こんな人のための記事です。
結論から言うと、
数学嫌いさんでも十分経理はできます。優秀な経理部員になることも可能です。経理の仕事を楽しむこともできます。
というわけで、この記事では、その理由を解説していきたいと思います。
- 経理部員歴10年超
- 数学嫌いの友人多数
- 簿記1級ホルダー
そんな私、こびと株が、実務経験を基に書いています。
目次
数学嫌いも経理ができると思う5つの理由
理由①経理で使うのは、せいぜい「算数」
経理の仕事の中で、高度な数学を使う機会は、ほぼゼロです。
必要なのは、せいぜい算数の足し算・引き算・掛け算・割り算程度。
※「経理」ではなく、「財務」の仕事の中には
- ファイナンス
- 企業価値評価
といった、もう少し応用的な算数・数学の知識があった方がよい仕事もあります。
理由②計算は電卓・エクセル・会計ソフトの仕事
大丈夫です。それらの計算を、暗算でする必要は、全くありません。(もちろん筆算も不要ですw)
文明の利器があなたの味方をしてくれます。
- 経理部員は電卓を手放しませんし
- 大抵の資料はエクセルで作成します
- 定型的な計算は会計ソフトが自動でやってくれます
ので、自分で計算する必要は無いんです。
理由③経理にとって、数学よりも重要な能力はたくさんある
そもそも、経理をやるなら、数学よりも重要な必要なスキル・能力は他にたくさんあります。
例えば、国語力。
経理の実務を始めると、会計基準や税法など、ややこしい文章を読まなくてはいけないタイミングが出てきます。ここで重要になるのが、読解力です。
また、経理に必須のスキルと言えば簿記です。簿記ができない経理部員は、包丁が使えない料理人みたいなもの。数学なんかより、何億倍も重要なスキルです。
他にも、
- PCスキル
- 分かりやすく説明する力
- 英語力
- 緻密さ
- コミュニケーション能力
など、数学より重要な能力はたっぷりあります。
理由④会計は、そもそも文系分野
もちろん、文系科目でも経済学などでは数学の知識が必要になりますし、「文系科目=数学不要」と考えるのは単純すぎます。
とはいえ、会計の世界…しかも経理実務の現場に限って話せば、「文系大歓迎」の世界であることは間違いがありません。
「文系だから」「数学が苦手だから」という理由で、経理を避ける必要は無いと思いますよ。
理由⑤実例がある【加減乗除もあやしいのに優秀な経理部員】
身近に実例が存在するということで、自信をもって「数学嫌いでも経理はデキる」と言い切ることができるわけです。
センパイは
とか
とか、算数的なトンデモ発言を繰り返していますが、
- 経理部の出世頭
- 上司からも後輩からも他部署からも頼られ
- 会計知識も豊富で
- 高難易度のプロジェクトに引っ張りだこ
超・優秀な経理部員なのです。
数学嫌い&経理に興味のあるみなさん、ぜひセンパイのような姿を目指してみてください!
まとめ:数学嫌いさんも経理にチャレンジ!
経理は
- 楽しい
- ラク
- 数学嫌いでもOK
- ワークライフバランス最強
- いつでも転職できる
という、なかなかおいしい仕事です。
もし経理に興味がわいたけれど、本当に数学嫌いでも大丈夫?と不安であれば、まずは簿記に触れてみることから始めるのをオススメします。
ネットスクールのクレアールなら、簿記講座の資料請求をすると講座サンプル教材が無料で貰えます。
簿記がどんな世界なのか、本当に数学が苦手でも大丈夫なのか、チェックするにはぴったりです。
それではまたっ!
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