こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
株式投資をはじめて、はや数年。
- 購入した株式はほとんど売らず
- ポートフォリオ全体では大きく含み益を維持
- 配当金は右肩上がり
- 老後の心配はすでにナシ(公的年金+現時点の配当金水準で十分)
上記の感じになっております。
こびと株のメンバーは、基本的には「配当金は使ってしまう派」です。
老後の生活費は「公的年金+現時点での配当水準」で足りるのだから、使ってしまっても問題ないというわけ。
この記事では、配当金でお小遣いを積み上げられる人の特徴を述べてみたいと思います。
結論はこの通り。
- コツコツタイプ
- 生活支出が低い(ミニマリスト志向)
- 年金という言葉が大好き
順番に説明していきたいと思います。
目次
サラリーマンのお小遣いの水準はどれぐらい?
と、本題に入る前に。
サラリーマンのお小遣いの水準を確認しておきます。新生銀行のレポートによると下記の通り。
- 1990年(バブル時)のお小遣い:77,725円
- 2022年のお小遣い:38,642円(女性は33,278円)
ざっくり
- 月額4万円
- 年額48万円
というところですね。
※お小遣いの範囲はかなり広いです。使い道ランキングTOP10には、昼食代、携帯代、嗜好品代、趣味費、車関係費(ガソリン代)、服飾費、書籍代などが含まれます。
昼食代、通信費、車関係費は、通常の生活費にいれて管理している人も多いでしょう。
つまり、純粋なお小遣い(趣味代)はせいぜい2~3万円かなと思います。
配当金でお小遣い作り!成果を積み上げられる人の3つの特徴
上記で見た通り、おこづかいが
- 月額4万円ある→かなり広い範囲をカバーできる
- 月額2~3万円ある→純粋な趣味費・娯楽費を賄える
という感じです。
間をとって、月額3万円=年間36万円を配当金で手に入れようとした場合、ざっくり1,000万円近い投資が必要になります(配当利回り4.0%想定)。
20代~40代の貯金の中央値は100~300万円ぐらいだという調査結果があるので…
険しい道ではありますが、こういう人は割とストレスなく配当金を積み上げていけるかと。
- コツコツタイプ
- 生活支出が低い(ミニマリスト志向)
- 年金という言葉が大好き
※「収入が多い人が有利」というのは当たり前なので載せていません。ただ、年収1,000万円をこえている人でもまったく貯金ができない人もいるので、収入水準だけにこだわるのも意味がないですね。
特徴①:コツコツタイプ
まずはなんといってもコレです。コツコツタイプであること。
あくまで一例ですが、下記のようなタイプはどんどん配当金を積み上げられると思います。
- 毎日欠かさずにやっている習慣がある
- 長く続けている仕事/趣味がある
- 一度決めたら周りになんと言われようが継続できる
高配当株への投資は資金効率があまりよくないので「なんでチンタラとこんなことやってるんだっけ?」という思いが頭をよぎることがあります。
一刻も早くお金を増やしたいという誘惑にかられるということです。
こういった誘惑には「コツコツと何かを続けてきた成功した経験」みたいなものがあると勝ちやすいですね。
一方で、
- よく言えば、変化に強く柔軟
- 悪く言えば、飽き性で浮気性
こういう人は、あまり配当金投資には向かないかなと。
ちょっとした含み損の期間に耐えられず、結局赤字で投資を終えることになりそうです。
※学生の頃から会計を学び続け、経理という同じ職種で10年以上働く。ブログもかなりの期間毎日更新。といった感じで、積み上げが得意なこびと株メンバーです(n*´ω`*n)
特徴②:生活支出が低い(ミニマリスト志向)
次に、生活支出が低いことです。
受け取った1万円の配当金に価値を感じる人は
- 生活費が月50万円の人よりも
- 生活費が月15万円の人です
生活支出に占める配当金の割合が高ければ高いほど、配当金の恩恵を感じやすくなります。
そういう人は、たった数千円でもお小遣いが増えると非常にハッピーな感情を抱くことができます。
ミニマリストと配当金の相性って、かなり良いと思います。
証券口座と株式は部屋のスペースを全くとりません。
それでいてぽこぽこお金を生んでくれます。
なんか、こう、スマートですよね。無駄がない。
特徴③:年金という言葉が大好き
最後はコレ。「年金」という言葉が大好きな人。僕です。
※本当は「不労所得という言葉が好きな人」って言いたいんですけど、一気にうさんくさくなるのでひかえましたm(_ _”m)
現代社会を生きる上において、お金は必要不可欠なもの。それを働かずして得られるというのは非常に魅力的ですよね。
株式の配当金というのは、正真正銘の不労所得です。
- まったく何もしていないのに配当金はもらえるし
- まったく何もしていないのに増配して増えていく
この喜びを知ってしまうと、ボーナスで株以外のモノを買おうという発想がなくなりますね。
ちなみに、1年間働くと国民年金の受給額はこれぐらい増えます。
- 国民年金:年額2万円(月額1,600円)
年額2万円なら、配当利回り5%の高配当株を50万円買えば税引き後でも達成できる水準です。
もし、毎年50万円高配当株に投資すれば、普通の人の「倍の年金」が貰える可能性があるというわけです。
国民年金と違うのは、65歳を待たずしてすぐに配当金をもらえるようになることです。
別に毎年配当金を使ってしまっても、配当金が維持される限り、65歳以降も安泰です。
※株式投資にはリスクがあります。投資元本を割ることもありますし、配当金が減配・無配になることもあります。どんな銘柄を買っても、どう投資しても右肩上がりで得をするというわけではありませんのでくれぐれもご注意ください。
参考:30年後の世界
1,000万円の投資・年間36万円の配当金を達成したあかつきには…たぶん、そのあともグイグイ伸びていくと思います。
未来が楽しみになりますね。
とはいえ”たった”30万円ちょっとか…と思う方もいるかもしれません。
そういう方は、増配率を加味した未来の世界を見ておくと良いと思います。
増配率が3~5%あった場合、追加投資せずとも毎年配当金は増え続けます。
どれぐらいの水準になるかというと、下記の通り。
なんだか、騙されてるんじゃないか?と思うぐらいの金額ですね。もとは1,000万円の投資なのに、
- 配当金だけで投資元本を回収できる可能性がある
- 年間の配当額も倍以上に成長する可能性がある
詳しくは下記記事をご覧ください。
まとめ:高配当株でおこづかいを作るのは簡単ではないが、こういう人は向いている
下記のような人は、高配当株でおこづかいを作れる可能性が高いと思います。
- コツコツタイプ
- 生活支出が低い(ミニマリスト志向)
- 年金という言葉が大好き
「それ私かも!」「高配当株でおこづかい、いいじゃん!」と思った人には【SBI証券】をおすすめします。
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高配当株投資の始め方はこちらの記事をどうぞ。
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「HDVとかSPYDってどんなもの?」という解説は、以下の記事をご覧ください。
私自身が、高配当株投資によって
- 月数万円のおこづかいゲットに成功
- 老後のじぶん年金の準備に成功
という成果を出せていることもあって、いいことばかり書いてしまいましたが、高配当株投資は難しい投資手法でもあると思います。
こういう方の参考になれたらと、
というカテゴリを作って記事を貯めていっています。ぜひ参考にして頂けたらなと思います。
この記事では「配当金でおこづかい幸せ~」みたいなプラスの側面が目立ってしまった気がするので、下記記事も併せてご確認くださいませ。
それではまたっ!
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