こんな人のための記事です。
- 簿記歴15年超
- 日商簿記検定1級保有
- 大企業の経理部員歴10数年
- マネーブログ運営歴4年超
の私が断言しますが
この記事では、
- 数学が苦手な人に簿記をすすめたい理由5つ
- 数学が苦手な人が簿記を学ぶときのポイント3つ
を、まとめていきます。
目次
「数学が苦手」な人に簿記をすすめたい5つの理由
理由①簿記はめちゃくちゃ役に立つ
まずは何より、簿記がめちゃくちゃ実用的なスキルだからです。
- 就活が有利になる
- 転職も有利になる
- 家計管理に役立つ
- 資産運用にも役立つ
- 副業などを始めるときにも役立つ
みたいな感じですね。
理由②簿記に数学なんてほぼ不要
「数学が苦手→簿記はムリ」というのは、単なる勘違いです。
なぜって、簿記に数学なんてほとんど使わないからです。
使うのは、おおむね算数の範囲。基本的には
- 足し算
- 引き算
- 掛け算
- 割り算
が分かれば十分です。
簿記2級以降に進むと”工業簿記”などの分野で、もう少し「数学っぽい雰囲気のモノ」は出てきますが
です。
まともなスクール・講師なら、それで十分理解できるように解説してくれます。
それでも難しければ、ガンガン質問すればいいだけです。
理由③数学が苦手でも簿記はできる【実例】
という慎重派のあなたに、私の身の周りの実例をご紹介しておきます。
1人目は、高校時代の友人です。
彼女は、
- 数学が苦手すぎる
- これではセンター試験(今の「大学入学共通テスト」)が酷いことになる
という理由で、簿記の勉強を始めました。(センター試験では、数学の代わりに「簿記・会計」を選択することができます)
彼女は、半年間の勉強(週に2時間程度)で、無事簿記3級に合格していました。
さらに、「数学が超苦手で簿記が超得意」と言えば
当サイト運営メンバーのシーさんです。
数学(というか、もはや算数)は自他ともに認める苦手分野で、
- 2ケタの足し算あたりで、かなりあやしい
- 「()の中を先に計算する」というルールを知らない
- 3/4と3/5、どちらが大きいか分からない
という感じですが、
とのたまう簿記1級ホルダーで、簿記・会計は超得意分野です。
- 税務・会計・ファイナンスまで守備範囲
- 上場企業の経理部でも一目を置かれる
という感じなので、「数学が苦手な人に簿記はムリ」なんて言ったら
という感じですね。
理由④数学が苦手でも簿記ができれば数字に強くなれる
簿記に数学は使いませんが、数字は使います。
だから、数学が苦手な人が簿記を学ぶと
と感じるようになります。
- 簿記ができる
- 帳簿がつけられる
- 財務諸表が分かる
という人は、周囲からも「あの人は数字に強いよね」と思われるようになるわけです。
数字は、世の中のあらゆる場面で使われます。
だから、”数学が苦手”というだけで「自分は数字に弱い」と思いこんでしまうと、なかなか苦労する場面が出てきます。
理由⑤数学が苦手でも簿記ができればお金に強くなれる
さらに、簿記を学び、数字に強くなることで、お金に強くなることもできます。
- 資産と負債について理解でき、間違った買い物をせずにすむ
- 会社のお金さえ管理できるので、家計の管理はカンタン
- 財務諸表が読めるので、就職・転職先を間違えずにすむ
- 財務諸表が読めるので、資産運用にも役立つ
- 副業や独立などで、自分のビジネスを持つときにも有利
といった感じですね。
数学が苦手な人が簿記を学ぶときのポイント3つ
数学が苦手な人が簿記を学ぶとき、挫折しないためのポイントは
- 手を動かす
- 独学NG
- とにかくすぐ聞く
の3つです。
1つずつ解説していきます。
ポイント①手を動かす
簿記は、数学とは違います。
同じ数字を扱うモノではありますが、数学のように、理解してから解こうとすると、挫折する可能性が高まります。
数学が比較的得意・好きな人でさえ、「まず理解する。その後、問題を解く」という数学のような学び方で簿記にチャレンジすると失敗しがち。
代わりに、とにかく手を動かすべきです。
- ひたすら問題を解く
- 理解できなくても答えを書き写す
といった”訓練”が必要です。
これを繰り返しているうちに、突然
と気づく瞬間がやってきます。
「簿記は、学問というより技術(スキル)なのだ」と考えた方がピンとくるかもしれません。
ポイント②独学NG
ポイントの2つめは、独学は選択肢から外して、資格スクールを活用することです。
(まっとうな)資格スクールというのは、それなり以上のノウハウを持っています。
- わかりやすいテキスト
- 行き届いた講義
- 質疑応答体制
など、簿記のスキル習得→合格に向けたサポートが整っているわけです。
この記事を読んでくれている人は、おそらく
なんとなくハードルを感じている人でしょう。
で、あれば、可能な限りハードルを下げて簿記に取り組むのが◎です。
資格スクールは、そのために、とても良いサポート体制を提供してくれます。
ここで重要なのは、「良い資格スクール」を選ぶこと。
ひたすら高額なスクールは必要ありませんが、価格だけではなく、”コスパ”を意識して選ぶのがおすすめです。
低価格(or無料)だったとしても
- 質問を受け付けない(対応が悪い等)
- 手間がかかる(テキストを何百ページも印刷する必要がある等)
- 会計分野の知見が少ない(簿記3級講座はあるが、1級講座は無い等)
- わかった気になるだけ(いざ問題に進むと解けない)
なスクールを選ぶと、スクールを利用する意味がなくなってしまいます。
具体的なおすすめは、クレアール。
- 無制限に質問OK(対面、電話、メール、Skype)
- 最重要範囲だけを、キッチリ解説
- Web通信で、繰り返し視聴可能
- スマホ学習可
- 時短学習のために工夫された学習法
- 理解と回答テクニック両面のフォロー
- お手頃価格
といった感じで、時間・費用の両面で、コスパ最強だからです。
※資料を請求すると、無料でサンプル教材がもらえます。見てから考えればOKなので、とりあえず請求だけしておきましょう。
ポイント③とにかくすぐ聞く
資格スクールを活用する以上、ただ
- 講義を聞いて
- 問題を解いて
を繰り返すだけではもったいありません。
のがオススメ。
「遠慮なく質問する」は、新しいスキルを習得するときに重要なポイント。
疑問点を残さず進めることで、ストレスなく学習することができます。
質問するための資格スクール、と言っても過言ではありません。
まとめ:数学が苦手な人にこそ簿記を学んでほしい!
簿記は、
- めちゃくちゃ役に立つ
- 数学なんてほぼ不要
- 数学が苦手でもできる【実例アリ】
- 数字に強くなれる
- お金に強くなれる
ということを解説してきました。
世の中には、数字が満ちています。
- 営業成績
- 各種の製品スペック
- 商品の価格
- 家計の管理
数学が苦手なくらいで「数字に弱い」自分のままで暮らしていくのは、なかなか厄介なのではないでしょうか。
数学が苦手な人が簿記を学ぶときのポイントは3つ。
- 手を動かす
- 独学NG
- とにかくすぐ聞く
クレアールなどの優良な資格スクールを活用しつつ、コスパよく簿記スキルを身に着けて頂ければと思います。
※資料を請求すると、無料でサンプル教材がもらえます。見てから考えればOKなので、とりあえず請求だけしておきましょう。
それではまたっ!
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