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こんな人のための記事です。
「経理の勉強とは?」と思っているのって、
- 「経理に配属されたっ!…どうすれば!?」という、初心者経理部員
- 「キャリアアップのためにがんばりたい!」という、現役経理部員
- 「経理に転職したい!」という、経理未経験の人
- 「オレ、経理についても勉強しなきゃダメ?」という、フリーランス
- 「経理の勉強すると、会社の役に立つのかな?」という、中小企業の経営者やその家族の人
たぶんこんな状況の人だと思います。
今回はそれぞれに向けて、おすすめの勉強をご紹介します!
ご自分に関係するところだけ、サクッとお読みくださいませ。
目次
【経理の勉強】初心者経理部員の場合
あなたが初心者の経理部員なら、まず押さえるべきは、とにかく簿記です。
何歳であってもそれは同じ。新入社員から、ベテラン社員の異動まで、簿記はどの職位でも必要になる知識です。
まずは簿記3級の講座を受けてみてください。
具体的な資格スクールは、クレアール一択で間違いないでしょう。
- 超効率的な時短学習が可能
- 理解とテクニックをバランスよくフォロー
- 費用も時間も抑えられる
といった特徴がありコスパ最強です。
WEB通信での学習が基本なので、スマホ学習でスキマ時間を活用できますし、早見再生で時間短縮もできますから、忙しい社会人のミカタです!
※資料を請求すると、無料でサンプル教材がもらえます。見てから決めればOKなので、とりあえず請求だけしておきましょう。
ちなみに、やってはいけないのは独学で覚えようとすることです。
理由は単純。理解が深まらないからです。
目的が試験合格なら独学でも構いません。2級はともかく、3級なら独学でも十分合格できるでしょう。
でも、初心者経理部員の勉強の目的は、資格取得じゃないですよね?
仕事で、実務で活かすためですよね?
だったら資格スクールを利用するのが一番の近道になると断言できます。
簿記は、なかなかクセのある技術です。仕事をしながら独学で身に着けようとすると「問題は解けるけど、意味はよくわからない」という状態になりかねません。
配属されたばかりの初心者経理部員は、
- 職制上の上司
- 実務能力の高い中堅社員
との関係を大事にしましょう。
これが、経理部で心地よく生き抜くためのポイントですw
①上司にはいろいろなタイプがいますが、
②実力派社員には共通点があります。
ほぼ確実に、勉強好きだということです。(本人が認めるかどうかは別ですがw)
勉強好きは、たいてい、勉強好きが好きです。
- 初心者だけど、一生懸命勉強している
- いろいろ吸収しようとがんばっている
- 教えてあげると喜ぶ
こんな姿はきっと、実力派社員のお気に召すはず。
一生懸命勉強すれば、知識が身につくだけでなく、人間関係も良好にしやすくて、一石二鳥なんです!
※初心者経理部員のためのおすすめ記事
【経理の勉強】キャリアアップしたい経理部員の場合
経理を3~5年くらいがんばってきて、「キャリアアップにつながる勉強をしておきたいな~」と思っている人には、
- 国内志向なら、簿記1級
- 海外志向なら、米国公認会計士(USCPA)
の勉強をおすすめします。
どちらもそれなりの難関資格ですが、きっちり勉強すれば、それだけのリターンが得られます。
※ちなみに、税理士・公認会計士はコスパがイマイチです。独立したいor監査法人に勤めたい、という場合以外は、避けておくのが賢明でしょう。
資格試験の勉強をおすすめする理由は2つ。
- しっかりしたスクール・教材がある
- 勉強の成果が目に見える形で残るので、評価されやすい
ということです。(簿記1級や米国公認会計士(USPCA)は、経理の転職市場でも評価の高い資格です!)
勉強方法としては、こちらもスクールの利用がおすすめです。
簿記1級も米国公認会計士(USPCA)も難関資格。独学でとるのはそう簡単な話ではありません。
仕事をしながらの勉強はペースメイクが難しいもの。スクールの助けを借りて、挫折することなくやり切りましょう。
おすすめスクールなど、詳細は以下の記事をご覧ください。
経理部員のキャリアアップに1番いい方法は、実は「いきなり勉強を始めること」ではなかったりします。
- 年齢
- 学歴
- 実務経験
- 将来の希望
などによって、勉強すべき分野の最適解が変わってくるからです。
大切なのは、「自分の現状把握」。強みと弱みのチェック・分析です。
手軽なやり方としては、とりあえず転職サイトに登録しちゃうのが◎ですね。私もよくやります。
- エージェントと話してアドバイスをもらう
- やってみたい仕事の募集要項をチェックする
この2つで、かなり効率的かつ正確に自分の現状を把握することができます。
具体的には、JACリクルートメントというエージェントが、評判・実績とも上々でおすすめ。私も利用経験アリです。
管理職・専門職特化型のエージェントで、経理についてもしっかり詳しいです。面談するだけでもかなり有益な情報がとれます。
この機会に一度エージェントと話をしておくと、自分のキャリアについての考えがグッと深まりますよ。
※キャリアアップしたい経理部員のためのおすすめ記事
【経理の勉強】未経験から経理に転職したい人の場合
未経験から経理に転職したい人は、大急ぎで簿記2級を取得してください。
なぜなら、未経験の人が経理の職を得られるかどうかには
- 年齢
- 資格
の2つがかなり重要だからです。
急ぐ理由は、①年齢にあります。
若ければ若いほど有利・年をとればとるほど不利なのが、未経験の経理転職市場。少しでも若いうちに転職に漕ぎつけなくてはなりません。
簿記2級をおすすめするのは、②資格として評価されるものの中で、最も難易度が低いからです。
「一通り知識はあるのね」と認めてもらいつつ、可能な限り若いうちに転職する…そのための具体的なやり方が「最速で簿記2級を取得する!」という方法なのです。
未経験で経理に転職したいあなたには、独学で回り道をしている時間も、オンラインスクールでマイペースに勉強している余裕もありません。
今すぐクレアールと大原の資料を取り寄せてください。そしてクレアールのサンプル教材を視聴してみてください。
で決まりです。
簿記1級保有者である私から見て、最も学習効率の良い教材を提供しているのはクレアールです。
試験合格に必要な論点だけを拾いだし、丁寧に解説してくれています。
サンプル教材を着実に進められるあなたは、「非常識合格法」とまで言われるほどに効率化されたクレアールの講義を活用して、1日も早く簿記2級合格を勝ち取ってください。
一方、サンプル教材を見てみて、「やっぱり目の前に講師がいる通学講座がいいかな…」と思ってしまったあなたは、大原に通いましょう。
大原は、有名な大手資格スクール。大手には大手になるだけの理由があります。
その講義のクオリティは相当なもの。
私自身受講したことがありますが、本質的な理解が深まる、素晴らしい講義でした。
クレアールほど効率重視というわけではありませんが、試験範囲を網羅的に、しっかりと理解することができます。
ここまで書いてきた通り
- まず、簿記2級の勉強
- 資格がとれたら、転職活動
というやり方が基本なのですが。
実は今、裏技が使える時期だったりもします。
転職市場が超好調。経理は人材不足で、転職者にかなり有利な状況だからです。
- 未経験・資格ナシでも内定出た
- 銀行でちょっと財務諸表見てたのを、経験アリ扱いにしてもらえた
という話が、ゴロゴロ出てきています。
こういうときは、マジメに勉強なんかしていてはいけません。
大急ぎで転職エージェントに登録してください。
具体的には、管理部門の転職にも詳しい「マイナビAGENT」がよいでしょう。経理の業務内容についても詳しいですし、未経験者の転職にも強みがあります。
※未経験から経理に転職したい人のためのおすすめ記事
【経理の勉強】フリーランスの場合
私こびと株は経理が大好きです。簿記はおもしろい技術ですし、財務諸表がしっかりわかると視野も広がります。
ですから、フリーランスのあなたにも、「簿記を覚えよう!カンタンな税務申告は自分でやっちゃおう!」と言いたいところなのですが…。
やはり、フリーランスがエネルギーを注ぐべきところは、経理処理ではなくて事業そのものでしょう。
経理をはじめとする雑事にまどわされて、事業に割く時間やエネルギーが減ってしまっては本末転倒ですもんね。
とはいえ、フリーランスが経理について知識ゼロでOKかというと、そうでもありません。
経理処理を人に任せるなら任せるで、
- 任せる相手のレベルがなんとなくわかる
- 任せる相手と話ができる
くらいの知識は必要になってくるからです。
そのためには、税金の考え方を大枠だけ押さえておくのが良いと思います。
具体的には、
- まずは所得税・住民税
- 年間売上1,000万円が見えてきたら、消費税
- 法人化したら、法人税等
をさらっておきましょう。
おすすめの勉強法は、以下の教材をざっくり斜め読みすることです。
- 市販の本を2~3冊
- 税務大学講本の「税法入門-第4章 各税の大要」
- 国税庁のホームページにあるパンフレット類
①は、例えば以下のような本です。同じシリーズで、「消費税」「法人税」もそろっています。
ご紹介したのは、かなりカッチリした詳しい本です。全部読み通せなくても大丈夫。出てくる単語を「見たことあるぞ!」という状態になれば十分です。
なんとなくイメージがつけばOKなので、わからない点があっても深入りせずにすすみましょう。税務の専門家になるわけではないので、完璧な理解は全く不要です。
こういった本も、初めの一冊としては悪くないと思います。
②や③は、国税庁の出しているものですから、内容に間違いがありません。無料ですから、時間のあるときにざっと目を通してみても損は無いと思います。
②については文章が固いのが難点ですが…。
とはいえ、所得税・法人税・消費税の項目はそれぞれ2~5ページ程度。ポイントを押さえて説明してあります。
これがわかれば、会計事務所の人の話がざっと理解できるようになると思います。
③のパンフレットは、意外にわかりやすいものも混じっています。
高度な内容もさらりと書いてありますので、「ふーん。そんな話題があるのね~」程度に見知っておけば十分だと思います。
ときどきフリーランスの人の間で
といったウワサが飛び交うようです。
残念ながら、これにはほとんど根拠が無いので、あまり真に受けないことをおすすめします。
税務署に対して、「税理士のお墨付き」が効果を持つパターンは1つだけ。
その税理士が「元国税庁の偉い人」であるパターンです。
ですから「元国税庁の偉い人」のサインには効果があるのですが…残念ながら、そういった人の顧問料は月額ン十万円レベルです。
一般的な税理士さんであれば、「申告書のサイン」には大きな価値はありません。
サイン目的で顧問料を支払うのはやめて、顧問料に見合ったサービスを提供してくれる税理士さんだけと契約しましょう!
【経理の勉強】中小企業の経営者・家族の場合
経理の勉強の目的が「自社の財務数値がわかるようになりたい!」ということなら、最適なのはビジネス会計検定の勉強です。
ビジネス会計検定は、「財務諸表があらわす数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点を置い」た試験です。(「」内はビジネス会計検定試験HPより)
試験のための教材やオンラインスクールのカリキュラムがしっかりしているので、試験を受けるつもりで学んでおけば、財務諸表を使いこなす能力はバッチリです!
おすすめの勉強法は、こんな感じ↓です。
独学・予備校利用それぞれの、詳しい勉強法は以下の記事をご覧ください。
一方、「経理の勉強しようかなって思ったのは、会社の経理処理を手伝いたいから!」という場合には、簿記を学ぶのが◎。簿記は、経理事務を行うために必須のスキルです。
日商簿記検定は、資格試験の中でもかなりメジャーなもののひとつ。ですから、教材やスクールはしっかりラインアップされています。
勉強の仕方としては
- 独学なら、スッキリわかるシリーズのテキストと、合格するための本試験問題集でがんばる
- スクール利用なら、クレアールの講座を視聴する
という感じです。
簿記3級くらいだと、「講師の話なんて聞かなくても受かるよ!」という人は多いとおもいますが、「講師の話なんて聞かなくても理解できるよ!」という人は、あまりいない…という実態があります。
ですから、せっかく勉強するなら、ぜひスクールを活用してほしいと思います。
クレアールなら、大手予備校よりは費用が抑えられる一方、講師や教材の質はしっかりしています。
詳しい勉強法は、以下の記事をご覧ください
私こびと株は、簿記が大好きです。きれいに整頓できて美しい♪パズルみたいで楽しい♪
みんなやろうよ!と言いたいです。
…けれども、「忙しいけど、財務諸表くらいは読めるようになっときたいなぁ…」という人には、簿記はおすすめしません。
ビジネス会計検定の教材・スクールの方がずっと効率がいいからです。
- 簿記検定:財務諸表を「作る」ための技術
- ビジネス会計検定:財務諸表を「分析」するための技術
という風に、フォーカスする部分が違うんですよね。
もちろん、「作る」ことができるようになると、「分析」に深みが出ることはあります。
ですから、もしも時間があるのなら、簿記とビジネス会計を並行して学ぶことで、財務諸表についてかなり詳しくなれるでしょう。
でも、時間がない人はダメです。遠回りしないで、一直線に、目的にあったスキルを身につけましょう。
財務諸表を
- 作れるようになりたいなら、簿記検定
- 分析できるようになりたいなら、ビジネス会計検定
の教材・スクールが最適ですよ!
【経理の勉強】まとめ
「経理の勉強…!」と思っている人でも、人により目的により、最適な勉強法は違ってきます。
初心者経理部員のあなたには、簿記が基本!
クレアールを活用して、3級から勉強してくのが◎です。
現役経理部員のあなたには、簿記1級orUSCPAがおすすめ!
海外志向の有無と、自分の年齢や職歴を考えつつ、どちらを目指すか選んでみてください。
具体的な勉強法等は、以下の記事をご覧くださいね!
未経験から経理への転職を狙うあなたは、大急ぎで簿記2級をとりましょう!
若いうちに「実務経験者」になることが大切です。
クレアールと大原のパンフレットを取り寄せて、サンプル教材とにらめっこしながら勉強方法を選択してみてください。
フリーランスのあなたは、税金の考え方を大枠だけ押さえましょう!
本+無料教材をいくつか読んでおけば大丈夫です。
- お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
- 所得税入門の入門(令和4年度版)
- 税務大学講本の「税法入門-第4章 各税の大要」
- 国税庁のホームページにあるパンフレット類
これらを全部読めば、フリーランスとしては十分すぎる知識量です。
中小企業の経営者・家族のあなたは、ビジネス会計か簿記を学びましょう!
財務諸表が読めるようになりたいならビジネス会計、経理処理を自分でやりたいなら簿記ですね。
どちらも検定試験の教材・スクールが優秀ですから、バッチリ利用してください。
詳しい内容は、以下の記事をチェックしてくださいね。
それではまたっ!
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