お金というのは、難しい存在です。
- 無いと困る
- でも、有ったら幸せになれるとは限らない

私の周りには、
- 自己破産した祖母
- 投資に失敗した友人
- お金を使うことが怖かった過去の自分
など、お金とイマイチうまく付き合えず、失敗してしまっている人が複数います。

目次
お金で失敗する人の口グセ6選

①「普通~」
「普通」という名の見栄にとらわれて生きていると、お金に関する意思決定はなかなか上手くいきません。
- 普通は、家を買うもの
- 普通は、車を買うもの
- 普通は、家族のために保険に入るもの
- 普通は、子どもの思うままに習い事をさせるもの
- 普通は、ハイブランドの時計の1つくらいもってる
- 普通は、イマドキ投資くらい始めている
イメージ先行で、自分の中の「普通」に合わせるためだけの買い物を続けていては、いくらお金があっても足りることはありません。
「普通~」という言葉は、他人の価値観に縛られた人の口グセです。彼らが満足する日は、決して訪れません。

②「~すべき」
これも「普通~」と同じく、他人の価値観でお金を使う人の口グセです。
「自分がどうしたいのか・どうなりたいのか」ではなく、「他人はこれを聞いたらどう思うか」だけに焦点が当たっています。

例えば私の祖母は、「すべき」という言葉にとらわれて、いくらお金を浪費したのか想像もつかないほどです。
孫である私がぬいぐるみ1つをねだれば、

と、ぬいぐるみをなぜか10コも買い与えます。
数度しかあったことのない「友人」に借金を申し込まれれば、

※このとき祖母は商売の関係で、「日銭はあるが、実際には自分自身の借金の返済も厳しい」という状況でした。
詐欺師まがいの「知人」から、投資の話をもちかけられれば

※もちろん投資は失敗。自己破産に至る直接のきっかけになりました。

③「ねぇ、そう思うよね?」
これもよくある、自分の価値観でお金を使えない人の口グセ。
とにかく行動のひとつひとつに自信がもてない。だからひたすらに同意を求め続けるのです。

- このスカートとこのワンピースだったら、ワンピースの方が良いよね?
- 朝はお米よりパンを食べる方がいいよね?
- 晴れた日にはお洗濯すべきだよね?
- こんな彼氏とは結婚すべきじゃないよね?
といった感じで、日常の選択から人生の意思決定まで、とにかく人の同意が必要です。
もちろんお金の使い方についても
- 家は賃貸じゃなくて買うべきだよね?
- この保険は入った方がいいと思うよね?
- たまには自分へのご褒美にブランドバックを買ってもいいよね?
- こんなに良い投資は無いから、やるべきだと思うよね?
といった調子。

④「もったいない」
お金で失敗する人の口から「もったいない」というセリフをきくことは、よくあります。
過去の私のように、「なんとなく不安でお金を使えない」というタイプばかりではありません。
- 浪費家の友人も
- 投資に失敗した友人も
- 自己破産にいたった祖母も
しょっちゅう「もったいない」と口にします。
- リボ払いの利息に累計何十万も払うけど
- ぼったくり保険には多額の手数料を払うけど
- スーパーの卵が30円高いのは許せない。
みたいな感じですね。

⑤「不安だからねぇ」
何かと不安につきまとわれている人は、お金の使い方もうまくいきません。
- 変化が怖い
- 変わらないことも怖い
- 意思決定が怖い
- 決めないことも怖い
これでは必要なときに効果的にお金を使うこともできませんし、手遅れになってからお金を使ってしまうことも増えていきます。

安心を買うためのムダな出費もバカになりません。
- セキュリティサービスに、多額の支払い
- 保険に入りすぎて、生活が苦しい
みたいな感じです。

⑥「~のせいで」
- 親のせいで
- ダンナのせいで
- 会社のせいで
- 友人のせいで
というセリフにも、お金の失敗との密接なつながりを感じます。

- お金がたまらないのは、会社が給料を上げないせい
- 投資で失敗したのは、友人に裏切られたせい
- 事業がうまくいかないのは、不景気を放置する政治のせい
自分の失敗を他人のせいにしている限り、そこに学びはありません。
小さな失敗から学ばない限り、いつか必ず大きな失敗をします。

まとめ:知識は武器。知識は盾。

日本では、「お金に関する教育」を受ける機会があまりありません。
- 学校での金融教育は一般的ではありませんし
- 友人とお金の話をするのは生々しすぎる感じがします
- 親と真剣にお金の話をしたことが無い人も多いでしょう
小さい頃からなんとなく
- ウチにはお金がないんだから~
- お金を稼ぐのは大変なの
- 貯金しなさい
- あなたは無駄遣いばっかりして
なんて言葉を聞いて育ち、なんとなく作られた価値観の中で生きている…という人がほとんどかもしれません。
けれども、お金と上手に付き合っていくには、お金に関する知識が欠かせません。
黙っていても誰も教えてくれませんが、積極的に動けば良質な教材はたくさんあります。
このサイトでも、お金に関する重要情報をたくさん発信しています。参考にしていただけるよう、よりよい情報発信に努めたいと思います。
それではまたっ!