【異常な暴落相場】こんな状況なので、投資検討している高配当株をタイムリーに紹介

 

こんにちは、こびと株です。

いやぁ~、とんでもない相場になりました。

太古の昔(2ヵ月ぐらい前)に24,000円だった日経平均株価は、3月13日に17,431円となりました。ついにこびと株ポートフォリオも含み損に転落です。

こびと株管理人
悔しいですっ!

というのは冗談で、私はポートフォリオの時価評価額はあんまり気にしてません。株式投資を始めた当初から

  • 一生を終えるその日まで、配当金で利益確定し続ける
  • 長期的に元本を割らなければ良い(長期で元本割っちゃったら、ただのタコ配ですからね)

と、悟りを開いているからです。

 

減配・無配にはむせび泣くけれど、暴落には泣かない。

 

これが、私のポエムポリシーです。

 

というわけで、素敵な会社がいっぱい安く売られているこの状況。何としても株を買い集めなければいけません。

私の目線では、日本株はバーゲンセール状態です。明日、また明日とどんどん安くなっていくので短期的には損な買いものに見えるかもしれませんが、長期で見たら安い。

 

いつもなら「高配当株ランキング」で、月に1回投資候補を紹介していますが、今はこんな状況です。タイムリーに高配当株を探している方もいるでしょう。

私の備忘録がてら、投資候補になっているものを折を見て紹介していこうと思います。

 

[4732]ユー・エス・エス

ユー・エス・エスは、中古車オークション会場の運営でトップの企業です。中古車買い取り専門店の「ラビット」も運営しています。

基本情報
  • 株価(3/13終値):1,406円(年初来安値)
  • 配当利回り:3.94%
  • PER:14.03倍
  • PBR:1.95倍

 

収益力

売上高ー営業利益の推移は次のとおり。

横ばい~若干伸びているといった感じ。

営業利益率は40%~50%と、超高収益企業です。

ROEは15%弱あり、十分すぎるほど、高水準です。

前回の不況時(リーマンショック時)にはほとんど無風で乗り切っており、まったく財務に傷がつきませんでした。

直近の決算では、売上は▲0.3%、営業利益は▲1.3%と微減です。通期の業績も、前期比微減の予定であり、ゴリゴリ成長中というほどの勢いはありません。

 

1株あたり純利益はきれいに増加傾向です。

 

財務状況

自己資本比率は安定して80%前後の水準をキープ。直近では87%と超高水準です。

総資産約2,100億円のうち、410億円は現預金です。総資産の20%を現金で持っているというキャッシュリッチっぷりです。

有利子負債は30億円ほどしかなく、ほとんど無借金経営といって良い水準です。

 

外人に怒られるタイプの財務諸表ですね。

外国人投資家
使ってないカネがあるなら株主にカエシナサーイ!

株主の37%は外国法人です。実際、怒られてないんでしょうかねぇ?

 

株主還元

ユー・エス・エスは、20年連続増配中です。

米国ならまだしも、日本でこの連続増配年数は稀有です。

配当利回りは2%~3%の水準にあることが通常で、配当利回りが4%近いの現状は少なくとも過去10年にはなかった水準です。

配当性向も適正といえる水準です。55%を目標に株主還元を強化している最中です。

 

配当金の支払額は右肩上がり。

20年連続増配はダテではなく、稼いだキャッシュの大半を株主に還元しています。

 

まとめ

  1. 高収益(営業利益率40~50%、ROE15%弱)
  2. 高財務(自己資本比率87%でほぼ無借金、資産の20%を現預金で保有)
  3. 不況に強い(リーマンでも赤字転落せず)
  4. 株主還元に積極的(20年連続増配)

ということで、非のうちどころがない優良企業です。

 

とはいえ、財務諸表は「過去の数値」に過ぎません。もっとも重要な要素は

今後、売上の拡大見込みがあるか?(産業の成長性はあるのか?)ということ。

投資は、未来を見てするものだからです。

 

自動車業界には「2025年問題」という問題があり、団塊の世代が車に乗らなくなることで新車需要が半減すると言われています。必然、中古車市場も小さくなるでしょう。

ユー・エス・エスは売上の90%以上を日本国内であげている内需の企業です。これが、この銘柄への投資を検討する際の、シンプルかつ最大の懸念点になるでしょう。

 

オマケ

暴落相場では、アホみたいに高い配当利回りの銘柄がゴロゴロ出てきます。

しかし、いくら高配当利回りの銘柄に投資しても、後で減配してしまったらモトも子もありません。高配当株投資で避けるべきは、1にも2にも、減配です。

  1. なるべく減配しない会社に投資する
  2. 減配してしまっても、減配幅が小さそうな会社に投資する
  3. 減配を考慮してもなお、納得できる配当利回りの会社に投資する

こういった慎重さが求められる局面だと思います。

 

高配当株ポートフォリオは、総力戦です。個別銘柄の損益にはこだわらず、ポートフォリオを1つの高配当株とみなしてコントロールした方が都合が良いです。

  • 相互の事業相関性が低い銘柄にできる限り分散投資して
  • 高い配当利回りのものも、低い配当利回りのものも混ぜて
  • トータルで、自分が求める配当利回りが得られるようにデザインする

1銘柄、1業種からの配当金構成比を適正に保ち、配当の安定性・成長性をコントロールしながらポートフォリオを育てる。ここが投資家としての腕の見せ所です。

※細かいメンテナンス方法はこちらをご覧ください。

【超実践的】高配当株ポートフォリオを「安定的」に運用するためのメンテナンス方法

2020.03.11

 

配当利回りが5%6%前後の優良株に投資するのももちろん良いですが、ユー・エス・エスのような、普段は配当利回り2%台にいるような銘柄にも目を向けるとバランスが取れると思います。

今の状況、こういった銘柄がゴロゴロしています。

高配当株投資は、単に配当利回りの高い有名企業に上から順に投資するだけの手法ではない、私はそう考えています。

こびと株管理人
良い会社をかき集めて、じっくり長期で育てていきましょ~

時間があれば、随時投資検討中の銘柄を紹介していきます。

それではまたっ!

※本記事は、ユー・エス・エスへの投資を推奨するものではありません。くれぐれも自分でよく調べたうえで、自己責任のもとで投資をおこなってください。

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ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comの管理人。一部上場企業での経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリスト、FP資格を有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。