未経験から経理に転職する基本戦略!専門性を身につけてお気楽内勤生活を手に入れよう!

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こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

未経験から経理に転職する方法についてまとめていきたいと思います。

 

①転職の大前提

未経験で転職しようとした場合、20代であればチャンスがあると思いますが30代となると相当厳しいです。前職の職務内容によりますが、ほとんどチャンスがないのが現実だと思います。

30代の人が未経験から経理に転職しようとすると「個別の事情」が大きく影響するので、一般論があまり通用しません。したがって、ここでは一般論が通用する20代の方を前提に話を進めたいと思います。

 

②ターゲットを絞る

まずは、どのくらいの規模の会社を目指すのか決めておく必要があります。なぜなら、それによって転職難易度がまったく異なるからです。5パターンに分けて考えます。

  1. 上場企業
  2. 中小企業
  3. ベンチャー企業
  4. 外資系企業
  5. 会計事務所

 

上場企業【難易度高】

未経験の場合、上場企業に転職するのはまず困難です。なぜなら、少ない求人に経験者達が殺到するからです。さすがに分が悪いというか、未経験で太刀打ちするのは厳しいです。

未経験から経理で上場企業へ転職したいと思うのなら、いったん上記②~⑤を経由する必要があります。結局、経験者になる必要があるということです。

中小企業やベンチャー企業で経験を積めれば、ワンチャンス出てくると思います(年齢にもよりますが)。

 

中小企業やベンチャー企業【難易度中】

②中小企業や③ベンチャー企業は、①上場企業に比べると比較的チャンスがあります。中小企業の場合は欠員補充、ベンチャー企業の場合は事業拡大のための人員採用のケースが多いです。

特徴的なのは、

  • 中小企業の場合は「経理以外の業務もできる・やる姿勢」が、
  • ベンチャー企業の場合は「自社をとりまく環境、自社製品に関する深い理解」が

それぞれ求められるという点です。

中小企業の場合、経理・人事・総務あたりの業務が1部署で行われている可能性があります。経理専門の要員を複数人雇うほどの規模もなければ、必要性もないというわけです。したがって、経理に限らずもう少し広い(そして浅い)スキルが求められるのです。割と「何でも屋」さんかもしれません。

イメージとしては、売上高100億円規模の会社でも、経理専属の人員は3~5名程度です。

ベンチャー企業の場合、スキル以上に「企業ミッションへの共感度」等が重要になります。経理がしたい!というよりは「この会社の理念に共感したので一緒に働きたい!」という姿勢を前面に押し出すことになります。実体験から言っても、スキルがあってもここが合わないと転職は難しいようです。

何にせよ、上場企業より待遇の良い中小企業・ベンチャー企業はいくらでもありますから、会社の規模を気にせず優良案件を狙っていきたいところです。

 

外資系企業【難易度中】

外国人からすると、私たち日本人は「日本語のプロフェッショナル」です。実はこの点で、私たちはすでに特技を1つ持っていると言えます。これに加えてある程度英語ができるなら、あっというまにバイリンガルのプロフェッショナルです。

会計ルールはともかく、税制に関して言えば絶対に日本の法律を無視できないので、日本の税制に詳しい人間を雇う必要があります。

日本語(+英語)と税務、ここが未経験から経理職へ転職する1つのポイントになります(外資系企業の場合、そこまで高い税務スキルは求められません。最低限の申告処理が出来れば良いので2~3ヶ月もあれば一通り身に着けられます)。外資系企業は、比較的入社難易度が低い割に、給与がやたら高いので狙い目かもしれません。

タックスアカウンタントの場合、そこまで英語力が求められないので(国内の申告業務なので当然です)、入社さえできてしまえば後はどうとでもなります。

 

会計事務所【難易度低】

今まで見てきた中で、もっとも転職難易度が低いです。ただし、大問題として、会計事務所は一般にブラックです。いわゆる激務・薄給です。営業よりもまったりした管理部門の平和な日常を夢見て入社するとひどい目にあいます。

  • 独立を目指すか
  • 一般企業への転職のための1ステップにするか

それ以外のパターンでここに就職するのはあまりオススメできません。搾取され続けることになります。

 

③ターゲットに合わせて資格・経歴を整える

どのターゲットにも使えるのは簿記2級です。しかし、簿記2級レベルだと苦戦必至ですので、ここからいかにプラスアルファを重ねていくかが重要になります。

プラスアルファの資格としておすすめなものを列挙します。但し、いずれも難易度は高いです。

 

日商簿記1級

まずは日商簿記1級です。合格率10%程度で、内容自体もかなり難しいです。しかし、それだけのことはあって、転職市場で日商簿記1級を持っているとかなり有利になります。未経験という前提を考えると、これぐらい難易度の高い資格を取るぐらいの気合が欲しいところです。

 

英語力

上場企業や外資系企業に入りたいなら、プラスアルファというより必須事項かもしれません。TOEICで最低600点、できれば730点以上欲しいところです。ちなみに、語学力は収入に直結します。

英語ができる人材を欲する企業は、相対的に年収等の待遇が良いです。同一の労働条件で比較した場合、1.2倍ぐらいになるイメージです。

 

USCPA(米国公認会計士)

早くて取得に1年半~2年ほどかかる資格です。予備校利用が必須なので、受験費も併せて100万円近くかかるのがネックです。しかし、外資系企業への転職を考えた場合、その効果はかなり高いです。

4科目に合格する必要がありますが、各科目の合格率はそれぞれ40~50%ほど。2人に1人は合格する試験です。

昔と違い、今では日本国内で受験もできるので、実はそこまでハードルが高くありません(もちろん、ナメてかかるとひどい目にあいます)。日本の会計士試験とは違い、やれば受かると言われている試験です。時間はかかりますが、人によっては日商簿記1級の方が難しいと言います。

経理マンがUSCPA(米国公認会計士)を取得するメリットを考えてみた

2017.03.08

USCPAの取得をきっかけとして、「監査法人に1~2年→外資系事業会社に転職」などの成功する事例は比較的よく見受けられるケースです。

繰り返しになりますが、英語がからむ案件、外資系企業への転職は「給与が高い」ケースが多いので、USCPAの取得コストは苦労せずに回収できると思います。

外資系でマネージャーやCFOを目指す場合でも、USCPAは間違いなくプラスに働きます。

 

その他の戦略

未経験なのがネックになるなら、社内で異動希望を出して管理部門に異動させてもらうという手があります。2年ほど経験を積んで、それから転職活動をすればOKというわけです。

異動希望の通し方は社内それぞれだと思いますが、効率よく経理市場における人材価値を高められるため、一考の余地があります。

その他、履歴書や面接で役に立ちそうな戦略としては、未経験者が経理職に転職するための3つの戦略が参考になります。次の2つですね。

  1. 前職の経験の中で、経理の素養が垣間見えるエピソードを作る
  2. 実際に会社の経理っぽい仕事をする

是非リンク先の内容を見て下さい。特に経理っぽい仕事をするというのが重要です。

 

資格等に関するまとめ

結局、簿記2級をベースとして、

  • さらに会計スキルを高める(日商簿記1級)
  • 語学力をプラスする(TOEIC730以上)
  • 外資を目指して会計+英語をバランスよく学ぶ(USCPA)

という方向性です。日商簿記1級、TOEICの他にも色々な資格がありますが、費用対効果は悪いと思います。取得に見合った成果が得られるとは考えにくいので、素直にここでチャレンジするべきだと思います。

しかし日商簿記1級やTOEICは難しい!というのであれば、簿記2級をベースにして、会計事務所等を経由してから事業会社の経理を目指すことになると思います(会計事務所は本当にブラックなので、これはあまりオススメしません)。

難しい資格を列挙してしまいましたが、日商簿記1級やUSCPAに合格できるぐらいの根性がなければ、理想の職場環境に身を置くことは難しいかも知れません。

転職できたとしても、激務薄給では本末転倒です。体よく利用されないためには、やはり専門性を身につけることが必須です。

20代はまだまだ若いので、新しい専門分野を学ぶ時間は十分残されています。思いきったキャリアチェンジの意識が大切ですね。

 

まとめ

未経験であることが、転職のハードルを高くしています。そこで、

  • 社内異動によって経理の経験を積む
  • 副業などで経理っぽい仕事をする(会社設立して、税金申告を経験する)
  • 経理に関係ない職歴(営業)を、無理やり経理経験に紐づける

などをすることによって、少しでも「未経験感」をなくしていくことが重要になります。

「資格」+「未経験感の払しょく」を主軸として、中小企業で欠員がでることや、ベンチャー企業が事業拡大するタイミングなどを虎視眈々と狙うのが良いと思います。

一度経理業界にはいれてしまえば、その後は非常にハードルが下がります。経理業界内部の人材流動性は高いからです。うちの職場でも転職回数3回4回の人はざらにいます。

とにかく、未経験からの転職の場合、経歴と同じくらい「タイミング」が重要になるので、転職サイトに登録して常に網を張っているべきですね。どこから優良案件が転がりこんでくるか分からないですから。

この記事で書いたことは「一般論」なので、それぞれの職歴やその他の特技によっていくらでもやりようはあると思います。もし「こんな経験・特技があるんだけどどうだろう?」という方がいらっしゃいましたら、ご相談頂ければ個別に対応します!

こびと株.comは経理に興味がある皆様を心より応援しております!

それではまたっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comのボス(役割:投資対象の選定)。お金の話と健康をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理/財務部で財務諸表を作成している会計の専門家(日商1級・証券アナリスト)。40歳時点で給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。