ニホンフラッシュ 2019年3月期第1四半期決算(2018年7月30日公表)
ニフラより2018年4月1日~2018年6月30日の業務報告が届いております。
経営成績の報告

当第1四半期 前第1四半期
売 上 高 38.3億円 35.4億円
営業利益率 9.6% 11.0%
1株純利益 21.98円 26.50円
配当予想 25円(中間)+25円(期末)
なかなかひどい減益っぷりです。
営業利益で6%、経常利益で20%近く減少しました。
売上は伸びていますから、利益率の悪化が目立ちます。
- 中国当局による環境規制強化への対応
- 吉屋(青島)新工場の創業経費・減価償却費
- 前年の臨時的な営業外収益の影響
あたりが原因のようです。
③はともかく、①②は少々気がかりです。
通期業績予想に変更はないことから、第2四半期以降の巻き返しに期待したいと思います。
財政状態の報告

当四半期末 前期末
総 資 産 231.6億円 242.8億円
1株純資産 1,414.63円 1,448.51円
自己資本比率 76.5% 74.7%
A(※)/総資産 26.3% 29.4%
※A=現金預金+有価証券+投資有価証券
財政状態については、特に気になるところはありません。
現預金の減少は、主として配当金支払などによるものでしょう。
純資産の変動要因になっている、為替換算調整勘定やその他有価証券評価差額金は、毎期増減するのが普通です。
少々経営成績が揺れ動いても、ビクともしない財政状態。
この安定感こそが、こびと株のよいところだと思います!
配当金について
配当予想は、前期末の発表通り50円(中間25円+期末25円)で維持されています。
業績予想ベースでの配当性向は24%程度。
まだまだゆとりのある数字です。
現預金の残高から言っても、配当余力は十分と言えるでしょう。
キャッシュフローを十分に確保しつつ、経営成績の安定と配当の増加に努めてほしいと思います。

それではまたっ!
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