.13%
- S&P TSX(カナダ):+34.02%
- DAX30(ドイツ):+33.09%
- FTSE100(イギリス):+27.99%
- 日経平均株価(日本):+24.03%
残念ながら、直近1年ではビリの成績です。
2021年10月はどうだったかというと、この通り。
(出典:ブルームバーグ)
- 他の6ヵ国が+2%~7%のレンジにおさまるなか
- ひとりだけマイナス1.90%に沈んでいます
笑いながら肩を組んで歩くイケイケの外人達の後ろで、ひかえめについていく和風着物美人といったところ。
現状②:マザーズの株価推移
新興市場に元気があるかどうかは、相場の雰囲気を掴むために非常に重要です。
日本の新興市場といえば、東証マザーズ。
直近1年の株価推移はこの通り。
(出典:SBI証券)
ノートPCの画面の角度を色々といじって見ましたが、どの角度から見ても右肩下がりです。
今後のポイントは、13週移動平均線を上回る株価を維持できるかどうか。大事な局面を迎えていますね。
ちなみに、アメリカで新興企業が集まっている株式市場は、ナスダックです。
ナスダック(想像図) pic.twitter.com/fCfr6wJUbd
— 晏嬰 亮 (@mondo_oclt) September 26, 2019
- 東証マザーズ
- ナスダック総合指数
この2つの直近1年のパフォーマンスを比べてみると、この通り。
- 東証マザーズ:マイナス4.18%
- ナスダック総合指数:プラス41.44%
現状③:プロでさえ日本株の魅力を伝えるのが大変
こうなると、困るのは日本株を売っている証券会社の人たちです。
お客さんに
なんて言われてしまうからですね。
そのせいかどうか知りませんが、こんな資料を目にしました。
こちらのグラフをご覧ください。
(出典:野村アセットマネジメント)
- S&P500(アメリカの株価指数)
- TOPIX(日本の株価指数)
この2つを比べると、過去20年でS&P500の圧勝だけど
- S&P500
- TOPIX SMALL(TOPIXのうち「小型株」を集めた株価指数)
この2つを比べると、過去20年でS&P500と良い勝負してるよ!
というデータです。
直近ではS&P500に抜かれてしまっているものの、2001年以降、ほとんどの時期でTOPIX SMALLが勝利しています。
これを見て
と思った方は、要注意。
- S&P500は、足を引っ張った銘柄・セクターもすべて含んでいる指数ですが
- TOPIX SMALLは、2001年以降TOPIXの足を引っ張った銘柄・セクター(※)が含まれていません
※2001年以降に関して言えば、特に足を引っ張った=成績が悪かったのは「大型株のCore30」です。
要するに、このグラフは「フェアな比べ方をしていない」ということです。
S&P500から「足を引っ張ったヤツら」を除いた指数を作れば、TOPIX SMALLは惨敗するでしょう。
こういうアンフェアな比べ方をしないと「日本株の良さ」を伝えられないところに、日本株の現状が表れている気がしますね。
※日本株が弱いというよりは、ここ最近の米国株が強すぎるという側面もあるんですけどね。他国の株価指数でも、米国株に勝てないのは同じです。
それでも日本株に投資する理由
こんな感じで、不人気が続いている日本株ですが、私は投資を続けます。
なお、私が投資している日本株は
- 日経平均株価やTOPIXのような、指数ではなく
- 高配当株(中小型株も含むバリュー株)
です。
日本の高配当株に投資する理由を、4つ解説していきます。
理由①:安定した円建てキャッシュフローを得るため
私は
- 日本に住んでいて
- 円を使って
生活しています。
高配当株を積み重ね続けた甲斐あって、今は生活費のほとんどを配当金で賄っていますが、配当金の大半が「外貨建て」になってしまうと不安です。
為替リスクがあるからです。
為替の影響を受けずに安定したキャッシュフローを得ようとすると、選択肢は多くありません。
- 預金金利:0.02%~0.1%
- 国債金利:0.05%
- 不動産:フルローンの場合、借金額に対して1~2%程度のキャッシュフロー
こういう現状では、高配当株の4~5%近い円建てキャッシュフローは魅力的というワケ。
理由②税制が有利
日本株の方が、税率が低いです。
- 日本株は、配当金の手取りが80%~95%(収入が低いほど有利)
- 外国株は、配当金の手取りが72%~82%(収入が高いほど有利)
仮に、所得330万円以下の人が配当利回り4.0%の日本株・米国株にそれぞれ投資した場合
- 日本株の手取りは、4.0%×95%=3.80%(配当控除アリ)
- 外国株の手取りは、4.0%×72%=2.88%(外国税額控除ナシ)
という感じで、MAXで1.0%近い差がつきます。
※しかも、ここに為替影響が加わります。円高になると、購買力が激減します。
現状、日本株の税率は優遇されています。増税しないで…
理由③:(相対的に見ると)まだ割安
こちらのグラフは、米国株と日本株のバリュエーションです。
(出典:J.P.Morgan Asset Management guide-to-the-markets)
米国株のPERは
- 過去15年で約10倍~23倍のレンジでしたが
- 最近は約20倍の水準にあり比較的割高です
一方で、日本株のPERは
- 過去15年で約11倍~38.4倍のレンジでしたが
- 最近は約15倍の水準にあり、適正水準です
PERだけで「割高」「割安」を語るのは適切ではありませんが、1つの判断材料にはなります。
※PBRも同様に、米国株は割高水準、日本株は適正水準です
なお、PERが高い時に投資すると
- すぐに暴落に巻き込まれるとは限らないけれど
- 今後数年間のリターンはショボくなりがち
というのは、過去に解説した通りです。
米国株の場合、
- PER20倍付近で投資すると
- 今後5年のリターンはマイナス数%~プラス数%
という冴えない結果になる傾向があります。
相対的に見て、日本株の方が割安です。
理由④:分散投資によるリスク低減のため
当面、米国の強さは揺るがないと思いますが、かといって「一本足打法」をする気にはなりません。
「〇〇だけで良い」
というのは、過去多くの人を絶望に巻き込んできた、浮かれたワードだからですね。
- 短期・中期的にはともかく
- 長期的には
資産を守るためには適切な分散が必要です。
ちなみに、日本株と米国株では、高配当株のリスクの大きさが異なります。
(出典:J.P.Morgan Asset Management guide-to-the-markets)
- 米国株全体のリスク:19%
- 米国高配当株のリスク:19%
結論:高配当株だからといって、低リスクとは限らない
- 日本株全体のリスク:18%
- 日本の高配当株のリスク:14%
結論:高配当株は低リスク(値動きが小さい)
為替リスクがないこともあり、日本の高配当株を織り交ぜたポートフォリオは値動きが小さい傾向にあります。
まとめ
以上をまとめると、日本の高配当株は
- 安定した円建てキャッシュフローが狙える、ほとんど唯一の不労所得アセット
- 有利な税率
- 米国株よりも、相対的に割安
- ポートフォリオのリスク低減が期待できる
という感じで、十分に使い道があります。
外国株と日本株の投資割合に関しては悩ましいところもありますが、少なくとも私が「日本株の割合をゼロにする」ことはないでしょう。
補足:数千万円投資しないと意味がない?
ここまでの話を聞いて
こう感じる人もるかもしれませんが、私の母(60代)は
- 年金、配当金・利子といった不労収入だけで「基本的な生活費」を賄い(いわゆる経済的自由の状態)
- 字幕制作、ブログ執筆の収入で、「遊ぶためのお金」を稼いでいます
もし、年間約数十万円の配当金がなければ、労働収入で生活を支えることになる可能性もあり、仕事を辞めるに辞められなくなります。
しかも、遊ぶためのお金も不足します。
安定した年間約数十万円の配当金が、「自由で楽しい生活」の担保になっているワケです。
また、兄も高配当株に数百万円を投じており、そこから発生する年間数十万円のキャッシュフローで家族旅行に行ったりしています。
子供が自立するまでの十数年、毎年「豪華な家族旅行」に行っても、家計管理上まったく問題がありません。
- 十数年後も元本は残っている(増えている)し
- その後も、ずーっと配当金を得られ続けるから
ですね。老後対策も兼ねているというワケ。
- インカムを生む資産をコツコツと積み上げて、キャッシュフローを強化し続ける
- そして、「今の豊かさ」と「将来の豊かさ」のバランスをとっていく
高配当株投資というのは、家計管理まで含めて広く考えると非常にとっつきやすくなりますね。
米国株があまりに強いせいか、SNSで日本株(高配当株)を話題にする人が減ってきたので、あらためて解説してみました(笑)
配当利回りランキング(東証一部上場)
- ※エクセルオンラインのデータが表示されます
- 証券コードをクリックすると、Yahooファイナンスのページに飛びます
※1 「-」は、前月ランク外であった銘柄
※2 2017年1月以降で、月末の配当利回りが3.75%を超えていた月の数
新規登場銘柄
新規登場銘柄は、4つです。
検討余地があるのは、[2003]日東富士製粉(配当利回り4.11%)。
製粉大手4社の一角を占める製粉会社で、三菱商事の子会社です。小麦粉売ってます。
食品セクターの銘柄が高配当株ランキングに入ってくるのは、珍しいですね。
- 時価総額:310億円
- PER:9.68倍
- PBR:0.73倍
- ROE(2022/03予想):7.58%
- 自己資本比率:75.8%
- 増配歴(株式分割の影響を加味):35円(2013/03)→116円(2021/03)
最近の業績の傾向は、
- EPS増加
- 営業利益率改善
- 自己資本比率上昇
- 有利子負債減少
- 増配
という感じで、悪くないです。
ただ、10年ほど前にさかのぼると、2011年3月期の大減配(60円→35円)が気になりますね。
今年5月に発表された新中期経営計画では、2020年度実績→2024年度で
- 連結経常利益:50億円→56億円
- 連結純利益:35億円→40億円
- 連結ROE:9.3%→8.0%
となる「持続的成長のゆるぎない土台」を構築するとしています。
また、2024年度までは配当性向の目安を30%→40%に引き上げる計画です。
その他、気になる銘柄
高配当株ランキングに入っている銘柄ではないですが、いくつか気になる株を紹介しておきます。
※気になった銘柄があれば、IRBANKのリンクをクリックしてもらえれば詳しく見れます。
転貸型月極駐車場を国内外で運営。
- 配当利回り:3.40%
- 営業利益率が15%強、ROEが30%超と高収益
- 11期連続増配中(来期も増配予定)
- 5期連続で自社株買い
IRBANK:[2353]日本駐車場開発
データセンターを軸としたITサービス会社。
- 配当利回り:3.52%
- DX、宇宙関連銘柄
- 右肩上がりのEPS
- 9期連続増配中(来期も増配予定)
- 強気の中期経営計画
IRBANK:[9600]アイネット
いずれも時価総額200億~600億の中・小型株です。
先ほどのグラフで見たように、日本株の場合
- 大型株よりも
- 中・小型株の方が
パフォーマンスが良い傾向にあります。
- 配当利回りが高い「大型高配当株(商社株、銀行株など)」だけでポートフォリオを組むのではなく
- 先ほど紹介したような中・小型株を混ぜながらバランスをとると
減配しづらく、株価もグダりにくい、足腰の強い日本株・高配当株ポートフォリオができるかなと思います。
配当利回りランキング(東証二部上場)
- ※エクセルオンラインのデータが表示されます
- 証券コードをクリックすると、Yahooファイナンスのページに飛びます
※1 「-」は、前月ランク外であった銘柄
※2 2017年1月以降で、月末の配当利回りが3.75%を超えていた月の数
新規登場銘柄
新規登場銘柄は1銘柄。
[4595]ミズホメディー(配当利回り4.20%)という、臨床検査薬の会社です。
コロナ特需で好業績ですが、一過性と見ています。
配当利回りランキング(東証JASDAQ上場)
- ※エクセルオンラインのデータが表示されます
- 証券コードをクリックすると、Yahooファイナンスのページに飛びます
※1 「-」は、前月ランク外であった銘柄
※2 2017年1月以降で、月末の配当利回りが3.75%を超えていた月の数
新規登場銘柄
新規登場銘柄は[9698]クレオ(配当利回り3.91%)の1銘柄。
いわゆるDXなどに取り組む、情報処理システムの開発・関連サービス提供の会社です。
- 時価総額:90億円
- PER:10.52倍
- PBR:1.28倍
- ROE(2022/03予想):12.17%
- 自己資本比率:71.6%
- 増配歴(株式分割の影響を加味):5円(2012/03)→39円(2022/03予想)
こちらも、最近の業績の傾向は、
- 増収増益
- EPS増加
- 営業利益率改善
- 有利子負債減少
- 増配
という感じで、まずまずに見えます。
配当方針は、配当性向40%程度。
業績が苦しかった2014/03期も、配当性向を98%まで上げてでも減配を避けた根性のある銘柄です。
ざっと見たところ、懸念点は2つ。
①2011年3月期までさかのぼると、最終利益が赤字
景気敏感な銘柄(特に、不景気で赤字になるような銘柄)は、基本的には配当金生活に不向きです。
②取引先の偏り
2021年3月期時点で、売上の
- 11.8%がヤフーに対するもの
- 11.5%が富士通エフサスに対するもの
となっています。
財務諸表の数字的には「検討の余地アリ」ですが、将来性を見るにはもう少しビジネスモデルの精査が必要ですね。
その他、気になる銘柄
高配当株ランキングに入っている銘柄ではないですが、この子はちょっと面白いですね。
仮設ハウスのレンタル・販売で首位級。
- 配当利回り:2.93%
- テレワークやコワーキング施設の拡大が追い風
- 業績好調で、株価が最高値更新
- 過去10年減配なし、配当金は60円→160円と約2.7倍に成長
IRBANK:[9639]三協フロンテア
まとめ:もしこびと株メンバーが今月から高配当株投資を始めるとしたら?
ランキングの解説は以上です。
最後に、2019年7月からシリーズ化を開始した「もしこびと株メンバーが今月から高配当株ポートフォリオを作るとしたら」というモデルを出して終わりにします。
※「私たちならこうする」という事例であって、下記銘柄への投資を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがありますので、くれぐれも自己責任でお願い致します。
30万円で今月スタートならこんな感じにします。
※1:ピンクマーカーは、景気敏感株。
※2:待機資金は、高利回りの「中・小型株(※ディフェンシブな業種)」が出てきたら買うお金です。
待機枠の資金で配当利回り4.0%ほどの株を買えれば、トータルで3.84%の利回りになります。
- TOPIXの予想平均利回りが約2.4%
- 日本国債(10年)の利回りが約0.1%
であることを考えると、それなりの利回りです。
今後の増配にも十分期待できるメンバーでしょう。
セクターの割合は、この通り。
個人的には、今は「キャッシュを厚くしていく時期」かなという認識です。
米国株と比べて相対的に割安とはいえ、「全力買い」のフェーズではありません。
もちろん、買い場を狙っているうちにスルスル~っと株価が上昇してしまうこともあるでしょう。
そんな感じで「機会損失=買い場を逃してしまった!」というのがイヤな人は、成長株も含むインデックスファンドを定期的に積み立て続ければ良いですね。私はそうしています。
現状、全世界株やS&P500連動のインデックスファンドに投資すれば、その中身は自然と「GAFAMを中心とするグロース株」になります。
つまり、長期的な値上がりが期待できます。つみたてNISAやiDeCoを使えば、税金的にも有利です。
二刀流は、
- キャピタルゲインは、インデックスファンドで(老後資金)
- インカムゲインは、高配当株で(生活費・趣味費)
という感じで、人生設計・家計管理がしやすくなりますね。
なお、これまで、高配当株ポートフォリオを自作する人には、SBIネオモバイル証券をおすすめしてきました。
低コストで、少額からの分散投資が可能だからです。
- 1株から購入できる(「超優良企業」をおこづかいレベルの金額から買える)
- 月額50万円までの投資なら、サービス利用料が固定で220円(税込)かかるが、毎月ネオモバ限定Tポイントが200pt貰える
- Tポイントを使って株が買える
※SBIネオモバイル証券を使った高配当株投資の始め方はこちらの記事をどうぞ。
大手ネット証券を使うと手数料負けする…というのが従来の状況だったワケです。
けれども最近、マネックス証券が1株から取引きできる「単元未満株」の買い付け手数料無料を打ち出しました。
また、SBI証券もこれに追従し、買い付け手数料を実質無料化するプランを発表しています。
どの証券口座が高配当株投資に最適か、現在あらためて精査中です。
ちなみに、
- 今、SBIネオモバイル証券を使っている人
- これから、SBIネオモバイル証券を使おうと思っていた人
も、焦る必要はありません。
「これはもうSBI証券(楽天証券)に一本化だね!」という日がきたら、「株式移管」という手続きをとってお引越しすれば良いだけだからです。
やりたい人は始めれば良いし、すでにやっている人もそのまま続ければOK。
いずれにせよ、そのあたりをフォローする記事は出す予定です。
2022年9月26日、
株式会社SBIネオモバイル証券は、株式会社SBI証券と経営統合することが発表されました。
これに伴い、SBIネオモバイル証券の新規口座開設は2022年10月7日をもって受付が停止されています。
- 最大手・国内株式個人取引シェアNo.1
- 口座開設・口座維持手数料無料
- 1株から購入可能(単元未満株の買付手数料無料)
米国高配当株の場合は、HDVやVYM、SPYDといった優れたETFがあるので、これらを活用すれば個別株への投資は不要です。圧倒的にラク!
※日本株と異なり、ETFをまるっと買っても「元本も増やしながら」「高水準の配当金をもらえる」「増配もする」という感じで、本当にラクです。
- 日米の高配当株を中心に、よく分散された高配当株ポートフォリオを作る
- ①追加投資、②配当金再投資、③増配でひたすら配当金を増やし続ける
こうすることで、誰でも月10万円ぐらいの配当金は作れる可能性があるんじゃないかなと思っています。
月10万円あれば、
- 水道光熱費が払える
- 家賃が払える
- 通信費(スマホ代など)が払える
- 保険料が払える
といった感じで、独身なら固定費のほとんどを賄えるでしょう。
ちょっと働けば生きていける水準ですから、サイドFIREも視野に入ると思います。
あるいは、月10万円の配当金を趣味に使えば、相当遊び倒せるでしょう。サラリーマンのお小遣いの平均は3~4万円ぐらいですからね。
全部使い切っても「老後は安泰」ってのは良いですよね。
いずれにせよ、配当金は人生の選択肢を増やしてくれます。コツコツと配当金を増やして、生活を豊かにしていきたいですね。
それではまたっ!
※関連記事です
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