こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
30歳で4桁万円以上の貯金に成功した実体験から、貯金のコツについて語ります。
本記事の内容は、以下の2本立て。
- 貯金を増やすコツ5選
- 【具体例もアリ】本気で貯金を増やしたいならすぐに見直すべきこと
目次
貯金を増やすコツ5選
実際に「効果があったなぁ」と思う貯金のコツはこれです。
- 最初は徹底的にやる
- 給与が上がっても生活水準を上げない
- 複数の収入源を作る
- 貯金の一部を投資に回してみる
- FP資格をとってみる
上記の通り。
順番に解説します。
コツ①:最初は徹底的にやる
最初は徹底的にやるべきかなと。
- 最初は少しずつ
- 最初はコツコツと
- 最初は無理せず
こういう意見もあると思いますが、個人的には反対です。なぜなら、お金が貯まる前に飽きて息切れしてしまうから。
貯金を継続させるポイントは「早めに成功体験を持つこと」だと思っています。
一度こういう達成感が得られた人は、そのあとも継続できます。
※私の場合、就職後は実家暮らしだったので短期間で100万円とか貯めることができました。そこで良いスタートが切れたのは大きかったですね。
今が人生で一番若い日なので、貯金を頑張ってみようと思ったら徹底的にやってみて、早めに成功体験が作れると良いかなと思います。
コツ②:給与が上がっても生活水準を上げない
給与が上がっても生活水準を上げないことが大切です。
私の場合、22歳で就職して、30歳時点ではこんな感じでした。
- 年収 350万円 → 600万円(250万円増)
- 年間支出 200万円 → 300万円(100万円増)
※支出が増えたのは、結婚してひと一人増えたからです。独身のままなら、生活費は変わらなかったですね。
- もっとお金使え
- そんな生活何が楽しいんだ
と言われることもありますが、「お金をいっぱい消費すること」に深い幸せを感じる性格ではないので、そこは人によりけりということで。
モノを買うことに幸せを感じる人は、貯金するよりモノを買ってた方が良いですね。
コツ③:複数の収入源を作る
複数の収入源があると、一気に貯金しやすくなります。
- 共働きする
- 資産から、配当や家賃収入を得る
- 副業で収入を得る
私の場合、
- 独身時代。ひとりで稼ぐ。
- 結婚。共働き期間でダブルインカムを得つつ、支出はおさえて貯金を作る
- 貯金の一部を投資に回して配当収入を得る
- 趣味が高じてブログからぼちぼち収入を得る
といった感じで収入源が増えていきました。収入源が増えていくのに生活支出はあまり増えないので、貯金ペースはどんどん加速していきます。
収入源が複数あると、
基本は自分の給料だけで暮らそう(残りは貯金しよう)
みたいな管理がしやすくてラクなんですよね。
コツ④:貯金の一部を投資に回してみる
少しまとまった貯金ができたら、投資に回してみるのも効果がありました。
- 貯金ができる
- 貯金の一部を投資に回す
※投資にはリスクがあるので、リスク管理のためにもある程度まとまった貯金は必要です。最低でも貯金で100~200万円を確保したうえで、少額投資でスタートさせたいところ。
上記の流れで投資をはじめてみて、下記のようなサイクルに入ると意識が変わってきます。
- 投資でお金が増える
- 嬉しくなって、もっと貯金に励む
- もっと投資にお金を回せるようになる(①に戻る)
このサイクルですね。
コツ⑤:FP資格をとってみる
ナゼ自分は
- 就職直後から貯蓄に励めたのか
- ぼったくり保険に入らずに済んだのか
こういうことを考えてみると、FP(ファイナンシャルプランナー)資格の影響が大きかったかなと。
FP試験の学習範囲はこんな感じです。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
いずれも、義務教育でやっておいてくれればいいのに!というレベルで役に立ちます。わりと受験者の満足度が高い資格なんですよね、FP。
FP3級なら40~50時間もあれば合格できると思うので(合格率も高く、学習・受検コストも全部トータルで1万円もかかりません)、おすすめです。
【具体例もアリ】本気で貯金したいならすぐに見直すべきこと
貯金のコツ5選が、わりとふわっとした話だったので、
という人のために、具体的な見直しポイントに触れてみます。
よく見かける節約ネタを4つご紹介しますが、それだけ
効果があるのに実際はやってる人が少ない
ことでもあります。行動できる人は少ないということですね。
①不要な保険を解約する
不要な保険は解約しましょう。見直しではありません、解約です。
日本は皆保険(かいほけん)の国です。原則として、誰もが公的な医療保険に加入しています。
これが世界的に見ても非常に優秀な保険で、ある程度まとまった貯蓄があれば、たいていの病気・ケガには対応できるようになっています。
②スマホ料金を見直す
携帯料金が全体的に値下がりしました。
自分の利用スタイルに合った最適なプランを選ぶことで、
月額6,000円~8,000円 → 月額3,000円以下
このぐらい簡単に節約できるようになりました。年間で5万円ぐらいの節約ですかね。
格安SIMもあわせて、通信業界はあらゆるプランを打ち出してきています。
現時点でのおすすめは、
- マイネオ
- HISモバイル
- 日本通信
あたりですかね。詳しくはこちらの動画で解説されています。
③引っ越す
こびと株.comの運営メンバーの一人は、引っ越しで劇的な節約に成功した経験があります。
以前は会社に近いところに住んでいたのですが、近場で暮らすことを諦めて家賃の安いエリアに移動したのです。
ということで、妥協したのは以下の2つ。
- 会社への距離
- 部屋の広さ
結局、新築のキレイな建物に引っ越ししたのに家賃は4万円も安くなりました。
一般に、家賃を下げるというのは「生活水準を落とす」ということですが、
- こだわるポイント
- こだわらないポイント
この2つを見極められれば、あまり満足度を下げずに節約できるという良い例ですね。
④車を手放す
そこまで車に深い愛着・思い入れがない場合は車を手放すのも一案です。
特に、都市圏においては公共機関の利用だけで事足りる場合も少なくありません。
※生活エリア・家族事情によっては、車がないと生活が成り立たないところもあるので、もちろん一概には言えません。車はそれだけ便利なものです。
車にかかる費用は生涯で3,000万円~5,000万円という記事を見つけましたが、とにかく車はお金がかかります。
車の保有をやめる。ただそれだけで数千万円の貯金が可能になる。…この事実を理解したうえで、車を持った方が良いですね。
まとめ:貯金が増えると生活が安定します
以上をまとめると、下記の通りです。
- 最初は徹底的にやる
- 給与が上がっても生活水準を上げない
- 複数の収入源を作る
- 貯金の一部を投資に回してみる
- FP資格をとってみる
成功のための一歩を一気に踏み出すのなら、手をつけるべきはコレ。
- 不要な保険を解約する
- スマホ料金を見直す
- 引っ越しする
- 車を手放す
このどれかに取り組めた時点で、一気に資産形成の成功に近づきます。
- 確実に
- それなりの額を
- 長期にわたって
削減できるからですね。貯金が増えないわけがない。
貯金が増えていくと、生活の安全度は増していきます。
お金があれば不安がなくなるかというとそういうわけではありません。しかし、お金が、人生を守り・豊かにする一つのツールであることは間違いありません。
最近、強くそう感じております。本当に貯めておいて良かった。
それではまたっ!
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