こんな疑問に答える記事です。
未経験者にとって
- 経理への転職は、難しいのか?
- 経理の実務は、難しいのか?
という2つの切り口で、経理の難易度を解説していきたいと思います。
- 経理の転職は、未経験者には難しい
→年齢・資格・タイミング・エージェントのサポート等でカバーできる可能性大 - 経理の実務は、未経験者には難しい
→ちゃんと簿記の勉強をすれば問題ナシ
ちなみに、未経験者の経理への転職なら、MS-Japanというエージェントは利用必須。
管理部門専門のエージェントでありながら、未経験者もしっかりサポートしてくれます。案件数が多いのも特徴ですね。
※今なら未経験でも、おいしい転職先がみつかるかも!まずは相談して情報収集するのが大切です。
一方、既に経理に内定している・配属されている未経験者は、今すぐにでもクレアールを使って簿記を学ぶべき。
超・効率的な勉強法で、実務で使える理解度が最短距離で手に入ります。時短学習への工夫がこらされているのもポイントですね。
※簿記の最初でつまづくと、経理をやっていくハードルはグッと高まります…。変なクセをつけないためにも、良いスクールを活用して、ササっと「初心者」を脱出してしまいましょう!
目次
はじめに:経理ってそもそもどんな仕事?
※当サイトでは、経理歴10年超・現役の経理部員である運営メンバーが、経理に関する情報をたくさん発信しています。ぜひいろいろな記事を読んでみてくださいね。
経理の魅力
経理の魅力は
- 専門家になれる
- マイペースに仕事ができる
- 会社の動きが数字でわかる
- 家計・投資に活かせる
- いつでも転職可能
といった感じですね。
経理の向き・不向き
経理に向いているのは
- 勉強好き
- 会計・法律等に興味アリ
- ひとり仕事が好き
- 説明が得意
- まじめ
- 心配性
というような人。
反対に、経理になるのが難しいのは
- 「向いている」に当てはまらない
- 理屈で考えるのが苦手
- 整理整頓が苦手
- データ分析が嫌い
- 繰り返しが嫌い
- 誰からも嫌われたくない
というような人です。
経理への転職は未経験者には難しい?→難しいけど今ならイケるかも!
正直、カンタンとは言えません。
経理はどちらかというと、経験者と未経験者の壁が厚い業界と言えるでしょう。
経理への転職が未経験者には難しい理由
まずは、経理への転職が未経験者にとって難しい理由。これは単純です。
背景としては
- 簿記等の専門知識が必要な仕事だから
- 向き・不向きがはっきりする仕事だから
- 未経験者には、とっつきにくい仕事だから
- 即戦力が欲しいから
といった事情が考えられます。
難しい経理への転職。成功させるには…
- 年齢・資格・タイミングでカバーする
- 最初は条件をゆるめにする
- 優秀な転職エージェントの助けを借りる
と、3つのポイントがあります。
①実務経験がないなら、他の要素で勝負しよう、という話です。
経理の転職で重要なポイントは、実務経験だけではありません。
- 年齢は?(若ければ若いほど有利)
- 資格は?(日商簿記検定1級・USCPAなどはコスパが最強)
- 転職市場の状態は?
といったことによっても、転職の成否は変わってきます。
「資格をとる」「転職市場が売り手市場のときに転職する」といったことが、実務経験をカバーするポイントになるわけです
②初回は「実務経験」を積むために、給料や待遇などの条件をゆるめておく、という戦略です。
- はじめは条件を緩めて、とりあえず実務経験を積む
- 実務経験が手に入ったら、より良い企業に再転職する
最初から、再転職によるステップアップを視野にいれておくことで、応募企業を増やすことができます。
経理は、いったん経験者になってしまえば、転職のしやすい職種です。会計事務所→上場会社、中小企業→大企業といった転職もめずらしくありません。
③最後に、いちばん重要なのは、「優秀な」転職エージェントの助けを借りることです。
- 未経験者も歓迎してくれて
- 経理に詳しい
- 良い求人案件をもっていて
- 丁寧な対応をしてくれて
- もちろん無料
というエージェントでないと、話になりません。
個人的なおすすめは、MS-Japanなどです。管理部門の転職に特化したエージェントですね。
- 履歴書の書き方
- 経理と関連づけた職歴アピールの仕方
- 未経験者に優しい企業
など、優秀なエージェントならではの情報をバッチリ活用しましょう。
新卒で経理に配属されるパターンは、2つあります。
- 経理の専門職採用で、経理配属を確約する内定をもらう
- 総合職採用で内定をもらい、「たまたま」経理に配属される
②のたまたま配属は運の要素が強いので置いておくとして、①の専門職採用はかなりの難関。狭き門です。
そもそも専門職採用を実施している会社が少ないので、1名の募集に100~1,000人近い応募があったりします。
これを勝ち抜くためには、「他の学生よりも経理に詳しくなる」ことが必須条件。
- 経理部員のリアルな話をきく
- 経理入門書を読んで知識をつける
- 簿記などの資格をとる
など様々な手段を駆使して、少しでも内定に近づくことです。
経理の実務は未経験者には難しい?→難しいけどなんとかできる!
未経験&経理に関する知識ゼロの人には、少しとっつきにくいかもしれません。
経理実務が初心者には難しい理由
- 専門用語が多い
- 数字だらけでわかりにくい
- カンタンな処理と難しい処理の判断がしにくい
- 1円も間違えない細かさと、大局観のバランスを求められる
といった点が、未経験者にとっての壁になりやすいかと思います。
とはいえ、毎日・毎月・毎年似たような処理を繰り返す、ルーチンの仕事もたくさんあります。前年の処理を参考に、パズルを解くようにして完了できてしまう業務もあるわけです。
また、簿記の勉強をすれば、専門用語や数字にも慣れていきます。簿記は、学習教材やスクールが充実していますから、コツコツやれば必ず理解できるようになるでしょう。
難しい経理実務。やり抜くためには…
とりあえず、
- 電卓を買って
- 経理に関する本を読んで
- 日商簿記検定の勉強をはじめる
といいでしょう。
日商簿記検定は、3級なら高校生でもバンバン受かる資格。さほど身構えずに取り組んでみてください。
日々の業務でのポイントとしては
- 知らない言葉はググる
- 周囲の先輩に、素直に教えてもらう
- ミスをしないように、よく気を付ける
- 過去の資料を良く研究する
といったことを心がけると、うまくいきやすいと思いますよ。
まとめ:経理は難しいけど、なんとかなるし悪くない
未経験の人にとって、経理は
- 転職しにくい
- 業務がとっつきにくい
ちょっと難しい仕事です。
経理に転職しようと思う未経験者は
- 資格をとる
- 1社目は条件をゆるめにする
- 優秀なエージェントの助けを借りる
ことで、可能性を上げつつ、転職市場の市況が良いタイミングで転職活動をしましょう。
はじめて経理業務に取り組む未経験者は、ともかく
- 電卓を買って
- 経理に関する本を読んで
- 日商簿記検定の勉強をはじめる
ことが大切。
経理は、未経験の人には、少し難しく感じられる仕事かもしれません。
でも、慣れてくれば
- 楽しい
- ワークライフバランスがとりやすい
- 会社の動きがすべてわかる
- パズル的におもしろい
- 転職しやすい
など、メリットもたくさんあります。
興味をもったり、配属されてしまったり、何にせよ、経理と縁のあったみなさま。ぜひ一度、経理に真剣に向き合ってみてください。
きっと、悪くない未来が開けていると思いますよ。
それではまたっ!
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