こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
とにもかくにも、まずは月10万円の配当金が欲しい。
高配当株ガチホするだけで、月10万円の配当金が欲しい。
目次
なぜ配当金が必要か
なぜ配当金が欲しいかというと、日本経済がゆるやか~に衰退していくと思っているから。
主な理由は、超少子高齢化です。
短絡的な意見ですが、やっぱり大変なことだと思うんですよね。
- 2004年…1.27億人(高齢化率約20%)
- 2050年…0.95億人(高齢化率約40%)
減り過ぎじゃないですかね…
生産年齢人口(15歳~64歳)は、2050年までに3,500万人減って5,000万人を下回ると予想されています。
生産年齢人口が減って高齢者の割合が増えると、社会保障システムの維持が難しくなります。
健康保険とか年金制度とか。構造上、不可避の問題です。
- 実際に社会保障システムは破綻するのか?
- 日本が財政破綻する可能性はあるのか?
この辺の議論は専門家に任せるとして、自分が社会人として10年以上暮らした上でのリアルな感覚から言うと
- 税金高い(所得税、住民税、固定資産税、消費税…etc)
- 社会保険料高い(毎年上がり続ける保険料率…)
- 生活が豊かになってく感がない
です。これが実感。
- 別に国家破綻を煽る気もないし(不安を煽るビジネスはいつの世も存在します)
- 政治に絶望して投票なんてムダだと主張する気もないですが(私は投票に行きます)
自分は自分で、もっと積極的に対策をしていかなければと思っています。
結局、コントロールできるのって自分に近いところだけですしね。
で、私にできる対策が何かというと高配当株をガチホして配当金を増やすことです。
※10年以上経理をやった結果、お金がどこからきてどこに流れていくのか、ハッキリと分かるようになりました。やっぱり、現代における富の源泉は「株式」です。お金は株主に流れるということです。
配当金はベーシックインカムになりうる
株価は読めません。
理論上の適正値(そんなものがあるかどうかはさておき)から、需給によってかなり上下に変動します。
コロナショックで、改めて実感したところです。
一方、配当金はある程度読めます。
それなりの慎重さは必要ですが、迂闊(うかつ)なことをしなければ、だいたい予想通りの配当金を獲得し続けることができます。
日本経済の成長が期待できないのなら、世界中で稼ぐ優良企業に投資してお金を稼いできてもらえば良い。こびと株はそういう発想で、株のガチホを試みています。
一度手にすれば分かる通り、配当金は完全な不労所得です。
※不労所得という言葉ほど、陳腐(ちんぷ)で怪しい言葉もありませんが、事実です。株式会社のオーナーになるというのは、そういうことです。
月10万円の配当金があれば
・週3労働でも生きていける
・生活残業なんてしなくていい
・趣味に充てても良い
・老後対策不要(年金+配当で足りる)
・子供の学費が出せる
・次の世代にベーシックインカムを残せる(好きなことにチャレンジする機会をプレゼントできる)ベーシックインカムは自分で作る。
— こびと株.com (@kobito_kabu) April 7, 2019
増配も加味するならば、3,000万円の資産を築くころには、十分に目標を達成できるでしょう。
狙え、税引き後配当利回り4%!です。
各種優遇税制、配当控除等を考慮すれば、ポートフォリオ全体でこれぐらいの利回りを確保できる可能性はあります。
もちろん、元本成長にはあまり期待できませんけどね。
- 現役世代の時には、インカムの強化になる
- 老後世代になったら、年金の足しになる
- 次の世代にそのまま託せる(ルールは1つ。ガチホする=売らないこと)
スマホ1つで管理する、先祖代々の株というわけですね。土地や家屋と違って管理に手間がかかりません。ガチホするだけです。
身軽で最高ですね。
高配当株ポートフォリオの作り方
原資の確保
キャピタルゲインをとってグイグイ資産を増やしていくわけではないので、入金力が必要になります。
基本スタイルは質素倹約です。とにかく、ムダな支出は天敵です。
収入-支出=残額
これをひたすら高配当株に突っ込んでいきます。
私たちの場合、社会人になりたての頃と現在とで、生活水準が全くと言っていいほど変わっていません。
収入の増加分は、すべて投資にまわしています。
- 通信費を3大キャリアに払っていたり
- たくさんの保険に加入していたりしたら
原資の確保はおぼつかないでしょう。
※ちなみに、質素倹約という生活スタイル自体が、配当金と非常に相性が良いです。なぜなら、配当金の金額にボリューム感を持たせることが難しいからです。
月1万円の配当を「たったそれだけか」と思うか、「そんなにもらえるのか」と思うかは、生活スタイル次第。「月1万円あれば色々できるじゃん!」と思える人は、高配当株投資に向いていると思います。
- 元手を300~500万円ぐらいためる
- 集中投資で5~6倍にする
- それから高配当株を買う
こういうスタイルを目指す人もいると思います。もちろんそれも否定しません。
このスタイルの場合は、もし②集中投資で失敗すると、高配当ポートフォリオの完成が遠のくという話ですね。
給与等からの入金で間に合うのか、集中投資等でブーストをかける必要があるのか、自分で判断すればOKです。
原資を貯めて何を買うか
基本的には、ETF(上場投資信託)をメインに据えることになるでしょう。
- 管理がラク(銘柄の入れ替えを自動でやってくれる)
- 分散が効いていてリスク低減されている
じゃあどんなETFを選ぶかということですが、
- 信託報酬が低い
- 株主還元の意識が高い
- 企業のファンダメンタルズが強い/今後も期待できる
こういった条件をバランスよく備えているETFは、やはりアメリカにしかありません。
- HDV(高配当株約70~80銘柄に分散投資)
- VYM(高配当株約400銘柄に分散投資)
- SPYD(高配当株80銘柄に分散投資(REIT含む))
上記ETFが主力になります。
もし利回りが足りなければ、個別株をトッピングする必要がありますが、もちろん個別リスクは高くなります。
※為替や税制の問題で、私たちは日本株も買っています。日本株には優良ETFがないので個別株を買い集めてポートフォリオを自作していますが、割と難易度が高いなと思っています。よろしければ配当ランキングをご参照下さい。
新興国や他の先進国(ヨーロッパ等)の高配当ETFも欲しいところですが、信託報酬の高さや企業のファンダメンタルズが気になります。
とはいえ「先祖代々の株」を目指して、この先50年~100年のガチホを考えるとすれば、アメリカ集中投資は非常にリスキーです。
投資期間が長期になればなるほど、国際分散投資が基本になります。
新興国やその他先進国からも、投資に値するETFを探していきたいと思っています。
まとめ:畑に水をやるように、証券口座に金を入れる
証券口座は宝石箱です。
スマホ1つで、世界中の優良企業に投資できる。今はそんな時代です。
先祖代々の株を作るべく、ひたすら証券口座に水をやり続けようと思います。
うーん、楽しい。
それではまたっ!
※HDVやSPYDといったETFを買うなら、SBI証券なんかがおすすめです。
各ETFの詳細は、以下の記事でも紹介しています。
米国株市場の暴落に伴い、かなり良い利回りになっています。市場平均より下落がキツいですが、かえって投資妙味があります。
※一方で、もし日本株の高配当株投資をやるのなら、低コストで単元未満株投資ができるSBIネオモバイル証券がおすすめです。
- 1株から購入できる(NTTドコモやKDDIなどの注目している企業を3,000円前後から買える)
- 月額50万円までの投資なら、サービス利用料が固定で220円(税込)かかるが、毎月ネオモバ限定Tポイントが200pt貰える
- Tポイントを使って株が買える
※大手ネット証券を使って少額分散投資をすると、利用料負けします。
コロナショック後の今は、比較的、高配当株を探しやすいタイミングです。
SBIネオモバイル証券を使った高配当株投資の始め方はこちらの記事をどうぞ。
2022年9月26日、
株式会社SBIネオモバイル証券は、株式会社SBI証券と経営統合することが発表されました。
これに伴い、SBIネオモバイル証券の新規口座開設は2022年10月7日をもって受付が停止されています。
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※投資にはリスクがあることを正しく認識し、ご自身の判断と責任により行って下さい。
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