【株式投資で破産】7年で利益5億円→借金4,000万円に転落。株破産ニュースから分かる3つのこと

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こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。

闘う投資家として有名な「久保優太」氏が、株式投資で4,000万円の借金を背負ったというニュースを目にしました。

久保優太氏は

  • K-1チャンピオンでありながら
  • 株式投資で億の利益をたたき出した

という珍しい経歴の持ち主です。株式投資に関しては、本も出版しています。

この記事では、

  • 株破産のニュースを紹介しつつ
  • このニュースから分かる3つのこと

を解説したいと思います。

 

闘う投資家、株式投資で借金4,000万円を抱える

 

“闘う投資家”として、立ち技格闘技団体K-1で活躍する現ウェルター級王者・久保優太(32)をまさかの事態が襲った。株取引で2億2千万円の損失を出し、一瞬にして利益が消失。

一転して借金4000万という窮地に陥ったのだ。

(出典:闘う投資家、“株破産”で「5億円パリピ生活」から転落 「お金と人が離れていった」

 

投資の仕組みを知らない普通の人の感覚からすると、なぜどうしてそうなるのかまったくイメージがわかないでしょう。一瞬で2億2千万円の損失…

 

ネタじゃないか!?といったコメントも相次いだようですが、ご本人は「事実」としていますね。

 

 

結局、

  • 親族から4,000万円を借金する
  • 所有するフェラーリや高級時計を売り払う

といった感じで、窮地に立たされてしまっているようです。

 

株破産のニュースから分かる3つのこと

というわけで、このニュースから学ぶべきことをピックアップしてみました。

株破産のニュースから分かる3つのこと
  1. 短期間で儲けられる人は、短期間で大損もする
  2. 信用取引をすれば、借金を負う可能性もある
  3. みんな、人が損するニュースが好き

上記の通り。

順番に見てみましょう。

 

①短期間で儲けられる人は、短期間で大損もする

これが、資産運用の世界の絶対的な真実です。

  • 短期間で大きな利益を稼げた人は
  • 短期間で大損もする

良いとか悪いとかいう話ではありません。

単にリスクとリターンは裏表の関係にあるということです。

 

逆に言えば、今大損している人は、将来大きな利益を出せる可能性があります。大損しないような慎重な投資をしている人が、短期で大金持ちになれることはありません。

※つまり、こびと株メンバーが短期で大金持ちになることはありえない

 

そういう意味では、借金を背負えるぐらいリスクがとれるとうのは、1つの才覚とすら言えますね。普通の人は、そんな大胆なことができないからです。

  • 借金背負う覚悟で大きなリスクをとって、短期でお金持ちを目指すか
  • 大火傷しないレベルで小さなリスクをとって、中長期でお金持ちを目指すか

どんな経路も認められているのが、株式投資の世界です。

重要なのは、自分がどれぐらいのリスクをとれるか?(とりたいか?)

この一点につきます。

シーさん
他人のリスクの取り方に外野が口をはさむのはナンセンスですね

資産運用をしている人は、自分のリスク状態をきちんと把握しておきましょう。

 

②信用取引をすれば、借金を負う可能性もある

株式会社への出資というのは、有限責任です。つまり、最悪の場合でも「出資したお金」を失うだけで済みます。

それ以上の負債を負うことはありません。

ところが、借金を負う可能性がある投資方法もあります。それが信用取引(レバレッジ)です。

 

信用取引という仕組みを使えば、例えば

  • 100万円の自己資金をもとに
  • 300万円ぶんの株式を買う

といったことが可能です。この時、株価が半値(300万円→150万円)になってしまうと、損失額は▲150万円です。

自己資金100万円を超えて損失が発生しており、借金が50万円残ることになります。

おそらく、久保氏が陥ったのはこういう状況です。通常、レバレッジをかけなければ、借金を負うことはありません。

シーさん
私は絶対に信用取引はしません。リスクが高すぎるので。

 

③みんな、人が損するニュースが好き

今回の件は、Yahoo!ニュースのほか、様々なメディアで取りあげられています。

結局、こういうニュースはたくさん読まれるんでしょうね。

  • 投資で大成功をおさめてセレブな生活を送っていた人が
  • 転落して借金を負う

これで、庶民は留飲を下げるわけです。ちなみに、久保氏のところには、誹謗中傷・辛辣なコメントが相当寄せられたようですね。

 

  • やっぱり地道な労働に勝るものはない
  • 投資で稼ぐなんて邪道だ

こういう感想を抱く人も少なくないでしょう。また世間の「投資」のイメージが悪くなるな~と思ったわけですが、まぁこれはもうしょうがないですね。

 

私もこうやって資産運用ブログなんぞやっているわけですが、大損するのを期待している人もいるかもしれません。

シーさん
しっかりとリスク管理しながら、ひっそりと生き延びていこうと思います。

Twitterやブログをやっている方は、儲かった自慢はほどほどにしておきましょう。

リセッション(不景気)がきたらボロクソに言われるでしょうからね。こわいわ~

 

まとめ:大損と大儲けは紙一重

というわけで、

  • K-1チャンピオンでありながら
  • 株式投資で億の利益をたたき出した久保優太氏が
  • 4,000万円の借金を背負ってしまった

というニュースについて、語ってみました。

 

もっとも示唆に富むことは、

  • 短期で大儲け(大損)できる人は
  • 短期で大損(大儲け)する可能性が常にある

ということです。株式投資の世界は、誰にとっても平等です。

 

  • リスクをとった人には、大きなリターンがもたらされる可能性がありますし
  • リスクをとらない人に、大きなリターンがもたらされる可能性はありません

大切なのは、自分がどれぐらいのリスクをとれるか(とりたいか)どうかです。

 

株式投資で儲けた自慢は、裏を返せば「リスクをどれだけとったか自慢」のようなもので、ただのチキンレースでもあるのです。

そういう意味では、リターンが大きければ大きいほど良いというわけではありません。

  • 年初来リターンが10%の人
  • 年初来リターンが5%の人

必ずしも前者が良いとは限りません。

単に大きなリスクをとっただけとも言えるからですね。色々な意味で、他人とのリターンの比較・競争は無意味です。

 

シーさん
自分がとれる(とりたい)だけのリスクをとる。そのなかで資産を増やす

このことを忘れずに、資産運用していきたいものです。

それではまたっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの管理人。一部上場企業での経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリスト、FP資格を有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。