経理マンがUSCPA(米国公認会計士)を取得するメリットを考えてみた

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こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

こびと株.comのメンバーは全員日商簿記1級持ちですが、現在、私とフルーツ(♀)は「証券アナリスト」資格に挑戦中です。2016年の春に1次試験を突破し、2017年6月に2次試験を受験予定です(追記:2017年6月4日に受験してきました。腕が攣りました)。

経理マンが証券アナリストを取得するメリットを考えてみた

2016.11.24

この証券アナリスト試験に無事合格することができたら、今度はUSCPA(米国公認会計士)の取得を目指してみようかなと考えています。

今日は、経理マン(経理ガール)が、USCPA(米国公認会計士)を取得するメリットについて考えてみたいと思います。

 

そもそもUSCPA(米国公認会計士)って?

USCPA(米国公認会計士とは)

USCPA(U.S. Certified Public Accountant, 米国公認会計士)は、米国各州が認定する公認会計士資格です。

その歴史は、ニューヨーク州において公認会計士制度が創設された1896年にまで遡ることができ、第1回公認会計士試験が施行された1917年から数えて100年近い歴史を誇ります。

米国の資格でありながら、日本をはじめ世界中の様々な業種、職種、年齢の方が就・転職、キャリアアップなどのさまざまな目的でUSCPA試験にチャレンジされています。

このことからもUSCPA(米国公認会計士)は、世界で最も広く認知されたビジネス資格と言っても過言ではありません。

(出典:Abitus)

有名なマネー本「金持ち父さん貧乏父さん」でも、会計士の話題は良くでてきますよね。会計士は、ビジネスを起こそうと思ったら、チームに必ず必要なプロフェッショナルの1人です。

なお、USCPAはオーストラリアやニュージーランドとも相互承認をしているので、米国以外の国でも会計士として監査をすることが可能です。グローバル!

 

USCPA(米国公認会計士)の人数は?

USCPA(米国公認会計士)資格の大きな魅力は、活躍の場の広がりです。たとえば現在AICPA(米国公認会計士協会)に登録している会員は、34万人を超えますが、会計事務所で監査業務等に従事するUSCPAは、全体の4割に過ぎません。

その他の6割は事業会社や官公庁で会計・財務を中心とする幅広いポジションで活躍しており、経営職としてCFO(最高財務責任者)さらにはCEO(最高経営責任者)といったポストに就く例も決して少なくありません。

(出典:Abitus)

日本の公認会計士は3万人弱ですから、10倍以上のUSCPA(米国公認会計士)がいることになりますね。さすが世界経済に大きな影響を持つアメリカの会計資格です。

 

どんな試験勉強をしてUSCPA(米国公認会計士)になるの?

4つの科目に合格し、Licenseを取得することでUSCPA(米国公認会計士)名乗ることができます。

各科目75%が合格の目安とされています。出題方針は、「浅く広く」が特徴の試験です。会計士としての基本知識を問う問題ばかりですので、難易度の高い問題はほとんどありませんが、出題範囲は非常に広くなっています。

そのため短期合格を目指すのであれば、効率良く全体を網羅する学習が必要になります。

一方で、1科目毎の受験が可能ですので、時間はかかっても1科目ずつ着実に合格していく方法を選ぶこともできます。

USCPA試験は、受験者それぞれの置かれた学習環境に合わせた受験方法が選択できる大変フレキシブルな試験といえます。(合格科目実績の有効期限は各科目ごとに18ヶ月です。)

(出典:Abitus)

各科目の試験範囲は次のようになっています。

意外に高い合格率ですね。どれも50%前後の合格率です。日本の公認会計士の合格率は10%がせいぜいですので、試験の趣旨が異なることが良く分かります。出題範囲は以下の通りです。

会計だけではなく、経済学ファイナンス法律ITなども試験分野になっていることが分かると思います。USCPA(米国公認会計士)を取得すると、ビジネスに必要な知識が網羅的に備わっているとみなされる、という意味が良く分かりますね。日本の中小企業診断士と似たようなイメージの試験かも知れません。

 

さて、それでは、経理マン(経理ガール)がUSCPA(米国公認会計士)を取得するメリットについて具体的に見ていきましょう!

 

経理マン(経理ガール)がUSCPA(米国公認会計士)を取得するメリット

※前提として、USCPAだけではなく語学力もそこそこ(TOEICで730点以上)はあるというイメージです。

日本の事業会社の海外事業部門への異動・転職がしやすい

グローバルに事業を展開する日本の事業会社のなかで、圧倒的に海外事業部門への異動・転職がしやすくなります。語学力がある人はそれだけで他の社員との差別化が出来てしまいますが、USCPA(米国公認会計士)を持っているということでさらに付加価値が高まります

海外子会社を持っている事業会社であれば、定期的に出張に行き社内監査をする必要があるでしょうし、新たなビジネスを立ち上げるのであれば会計的な目線からの計数管理は必須です。経営層への報告も、重要な業務となるでしょう。

私が勤めている会社では、海外事業部門の社員は英語は達者ですが、総じて会計知識は弱いです。英語+会計の知識をバランスよく持っている人材は間違いなく重宝されるでしょう。

 

外資系企業への転職がしやすい

経理・財務業務はどこの企業にもありますから、そもそも経理マン(経理ガール)は転職がしやすいです。私もフルーツも転職活動を行っていますが、リクナビに登録しているだけで毎月1~2件の面接確約オファーを頂いています。

【転職活動体験記】リクナビネクストの面接確約オファーで知る、私の市場価値

2017.02.17

しかし、さすがに英語ができなければ外資系企業からオファーをもらうことはできません。

キャリアクロスなどの外資系に特化したサイトを見ると、USCPA保有を条件にした募集案件は非常に多く見つかります。そして、どれもこれも年収が高いです。

もし日系企業での経理経験に加えて、英語+USCPAをアピールすることができれば、転職可能な企業の数は大幅に広がることと思います。

うちの会社でも、外資系への転職を狙ってUSCPAにチャレンジしている社員がいます。やはり、それだけ武器になるということなのでしょう。

 

連結会計の業務に就きやすい

業務ローテーションが確立されていない職場だと、いかにやる気と能力をアピールできるかが「やりたい仕事」に就けるかどうかの分かれ目になります。

海外子会社の多い事業会社であれば、経理部の中にはまずまちがいなく連結会計に特化したグループがあるでしょう。連結会計のグループでは、海外子会社と英語を使ったやりとりが頻発するので、語学力と会計知識の両方を備えた人間が必要になります。

うちの会社でも、連結会計のグループがありますが「日商1級を持っているだけじゃ使えない。語学力や海外基準の会計知識がないと戦力にならない」とよく言われています。

さすがにUSCPAを持っている人は少ないので、USCPAを取れるほどのやる気と語学力・知識があれば重宝されることは間違いないでしょう。

連結会計の業務経験は転職市場でも高く評価されるので、経理業務で一生メシを食っていこうとしている経理マン(経理ガール)にとっては、USCPAの取得は一石二鳥の良い選択肢だと思います。

 

他の経理部員との差別化がしやすく、生き残りに有利

これは証券アナリストの記事を書いた際にも言及したことなのですが、ある程度の企業規模になると、日商簿記1級を持っている人はゴロゴロいるので、日商簿記1級をとってもアピール材料になりません。中には公認会計士や税理士などの資格を持っている人もいるので、簿記の資格だけではますます太刀打ちできないのです。

しかし、公認会計士や税理士などの資格を持っている人は、総じて語学力がありません。おそらく、公認会計士や税理士試験に突破するためには、語学力など磨いている暇がないケースが多いのでしょう。

USCPA(米国公認会計士)は、米国会計基準やIFRSといった日本基準以外の会計基準に精通している証明だけではなく、語学力の証明にもなります。海外子会社の管理業務は、日本の会計士や税理士の守備範囲とは全く異なるので、差別化につながるでしょう。

あくまで個人的な意見ですが、40歳までに主計(連結決算含む)ー管理会計ー税務と一通りの経験をしていて、日商1級やUSCPA(米国公認会計士)の資格を取得していれば、さすがに食いっぱぐれるようなことにはならないと思います。

AIの発達によって経理業務がどんどん奪われるという話もありますが、同じ経理業務でも単純作業しかできない人と、上流で管理業務をやっている人とでは全く守備範囲が異なります。

USCPA(米国公認会計士)を取得して、この激動の時代を生き残っていきたいですね!

 

まとめ

簿記+米国公認会計士(USCPA)は、経理部門ではレアな人材になれる!ってことですね。

間違いなく担当業務の幅・視野は広がると思うので、勉強して損はないと思います。語学力・英文会計の力は、年収にもダイレクトに効いてくると思います。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

職場の先輩は、USCPAに合格してリクナビNEXTに履歴書を登録したところ、BIG4グローバル企業からすぐに面接確約オファーがきたそうです。やはり、USCPAは労力がかかるだけあって価値が高いですね。資格の価値を事前に確かめてみたい方は、試しにリクナビNEXTなどの転職サイトに履歴書を登録してみると良いと思いますよ。

 

最後に!USCPAの受験では必須とも言える予備校の話題です(独学は挫折する可能性がかなり高いのでおすすめしません。)

USCPAを目指すならアビタスが最有力候補です。合格者実績から考えて、候補から外す理由がありません。USCPAの受験を悩んでいるなら、少しでも早く資料を取り寄せた方が時間を無駄しないと思います。結局、どうせアビタスについて調べることになりますから。

少しでも興味のある方は、ぜひ資料請求してみて下さい。ネットサーフィンしているだけでは得られない質の高い情報が得られます。

  • 米国の予備校教材を利用して学習する1/3以下の時間での合格が可能
  • 多忙なビジネスパーソンの方でも、学習の継続ができるプログラム
  • アビタスで講義を教える講師は、USCPAを取得済み。しかも実務家(講師だけではなく、他にも会計系の仕事に従事)として活躍しており、現場の活きた知識も学べます。
  • 生徒から定期的に評価をしてもらい、5段階評価で4.3以上をとれた講師のみが教壇に立つ

他のスクールは、アビタスとの比較で検討してみると良いと思います(ちなみに、うちの会社の人達は3人ともアビタスを利用していました)。

【資格の大原】米国公認会計士講座は、授業の70%が英語で行われます。なんちゃってUSCPAではなくて、英語のリスニング力・リーディング力が本気で身につく、受験予備校の中では稀有な講義です(しかも最安水準)。こちらも資料請求しておくと、より意味のある比較検討ができると思います。

それではまたっ!

 

>>経理と相性の良い資格に証券アナリストがあります。こちらの記事もどうぞ。

経理マンが証券アナリストを取得するメリットを考えてみた

2016.11.24

 

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シーウィード

こびと株.comのボス(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。