お金を使いすぎる人がハマっている落とし穴3選【割高キーワード】

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります

 

こんにちは、こびと株(kobito_kabu)です。

お金を使いすぎる(*ノωノ)

こんな悩みを抱えている人は多いと思います。

  • 贅沢してるつもりもないのに
  • つい支出が増える
  • なんだかお金が貯まらない
  • 自覚はないけどお金を使いすぎているかも

みたいな感じですね。

 

この記事では、そんなお金を使いすぎる人が、よくハマっている落とし穴を3つご紹介します。

この3つの金食い虫キーワードに注意するだけで、だいぶ家計がラクになると思います。

お金を使いすぎる人がハマっている落とし穴3選
  1. 安心
  2. 見栄
  3. 最新

これらに関係するモノ・サービスは、割高になりがち

順番に見ていきましょう。

 

お金を使いすぎる人のよくハマる落とし穴①安心

 

「安心」は、お金を使わせたい人にとって重要なキーワード

人間は、誰しもが安心したがる生き物です。

だから「安心」という言葉は、マーケティングの上では重要なキーワードです。

「安心ですよ!」って言っておけばそれだけでよく売れるから。

 

例えば、こういう商品。

  1. 生命保険・がん保険などの保険商品
  2. セキュリティサービス(PC・スマホのセキュリティ対策、防犯サービスetc…)
  3. 一括借り上げで30年安心!サブリース契約※(詳しくはこちら。)

同列で比べたら怒られるようなやつも入ってしまいましたが、まぁイメージは伝わるでしょう。

 

例えば保険

日本の保険会社は、金利がほとんどつかない超、超、超低金利の「日本国債」を買わされているので、顧客から集めたお金を上手に運用できません。

必然、彼らが販売している保険商品の利回りも残念なことになっています。

 

こびと株
不安を退治するために必要な手段は、本当に「保険に入ること」かな…?
  • 公的保険のことを知っていれば、民間保険はそれほど必要ないことに気づく
  • 保険に入るよりも、生活習慣を見直すことの方が大事な人もいる
  • お金を増やしたいなら、海外資産を含むインデックスファンドを積み立てた方が良い

こういうことをイロイロと検討した上で保険を選べば、お金を使いすぎる可能性は低くなります。

 

でも、販売者側としては、色々な選択肢に気づかれてしまうと困るので、

保険の営業
保険料は安心料!入っておくと安心ですよ!入ってないと不安でしょ?こうなったらどうするの?もしああなったら?

とグイグイ言ってくるわけです。

※確率論的な話で、実際に一定数の少数の方々は保険で助かるわけですし、何もなければ何もないでハッピーなことなので、割といい商売なのかもしれません。

 

安心対策にお金を使いすぎない

安心対策にお金を使いすぎないようにするということは、(安全・安心に暮らしたいという)本能に逆らう行為でもあります。

受け入れにくいかもしれませんが、ここを克服すると蓄財面では有利に立てます。

「安心は高くつく」ということは覚えておいて損はありません

お金はそこそこに、知恵と筋肉で乗りきりましょう。

 

お金を使いすぎる人のよくハマる落とし穴②見栄

 

「見栄」には、いくらでもお金がかかる

  • 人より(ちょっとでいいから)良い暮らしがしたい
  • 人に自慢できるようなモノを持っていたい
  • 人から羨ましがられる人生を送りたい

様々な研究で明らかになっているように、幸福度は「周囲との比較」に強く影響されます。だから、こういう発想を持つことは自然なことです。

しかし、こと「蓄財業界」においては、見栄は大敵です。

言うまでもなく、ひとたび見栄を張り始めると、湯水のごとく金が消えていくからです。

 

例えば、マイホーム・マイカー・趣味・社交…

部長
やっぱり甲斐性のある男なら新築戸建てだよね。君は中古マンションか…プライドがないのかな。私が若い頃はね
こびと株
お昼ごはん食べにいってきますね~

 

ベテラン社員
なんだお前、車も持ってないのか!?うちにはレクサスBMWがあるぞ。いいか、お前ももっと仕事を頑張ってだな
こびと株
おやつ休憩してきます~

 

役員
一流は、一流と触れ合うことで感性を磨くんです。ワインゴルフ社交ダンス。私はこういったことを通じて
こびと株
タバコ休憩してきます~(タバコ吸わないけど)

 

彼らは(自称)一流ビジネスマンであるにもかかわらず

  • いつまで経っても仕事を辞められる経済状況になりませんし
  • 辞めないだけで、別に一生懸命働いているわけでもないですし
  • 再雇用される気満々ですし
  • 子供の学費の支払いに関してグチグチ言ってますし
  • 老後の暮らしにも不安を持っています

 

見栄のためにお金を使いすぎない

サラリーマンの時点で、庶民です。年収500万円だろうが年収800万円だろうが年収1500万円だろうが、庶民です。

年収1500万円の人はさすがに庶民とは言えないだろう…という意見もあると思いますが、世界的に有名な金融機関も、純金融資産の保有額で富裕層判定をおこなっています。

基本的には、

  • いくら稼いでいるかではなく
  • いくら持っているかの世界

こういうことですね。

 

いくら高年収でも、稼いださきからすべて使ってしまうのなら、富裕層に仲間入りできるはずもありません。

世間が高収入サラリーマンを、庶民ではなくエリートとして扱っているのは、そうすることで儲けている人たちがいるからです。

広告会社、不動産会社、自動車メーカーとか、その典型でしょう。

あなたは庶民ですけど、無理してベンツに乗りましょう」なんて言ったら売れないですよね。

他の普通の人とは違う特別あなただからこそ、ココに住みましょう。コレに乗りましょう」って言わないといけません。

 

  • 見栄を刺激し
  • 見栄を張らせることで

経済は回っているとも言えます。

エリートの周りにはエリートしかいないので、見栄の張り合いも過激になりがちですね。

こびと株
見栄を張ろうとすると高くつきます。自分の心に向き合って、自分が心から欲しいもの・必要なものだけにお金を使いたいものです

 

※高級住宅や高級車の存在そのものを否定しているわけではありません。

巧みなマーケティングに乗せられ、本当に欲しいわけではないのに、欲しいと「思わされて」いつの間にか「買わされている」という自覚がない人が生み出されているのが怖いというだけです。

 

お金を使いすぎる人のよくハマる落とし穴③最新

 

「最新」は、高くつく

新しいものは高くつきます。

ドラム式洗濯機の価格推移とか、すごいですよね。一番最安のタイミングで1年でおおよそ半値になります

 

  • 最新モデルのスマホ
  • 最新モデルのPC
  • 最新モデルの車
  • 最新のマンション
  • 最新のバッグ・洋服

例を挙げるとキリがありません。

 

おすすめは「型落ち」

常に最新・流行の先端を追うというのも良いですが、お財布事情を意識するなら「型落ち」がおすすめです。

いくら型落ちとはいえ、ほんの1~2年前には大勢の人たちが行列をなして入手に奔走したアイテムのはず。性能は十分です。

いま自分が使っているものとの比較で性能アップするなら、あえて割高な最新モデルを選ぶ必要もありません。

 

最新にこだわってお金を使いすぎない

もちろん、新しいモノを避けることで

  • 考え方が保守的になり
  • 世の中の変化に否定的になることで行動力が落ち
  • 好奇心が弱くなる

といった状況に陥っていては問題があります。

こびと株
活力を感じない生活というのはつまらないですからね。

 

バランスを取るのが難しいところなのですが

  • 考え方は革新的に
  • 行動は迅速に
  • 使うものは、基本は型落ちで(必要なものはもちろん最新でOK)

こういうスタイルで暮らせると、攻守のバランスが良いですね。

 

まとめ:お金を使いすぎる人は、この3つに気をつけて!

お金が貯まらないと感じているなら、意識的にこの3つに気をつけましょう。

この3つに気をつける!
  1. 安心
  2. 見栄
  3. 最新

 

  • 安心したくてお金を使う
  • 見栄を張りたくてお金を使う
  • 最新を追いかけてお金を使いまくる

こんなことをやっていると、一生懸命働いて獲得したお金はどんどん消えていってしまいます。

 

マーケティングの極意は、お客さんに「自分が選んで買ったのだ!」と勘違いさせることにあります。

巧みな誘導がバレないように気を付けているわけです。

こびと株
まさか自分に限ってそんな…と思う人ほど、知らず知らずのうちに「買わされている」ものです。大企業の販売戦略ってスゴいんですよ~

 

安心、見栄、最新

いとも簡単に人間を刺激して、購買に誘導できてしまう恐ろしい奴らです。

くれぐれも、お金の使いすぎにはご注意を!

それではまたっ!

 

※関連記事です。

【経理のプロが解説】家計管理で絶対に把握すべき3つのこと

2024.10.14
スポンサーリンク
スポンサーリンク


ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの管理人。一部上場企業での経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリスト、FP資格を有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。