こんにちは、こびと株(kobito_kabu)です。
お金持ちになりたいのなら、
- 簿記
- FP
この2つの資格を学んでおくとメリットが大きいという話をしたいと思います。
※ちなみに私は簿記・FPのほか、証券アナリストの資格も保有しています。
簿記とFPがどのような資格なのかを語る前に、
こういった資格の学習を通じて「お金の教養」を身につけた私はお金持ちへの道を歩めているのか?
これをお伝えてしておきたいと思います。
というわけで、本記事の概要はこの通り。
- こびと株の経済状況がどうなっているか
- FP資格の概要(試験制度や勉強方法など)
- 簿記資格の概要(〃)
目次
こびと株はお金持ちに近づいているのか
今、こういう状況です。
- 【収入増】本業+副収入で、年収は右肩上がり
- 【支出減】ムダ遣いがなく洗練された支出
- 【資産増】総資産も右肩上がり
収入が増えて、支出が減って、ひたすらに資産が増える。そんな感じです。
ざっくり、年間数百万円以上貯蓄できる家計です。
使うも自由、貯めるも自由ということで、金銭的にはかなりゆとりある生活を送っていると言えるでしょう。
お金持ちへの道①一切無駄な保険に入ってない
私は、一切無駄な保険に入っていません。月額で払っている保険料は数千円だけです。
と思うかもしれませんが、保障は十分です。
なぜ無駄な保険に入らなくて済んでいるかというと、公的保障の内容をちゃんと理解しているからです。
- ケガや病気で働けなくなったら、傷病手当・障害年金はいくらもらえるのか?
- 高額な治療費がかかったら、いくら補助が出るのか?
- もしもの時に、遺族年金はいくら出るのか?
こういうことを理解できているので、民間保険に入りすぎることがないのです。
貯蓄がどんどん増えていくので、ますます保険の重要性は低下していきます。
高い生命保険料を払っている人に
「遺族年金、いつからいつまでいくらもらえるか知っていますか?」
と聞くと、十中八九回答はありません。
今この記事を読んでいるあなたは、この問いに答えられるでしょうか?
お金持ちへの道②住宅購入に失敗してない
私は数年前に中古住宅を購入しています。年収の3倍の金額でローンを組みました。
これは住宅ローンの常識からするとかなり低い金額ですね。
住宅ローンの水準は年収の5~7倍
住宅ローンの年数は約25~35年
※私にはこんなリスクの高いローンの組み方はできません
FP資格を学ぶと、
- 住宅ローンの借入方法
- 住宅ローンの金利
- 住宅ローンの優遇税制
- 住宅ローンの借り換えメリット・デメリット
など、幅広く学ぶことができます。
こういう知識を事前に身につけておくことが、身を守ることに繋がります。
数年前に、ハウスメーカーの営業にうまいことノせられて多額のローンを組んでしまった友人がいます。
かなり割高な新築マンションを契約してしまったのですね。
住宅ローンの返済が始まってから、その返済額の「重さ」に気づいて急に将来が不安になってきてしまったそうな。
こういう罠にハマることは絶対に避けたいですね。
お金持ちへの道③老後資金の準備も万端
老後の準備も万端です。
おそらく、40歳で働くのをやめても十分な年金が得られるでしょう(いわゆる2,000万円問題もすでにクリアしています。)
30代なのに老後のことばかり考えているのかとお叱りを受けそうですが、私たちは老後を気にしなければいけない世代です。
FP資格を学んでおけば、国民年金や厚生年金の仕組みをよく理解できます。
あとは、足りないと思った分を自分で考えて手当てすればOKということ。
※不足額を知り、不足分を準備する。この取り組みを早く始めたのが、私たちにとって最大のポイントでした。資産形成は時間がかかりますから、気づいて行動を始めるのは早ければ早いほど良いのです。
とにもかくにも、老後生活の土台になるのは「公的年金」です。これを計算にいれずに将来設計をすることはできません。
お金持ちへの道④株式投資がうまくいっている
株式投資とは、言うまでもなく「株式会社」に投資するものです。
世界中のあらゆる株式会社は、「簿記」というテクニックを使って
- 経営成績
- 財務状態
を計算しています。
グーグルだろうがAmazonだろうがトヨタだろうが、みんな一緒です。
簿記を使って会社の状態を数字で記録しているのです。
簿記が分かるということは、会社の状態が分かるということ。
簿記の知識は資本主義経済を理解するうえで土台となる知識だということです。
だからこそ、世界一有名な投資家であるウォーレン・バフェット氏も「会計を学べ」と言っていたのでしょう。
個企業の業績が分かるようになると、色々な企業を集めたファンドが、本当に優秀なファンドなのかどうかもより深く理解できるようになります。
私の場合、
- 日本株の個別株投資も
- 米国の高配当インデックス投資も
- その他の国の投資も
全体的に順調にいっています。
お金持ちへの道⑤経営数値を管理できている
お金持ちになるためにもっとも有効な道は、自分のビジネスを持つことだと言われています。
自分のビジネスというのは、サラリーマンなどの時給労働とは異なり
- 時間をかけたからといって儲かるとは限らない(損することもある)
- 稼げるようになると、収入の伸びは青天井
という特徴があります。
生涯賃金と税金を計算すれば分かりますが、平均的な年収・平均的な暮らし・平均的な投資で億万長者になることは不可能です。
もし、お金持ちになるのに
- 超ドケチ節約生活
- 超ハイリスクな集中投資
以外の方法を選びたいのなら、副業なり起業なりで自分のビジネスを作る必要があるということですね。
そして、副業や起業をしたときに役に立つのが簿記の知識です。
この知識があれば、帳簿づけから経営数値の管理までバッチリ対応できます。
売上管理・経費管理・債権管理・利益管理…事業の数値を扱うのなら、簿記より役に立つ知識はないと断言できますね。
まさに経営の必須科目というわけです。
低リスクサラリーマン+自分のビジネスは安定感と伸びしろのバランスが最高です。
人によっては2~3年の継続で、サラリーマンの年収に+100万、+200万の副業収入を上乗せすることも可能でしょう。
いったんまとめ:本気でお金持ちになりたいなら「簿記」と「FP」を学ぶべき5つの理由
上記内容を、一般論としてまとめてみます。
- 経済的自由を目指したいのなら
- お金の苦労をしたくないのなら
- 金銭的にゆとりある生活を目指したいのなら
- お金持ちになりたいのなら
簿記やFP資格を学ぶ意義は多いにあります。
その理由は次の通り。
- 公的保障に詳しくなり、無駄な保険に入らなくなる
- 住宅取得で失敗する可能性が減る
- 公的年金に詳しくなり、現実的な老後設計・準備ができるようになる
- 資産運用の基礎知識が身につく
- 副業も含め、自分のビジネス経営に活かせる
人生の非常に大きな支出である、保険・住宅・老後資金で失敗する可能性が減ります。
また、簿記を学ぶことで投資と経営の素養も身につきます。
そういうことですね。
日本では金融教育が遅れているとよく言われます。
個人的には、簿記3級&FP3級ぐらいの知識は、高校生~大学生ぐらいの必修科目にしたらいいのにと思っています。
それぐらい、これらの知識が自分の資産形成に役立ってきたからです。
FP資格とは
概要
FPの試験範囲は次の6分野です。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
①ライフプランニングと資金計画では、主として三大資金計画(教育・住宅・老後)や公的な社会保険(医療保険・介護保険・年金保険)について学びます。
②リスク管理では、私的な保険について理解を深めます。その範囲は、生命保険や損害保険、自動車保険、傷害保険など幅広いです。
③金融資産運用では、株式・債券・投資信託などの金融商品について学習します。
④タックスプランニングでは、所得税や法人税、消費税などの税金について学びます。
⑤不動産では、不動産の売買・賃貸や不動産に関する税金、不動産の有効活用について学習します。
⑥相続・事業承継では相続税や贈与税について学びます。
お金の基礎教養を体系的に学べる唯一の資格です。
- 受検者数:年間14万人前後(多い!)
- 試験月:年3回で1月、5月、9月
- 合格率:学科試験70~80%、実技試験80~90%
- 受検料:学科と実技合わせて6,000円(各3,000円)
※学科、実技と別れていますが、どちらもただのペーパー試験です。試験範囲も一緒。
勉強方法
めっちゃシンプルです。予備校はいっさい不要です。
独学でやりましょう。これで合格できます。
- 市販のテキストと問題集を買う
- 問題集を2~3周やる
以上の通り。
FP試験は、試験傾向が安定しており難問・奇問がほとんどありません。勉強すれば必ず報われる試験です。
「みんなが欲しかった!」シリーズを使えば間違いなく合格レベルに到達します。他の参考書・副教材は一切不要です。
問題集はこちらの1冊でOKです。良問のみに厳選されており、解説も丁寧です。
この2冊をやりこめば100%合格します。
クセのないテキスト・問題集なので、受験生によって合う・合わないという問題もありません。使用率の高い人気教材なので、安心して使って下さい。
簿記資格とは
概要
個人にせよ、法人にせよ、ビジネスをはじめたら自分たちの
- 経営成績(年間でいくら稼げたか?)
- 財政状態(個人・会社としてどんな資産や負債を持っているか?)
を明らかにする必要があります。
そのためには簿記というテクニックを使って帳簿を作り、財務諸表を作るのです。
※簿記は、私が知る限り「世界でもっとも美しい技術」です。会社のすべての活動を、たった数枚の財務諸表にカンペキに整理してしまうなんて、スゴすぎますよね。
- 受検者数:年間30万人前後(超多い!)
- 試験月:年3回で2月、6月、11月
- 合格率:40%前後
- 受検料:2,800円
簿記検定は、累計で2,600万人以上の受験者を誇る超有名・伝統資格です。歴史が長いだけあって、
- 試験の質も
- 知名度も
文句なしですね。どこぞの超マイナー資格と違って、安心して受験できます。
勉強方法
簿記3級は、独学でも合格できます。
ですが、私としては断固としてスクール活用をおすすめしています。FPは用語の丸暗記でどうにかなりますが、簿記はちょっと事情が違うのです。
- 簿記はクセのある技術なので、独学だと変な理解をする
- 変な理解をすると、現実のビジネスや投資に活かせない
- 変な理解をすると、簿記2級など次のステップに進めない
基礎の知識だからこそ、ここでつまづくとすべてが台無しになります。
簿記3級なら、通信講座でも10,000円もかかりません(1時間あたりの学習コストは数百円)。
独学との差額はたったの数千円ですから、
- どうしても、少しでもお金を節約したい
- 昔から授業を受けるのが苦手で、独学の方が向いている
という方でなければ、スクールを活用する方が良いでしょう。
スクールは、クレアールが圧倒的にオススメです。
「なんだそれ?はじめて聞くぞ」という方もいるかもしれませんが、資格の受験指導歴50年の老舗です。
公認会計士試験の合格者も輩出しているちゃんとしたスクールです。
特徴は下記。
- 教材の質が高い(網羅性よりも、ポイントにぎゅっと絞った教材 ※もちろん合格レベル)
- 料金が安い(最大手の有名スクールより20~40%ぐらい安い)
- サポートが充実(回数無制限のメール・TEL相談、申込月から1年間のWeb受講が可能など)
コスパ最強と言われるスクールですね。
公式サイトから、授業のサンプル教材を無料でもらえるので、興味のある人は請求してみてください。※真ん中よりちょっと下ぐらいに資料請求アイコンがあります。
※どうしても独学で、という方は下記記事を参照ください。独学の場合の勉強方法も書いてあります。
まとめ:お金持ちになりたいなら、教養として簿記とFPの2資格が有効
まとめると、下記の通り。
お金持ちになるための基礎教養と身につける方法として、簿記やFP資格を学ぶことは非常に効果的です。
これほど体系的に学べる教材は他にありません。
- 公的保障に詳しくなり、無駄な保険に入らなくなる
- 住宅取得で失敗する可能性が減る
- 公的年金に詳しくなり、現実的な老後設計・準備ができるようになる
- 資産運用の基礎知識が身につく
- 副業も含め、自分のビジネス経営に活かせる
勉強方法は次の通り。
- FP:テキストと問題集を買って独学でOK
- 簿記:クレアールに申し込んで、カリキュラム通りに教材をこなせばOK
これがシンプルで最短かなと思います。コストも1万円未満でいけます。
それではまたっ!
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