こんにちは、こびと株(kobito_kabu)です。
視野の広さには3つの段階があります。
- 【狭い】自分のことしか見えない
- 【普通】目に見える範囲は見る
- 【広い】目に見えない範囲も意識が届く
年収や貯金額の比較というのは、②のパターンになりがちです。
「これって消耗するだけだよね」ということに気づくのに、10年かかりました。
目次
友人や同期との年収・貯金額競争は不毛!
「自分のことしか見えない人」というのは、日常の社会生活では基本的に嫌われます。
視野は広ければ広いほど良いというのが常識でしょう。
しかし、こと「お金」の話に関しては、自分のことだけに集中するのが吉です。
中途半端に広い視野は要りません。
【中途半端な視野】親族・友人・同僚との比較
おいなんであいつが俺より給料もらってんだ仕事量も少ないし成果も出してないのにただダラダラ残業やってるだけで残業代だけで自分より月5万円多くもらってるじゃんもしぼくにA評価がついてボーナスがちょろっと増えたところで残業代に勝てないじゃんなんであいつの年収が800万円でぼくの年収が600万円なんだゆゆせないゆゆせないゆゆせない(憤怒)
中途半端な視野というのは、こういう状態です。
【広い視野】世界との比較
お金に関して、視野が広いのはこういう人。
ちなみに、昨今では25歳で1000億円超えの富豪も誕生しているとか。
自動運転技術の新興企業、米ルミナー・テクノロジーズの創業者兼最高経営責任者(CEO)、オースティン・ラッセル氏はかなりの若手起業家として富豪の仲間入りを果たす見込みだ。
19日に提出された委任状説明書によれば、株式公開後のラッセル氏(25)の持ち分は発行済み株式の約35%の1億470万株となる。これはルミナーの現在の評価額に基づけば約11億ドル(約1160億円)相当。
(Bloomberg「25歳ビリオネア誕生へ、またも米SPAC上場で-自動運転技術が売り」より抜粋)
25歳で1160億円…?
世の中、自分が知らないだけで、
- 起業して目もくらむような財産を築いた人
- 想像もしないような方法でラクにがっぽり稼いでいる人
- 莫大な財産を相続して、何の苦労もせず富豪として暮らしている人
こういう人がたくさんいます。
ちなみに、ここまでの大富豪でなくても、アメックスプラチナカード保有者レベルだと下記の世帯年収になるそうな。
アメックス・プラチナの保有者の会員誌である「DEPARTURES」も、想像よりも高めの数字でした。
平均474,000ドルであり、日本円に換算すると約5254万円。2017年の地域別データは下表の通り。
地域 欧州・中東 アジア パシフィック 年間世帯収入(外貨建て) 29万ユーロ 88.34万米ドル 74.5万豪ドル 年間世帯収入(円建て) 3605万円 1億983万円 5857万円 私の周囲では年収1000万円前後の方の保有者も多いので、意外な高い数字でした。
こういう人達から見たら、ほんと年収400万円とか500万円とか600万円とか、誤差ですよね…
ちっちゃい子供が
というやりとりをしていたら、大人としては微笑ましく思うでしょう。
それと同じように
というやりとりを見て(見てないと思うけど)
と感じている人がいるのです。
※似た話題として、長期投資宇宙理論というものがあります(ない)。
株価が暴落したときに、銀河系の起源やブラックホールについて想いを馳せると画面に映る含み損の意味を理解できなくなるという理論です。
ここまで視野を広くもつと、ほぼすべてのことがどうでもよくなります。
でも、どうでもよくなるのも、良くないですよね。
【狭い視野】自分のことだけに集中
自分の年収と向き合って
- このお金で自分の送りたい生活が送れるか?
- 足りないならば、どうやれば収入を増やせるか?
- 足りているならば、他に欲しいもの(時間など)がないか?
こういう「自分にとってどうか」だけと向き合うのが、狭い視野です。
視野が狭いというとネガティブなイメージですが、お金に関してはこれでOKかなと。
- 親族の年収・貯金水準は、自分の生活には関係ありません
- 友人/同僚の年収・貯金水準は、自分の生活には関係ありません
- 他のいかなる人の年収・貯金水準は、自分の生活には関係ありません
自分の生活に関係してしまうとしたら、(無意識に)あなたが競争をしかけているか、そういう競争をしかけてくる人を身近に置くからです。
- 年収・貯金ゲームの競争が好きな人は、好きな人同士で競えば良いし
- 人との比較で心がざわついてしまう人は、距離を置けば良い
そういうことですね。
私は未熟者なので、ちょっと油断するとすぐに自分より年収が100万円200万円多い友人と自分を比較してしまいます。…ずるい!なんであいつが!
でも、そういうときはすぐに太陽の表面温度について考えるようにしています。そして、間髪入れず目のまえの世界に戻るのです。すると
となるでしょう。ぜひやってみてください。
まとめ:友人や同期の年収・貯金額なんかより、自分に全集中!
そのために、未来の自分に贈り物をしましょう。
今の80万円で30年後の345万円を買う感覚。
これを毎年繰り返すと…
コツコツやりましょう(*´ー`*)
— こびと株.com (@kobito_kabu) January 23, 2019
未来の大きなお金を、今の小さなお金で買う。
上記ツイートの金額はあくまで「例え」です。金額の大小にかかわらず、
良いループを作ること
重要なのはそれだけ。そうすれば、「複利」が経済的な豊かさをもたらしてくれるに違いありません。
台無し!
それではまたっ!
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